ニコニコ大百科

大して変わらんだろ
それが嫌なら匿名掲示板なんて煽り合いが起こるサイトなんて訪れ無ければ良いだけでしかない
そもそも広告って普段調べてる検索から類似性のある奴が選ばれて表示される奴が多いんだから、汚いと思ってるならそれ君が汚れてるだけだぞ

ケンの言葉を改変してノスタルジーを取っ払っただけだぞ

あ～なるほどね…すまんかった
なんかこう見てみるとネットの愚痴と変わらんな

「昔は良かった」という感性が強く普遍的なものだから、今でも名作たり得ているよねこの映画
流石に高度経済成長期をリアタイで生きた人間ほどの共感は難しいにせよ、「今を生きる自分と過去の自分」という視点に置き換えて見ることができる

それこそ今後めちゃくちゃ景気が良くなって世界が激変したりしない限り、この映画の普遍性が失われることはないだろう
そういう意味では悲しいね、日本の衰退に依存したテーマというか

我々はポルポト(野原しんのすけ)になり過去を捨てねばならぬ

しんのすけがポルポトとか冗談にしては悪質がすぎるぞ
過去を捨てろって否定してるんじゃなくて未来を奪うなって言ってるだけだろ

それは同じことだよ
それにしんのすけと共に立ち向ういつものメンバーにはメガネが居ないがケンはメガネをかけている
カンプチアも今の日本のように
今の日本はダメだ！オリンピック万博の輝きをワンモア！と似たことを言う大人が支配する帝国だったのだ
だから子供たちが
大人になって綺麗なおねいさんすなわち大人になった同年代の異性とお付き合いしたいという邪で健全な願いの下に
子供だけの軍隊を組んで襲い掛かる怪獣ヒーローや魔法少女やカンフー文化を忘れられない大人達と文化そのものを念入りに轢殺して捨てた
過去を捨て保守をしないことで未来を手に入れられる

未来を掴むとはどういうことかは「21世紀を手に入れろ」が流れる場面見りゃわかると思うが
「ひろしの回想」でも子どものひろしが父親に自転車乗せてもらって漕いでもらってるシーンから野原一家がそれと同じように家族で自転車走らせてるシーンもあるんだから過去を否定してる訳じゃないよ
上京してみさえと出会ってしんのすけやひまわり生まれてシロも迎えるという過去の出来事が現在と未来に繋がるんだから

>>457
過去があるからこそ現在も未来もあると何度も言われてるだろうが…
そもそも昭和時代の文化もその前の文化から受け継ぎ、今も流行りや姿を変えただけで根本は変わらん。「今の文化は昔とは違う！昔の文化は捨てるべき！」というのは今の文化が地続きなことを見ようとせずケン達の主張を裏返しただけ。
そしてどっかの時点で変化についていけずケンと全く同じ事を言うようになるだろうよ

>>457
昔があるから今に変化していくっていう地続きなことを無視した意味不明なこと言ってるな
昔の文化が流行によって変化したからって昔の文化の否定にはならないんだが？
こういう謎理論持ち出して逆張りする奴って本当に思考回路どうなってるんだろ

今現在起きてるウクライナ侵攻は思想的にリアルでオトナ帝国をやろうとしてる結果とか誰かが言ってたが
プーチンの思想は昔の時代に戻したいみたいな思想あるのか？

何度も見たはずなのに今見返しても新たな発見があるな…
並べられた魚を何度も盗む猫や誰もいなくても道をただ歩く野良犬。そうしつけられたから繰り返しているだけの存在をクライマックスに映した直後に、自らの意志で身を呈して追手を食い止めて未来を繋ごうとするシロが対比として描かれているのに今更気付いた。

>>461
あの頃は良かった、みたいに思ってそうな節はあるね。
ウクライナどころかフィンランドまで狙いそうな気配があるから、理想としてるのはソ連を通り越して帝政時代だろうか。
とすると、さしずめ「領土くれよんプーチン 嵐を呼ぶ モーレツ!ロシア帝国の逆襲」ってところか。

この掲示板の過去ログでちょこちょこ議論されていたが…
クレしん映画といえばどれが「みんなのみたいやつ」なのか？
オトナ帝国や戦国が文学的に偉い？
ハイグレこそがTVシリーズと通じるクレしんらしさの体現？
ヤキニクロードのようなナンセンスギャグ全振りの挑戦的な作品こそがマスターピース？

