ニコニコ大百科

対義語：全部同じじゃないですか

>>1
実際まさにそれで、両さんが使う論理をそのまま、
しかし両さんを論理で痛めつけるのではなく
理解してもらうためにおだやかに説明したのが中川

無粋なこと言うと性能面での車の話は工業デザインだし
服の話を同じ土俵に乗せるなら着心地とか断熱性とか
そういう方向で高いわけじゃないから結局怒るべきだと思う

スポーツカーの最終目標ってマグナムトルネード（飛行機能なしでのごく短時間の完全な飛行）なんだっけ
あれをやるためにはガチの音速越えと耐えるボディと運転手保護
そして最後に燃料と安全装置とまあ控えめに言って兆円行くわ

中川が出来た人間すぎる

>>3
まともな高い服は縫製がしっかりしている＝耐久性が高い、高価な素材を使用＝着心地や断熱性が高い
が理由だから普通に同じ土俵の話やぞ。

9割が広告料だろ
レーシングチームだの、ファッションショーだの「働かないキラキラ部署」に無駄金を注ぎ込んでるから

これと似たような話で両さんが現代アートにキレる話もあったよね

人件費でも高くなるから、高い＝耐久性があるとは一概に言えないような...まあ使い方次第だけど。

縫製すらないスプレーで服を作る一例

Coperni Spray Dress
https://www.fabricanltd.com

>>8
自分が覚えてるのうちでは書道もあったけど、あれはとにかく理解できないって話を一方的にしてほぼフォローなしでちょっと嫌な感じだった覚えがある

ここ見に来てる奴がこの話から一番学ぶべきなのは「僕の煮込み良かったらどうぞ」の部分だと思った

一人の誰かを諭したところで大多数の人間は皆両津みたいな思考に至るよ
高いもんは高いし、職人の努力とか知ったこっちゃない
物としての役割を「使えるか使えないか」なのかが問題なんじゃないか

人を乗せて自走できる機械が高々200万円から買えることの方がおかしいんだよね
自家用車サイズの機械なら1000万円以上するのが普通だし物によっては軽く1億円越える
自家用車は超大量生産と汎用部品大量使用(と下請け酷使)してるから格安になっている
スポーツカーは量産機とはいえオーダーメイドに近いからあの価格になるし救急車や消防車も土台となる車は数百万円程度だけど装備と組み立てが特注になるから億近い金額になる
だから格安品も技術者のこだわりの結晶も性能的には価格ほどの差は無い

相手に合わせてわかりやすい説明する中川もすごいけど、それを聞いて素直に認識を改められる両津の柔軟さもいい

例え話で相手の立場に置き換えても、わからんとか「それとこれとは話が違う」とか理解する気がなかったり、思い当たる節があっても突っ張って認めなかったりするような人多いからね

「それがどうした！ワシにとって、服と車じゃ求めるものが違うんだよ！！」

とか言わない辺り、両さんは割とフェアネスを弁えてるよな。
中川くんの説得も凄いけど。

>>13
というかこれ「運動性能を極めたマシン!」の部分を無視してるから、奇妙な服の擁護としては間違いなのよね
外観が車なんだからエンジンとか積まなくてもいいよな？に近い

僕の煮込みよかったらどうぞ（カニバリズム）好き

「僕の煮込みよかったらどうぞ」でさり気なく譲歩しつつ休憩タイミングを差し挟む技術はマジで大切

>>16
求めるものは人それぞれ、という大前提を両さんは弁えてるから
競馬で金かけて勝てれば馬の生い立ち背景なんぞどうでもいいという側の人間ではないからすんなり呑み込める

（ヽ´ん`）ほいよ、具沢山・アチアチ・煮込み 良かったらどうぞ
追加でご飯足してもいいし、店で高い金出すことはないんだよ

>>16
金儲けの（立ち上げの）商才と技術の粋に理解のある男が警官やってるような人間だからな…
それと同時にドツボにはまりやすいのでトラウマも抱えやすい
というのが後のファッションに否定的だった理由のエピソードでも補完されてる
これらがギャグ漫画を連載していくうちに形成された事が凄い

>>13
別におかしくはないと思うが。フェラーリとかなんかピーキー過ぎて日用車としては使い物にならないだろ
こんなのどこで乗るんだというのは正しく奇妙な服そのものだぞ

結局これの話って高価な服と車が何で高いのかって話を両津の好きな物に絡めて説明したって話だから、上で話してるような車の部品がどうとかは全く関係ないよね
このジャケットは服飾界のスポーツカーみたいなものだからそれだけの技術と素材を投入されたからそれだけお高いんですよ、ってだけのお話で車側の話は例えであって比較ではない

オーディオでたまに見るが、開発費を回収しちゃったら10万から2万3万に定価を落とすってのがあるのよね
でも、高級車も服もそういう値下げを全然やらないどころか、客を見て入店拒否するまでやるのが悪質
その結果、優良なミドルグレード商品が極端に少ないという状況が起きる

中華イヤホンとか、1万で売ってたのが半年～1年で十分回収すると、セールで3000円くらいまで落としてくるし、それで売れるとその値段のまま増産するからいい商品が行き渡る
その結果、定価3000円前後であまり値下げせず売ってるような商品は危機感から質を上げて勝負してくるから、そこで競争が発生して質が上がるってのを短いスパンで繰り返して、例を見ない速度で成長してる
車も服も名前で売り始めると、質で殴り合うことがなくなって成長しなくなるんだよな

オーディオ界隈には有名なゴールドムント事件というものがありまして

「そう言えば…あるファッションカメラマンがスーツのモデルにサーファーを選んだ
デザイナーたちは猛反対した！
ところがサーフィンで鍛えた胸板と日焼けした顔と髪がスーツにピッタリだった！

常識外れの発想が新機軸を産みだす
先輩の"遊び人オーラ"には誰にもかなわないよ」

後半で出てくるこの先輩だからこそできる、先輩じゃないとできない事という決断と信頼で両さんを起用した事が分かる中川のコメントも好き
白鳥の方がイケメンモデル達を教科書通りに起用してきて両さんが不安になる所を
「これはF1レースです。日本人ドライバーとして自信をもって！」と力強く送り出す所もまた良いし
白鳥がしっかり破産してるオチまで含めて、すごく好きな話の一つ

>>23
それがわからない人がまさに>>15の後半部分と全く同じ行動してるっすね

何だかんだで中川って両津とめちゃ仲良いし気の合う友人だよなって言うのが分かる一幕
変人だけど言って分からない人じゃないってちゃんと分かってるんだよな

要はガンダムで例えてっていう人に本当にちゃんとガンダムで例えてるようもんでしょ

会話内に二つしか出てこないから>>3とか>>13とか勘違いしている人がいるけれど、
二択じゃなくて三択なのよね
A. とにかく安い量産品
B. 高機能なため高くなった量産品
C. 日常では使えたものじゃない超高級な品

Bが会話に出てこなかったから、BとCを混同して話をしちゃう