色んな意見があるだろうが、まさにその、「次の新作がどんなものかは観てみるまでわからない、王道から奇作まで色んなタイプの映像体験ができます」という一点こそが「クレしん映画」だ、と俺は思う。

久々に見たけどやっぱり序盤30分くらいが不気味で怖かったしひろしの回想で泣いちゃった、いい映画だ

過度な懐古を戒めるための作品が今では懐古厨の神輿になってるの皮肉効いてて好き
「今」から放映当時までの期間が、ケンやチャコにとっての「今」から「懐かしい時代」までの期間に追いつこうとしている

劇中では20年も生きてない紅さそり隊も「オトナ」の区分に入ってたわけだし、
もう21年前のこの映画はすでに懐かしむべき昔になってたんやなぁ・・・

よく誤解されるけど、オトナ帝国の野原家や春日部市民の日常生活の描写って01年当時から見ても一昔前の平成初期のものだったよ。
全くネットやメールや携帯が出てこないし。
01年当時の携帯・PHSの普及率6割だから、あの現在を生きてる春日部市民のライフスタイルは一昔前のやや古いものだった。

このへんほぼ同時期に作られてて、近未来という設定だけど携帯やメールが重要なガジェットになってる新海誠監督の「ほしのこえ」と比較すると興味深いと思う。

平成初期でもまだ携帯があまり普及してなかったんだな‥こう考えると短い期間での変化が大きいな

平成初期というか90年代前半は携帯が普及してなかった話は、リアルタイムで知らない世代だとわかりにくいかもしれない。
例えば、90年代前半に始まった金田一少年の事件簿は、作中のトリックや閉鎖空間がその後の携帯やネットの発展でおかしくなってしまった部分が散見される。
一方、名探偵コナンは作中でこの手の通信機器の発達をガンガン取り入れてるね。

そういう意味でも、オトナ帝国はネットや携帯などが普及してなかった一昔前の日本のライフスタイルが消えていく過渡期を映した作品だったのかもしれない。

平成博の住人達は皆口を揃えて「クレしん映画の最高傑作はオトナ帝国」と言い続ける

>>467
あれ見てて、どっからが「オトナ」の境界線だったんだろう、と思ってしまった。

>>460
つーかそいつが古い文化として例に挙げてる怪獣ヒーローとか魔法少女、しんのすけ達も大好きだからな
大して知りもしない癖に逆張りじみた持論展開して、深い事言ったつもりになってんだろうな

序盤の風間くんの台詞「懐かしいって、そんなにいいことなのかなあ？」
意に適った続編やリメイクだとめちゃくちゃ面白い上に安心感半端ないから実際その通りだと言わざるを得ない
解釈違いだと可愛さ余って憎さ百倍になるけど

＞序盤の風間くんの台詞「懐かしいって、そんなにいいことなのかなあ？」

何気ない台詞のようで、深いな。

>>474-475
桑田佳祐の曲の歌詞に
「在りし日の己を愛するために 思い出は美しくあるのさ」
というのがある

>>476
自分もある程度歳を取って「あの頃は良かったなあ」って思い返すことが増えたなあ。

俺は戻りたくないなあ
今の便利なシステムを知ってるから当時のローテクっぷりに耐えられる気がしない。懐かしさよりも不便さに目が行ってしまう。あと個人的にどこの時代に戻っても地獄しかねえ…

あ、今は関係なく当時の何も知らない時代が良かったという意味か
…それでもやっぱいいっす

よく終盤の怒涛の泣かせで「しんちゃんらしくない」ってレッテル貼られがちだけど
序盤のスナックの雰囲気に当てられるしんのすけ達や敵との追いかけっこ展開
中盤の名シーン、幼稚園バスでのカーチェイスシーンとか
普通にギャグもキレッキレでしんちゃんらしいエッセンスはちゃんとある
「ひろしの足の臭い」を人生のメタファーにする発想もクレしんならではだし
散々ひろしの回想で涙を搾り取った後に間髪入れずにギャグ入れて中和するのも
クレヨンしんちゃんの映画らしい品の良さにあふれてると思う