りんねとは、『プリティーリズム・レインボーライブ』での登場キャラクターである。
CV:佐倉綾音
見た目は14、5歳。記憶を持たない女の子。無表情、無感動。話す言葉も極短い。
普段は無表情だが、プリズムショーでは表情が一変、軽々と連続ジャンプを成功させるなど卓越したテクニックを見せる究極のプリズムスター。
普段は無表情、無感動だが、プリズムショーとなると暴走し、作中(第9話の時点)では天羽ジュネしか出来ないとされる4連続ジャンプを飛ぶ。
プリズムストーンオーナーの荊千里は、りんねが4連続ジャンプを飛ぶということを何故かCG(間違ってはいないが)やマジックなどと称して隠そうとしている。
物語開始当初では完全に無表情だったが、なる達と触れ合う中で次第に笑顔などの表情も見せるようになっていく。時々発する彼女のひと言が、人の心を動かすことも多く、迷い悩む少女たちを抱きしめて優しく包み込んで慰める母性の持ち主。
途中からなるの家で暮らすようになり、なると仲睦まじく同じ布団で一緒に就寝している。この様子は2クール目のOPでも描かれている。対外的には荊千里の親戚、「荊りんね」ということになっている。
好物はホットミルクとジンギスカン。修学旅行で北海道へ行った際には羊を前に恍惚の表情を浮かべていた。
プリズムショーでの曲(マイソング?)は他のキャラクターとは一線を画しており、中の人の熱唱も相まって、ラスボス感さえ漂う神曲である。ソロアルバムではなるがこの曲を「gift」と命名している。(アニメ本編ではりんねが自己申告している。)
その正体はプリズムワールドからの使者である。ちなみにかな恵空間プリズム空間もプリズムワールドに繋がっている。
プリズムライブという新たな煌めきを広める旅の途中、何らかの事故に巻き込まれて作中の世界に迷い込んだ。
このことはピコック先生によると何かとんでもないことが起こっていてこのままでは非常に危険らしい。
りんねがプリズムワールドに戻るには、7つの煌めきを極限まで高め、プリズムの煌めきを取り戻さなければいけない。
レインボーライブの世界に来る以前はピコックともども『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』の世界にも迷い込んでおり、上葉みあをはじめとするそちらの世界の住人とも面識がある(詳細は後述)。
※以下ネタバレを含みます↓
実際には"りんね"は複数個体が存在し、天羽ジュネもまた"りんね"の1人だった。
"りんね"は世界を移動する際にその世界での記憶を失ってしまうため、氷室聖への愛情を忘れたくないジュネはプリズムワールドへの帰還を拒んでおり、りんねがRL世界に迷い込んだ事故は、ジュネが自らのフェザーを引きちぎった余波によるものである。
ジュネのプリズムショーを見ることで記憶を取り戻したりんねは、自らの使命を果たすためにジュネと「デュオショー」という体で決闘を行う。決着はつかなかったが、プリズムショー中の対話でジュネの聖への強い愛情を知り、手向けとしてペアとものスタンを託す、ジュネが消滅しかけた際に体を貸し与えるなど、同情的な行動も見せた。
そしてなる達に別れを告げ、プリズムワールドへ帰還した際には記憶は失われてしまったが、なるから学んだ「ハピなる」という言葉だけは忘れず、別の世界へもプリズムの煌めきと共に広めていこうとしている。
先述の通り、開始間近の本編に先駆けて『プリティーリズム マイ☆デコレインボーウェディング』に顔見せで登場し、『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』の面々と交流している(関連作なので深く考えても仕方がないが、Prizmmy☆が全員シンフォニアシリーズを持っている、PURETTYがまだ日本にいる、などからおそらく時系列は本編最終盤)。
またその出自から事あるごとに登場し、シリーズ全ての物語世界内に現れている数少ないキャラとなっている。
※以下ネタバレを含みます↓
記憶ごと自我まで失ってしまったためなるやモモのサポートが必要だったレインボーライブ本編に比べると、『プリティーリズム マイ☆デコレインボーウェディング』では記憶を失ってアイデンティティの喪失を認識しながらも自我は残っているので自発的に行動し、レインボーウェディングをめぐって主人公(プレイヤーキャラ)のライバルとなっていく。また、コーデにあわせてそのコーデの属性になりきって特性を発現できるという能力が明らかになっている(そのため普段とは全く異なる口調になってギャップがすごいことに…)。ただあくまでもイレギュラーな存在として認識されながらも彼女の正体が明らかになることはなかった。
『プリティーリズム・レインボーライブ きらきらマイ☆デザイン』では舞台がレインボーライブ本編中盤のため本編同様あまり積極的に行動することはないが、主人公と北条コスモの出自から天羽ジュネとは異なり無自覚ながらも何らかのものを感じ取っている。オールスター編ではセブンスコーデやレインボーウェディングの件で『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』の世界とつながり、前作の延長線としてみあたちと再会を果たしている。
『劇場版プリパラ』では、"りんね"と近しい存在であるファルルと『友達』になり、マスコットの地獄へ落下するらぁら達の前にも姿を見せた。
『キラッとプリ☆チャン』では幸瀬なるのかつて描いた絵本にカメオ出演している。彼女がこの世界でどのような物語を展開したか、想像が膨らむ。
さらに『キラッとプリ☆チャン』118話のオールフレンズ回では春音あいらのオーロラライジングの後に本人が登場し視聴者を沸かせた。なお、ここではジュリィとジャニスも同格の存在として描かれている(ただし、本編設定においてそのさらに格上にあたるファララ・ア・ラーム、ガァララ・ス・リープが客席側にいたのは何か理由があるのだろうか)。
ゲーム『プリパラ&プリティーリズム プリパラでつかえるおしゃれアイテム1450!』ではなる達と再会した。りんねの記憶は戻らなかったが、記憶がなくなっても心の奥底に思い出や友情、そして「ハピなる」は残り続けていた。
劇場アニメ『KING OF PRISM by PrettyRhythm』(通称キンプリ)には好物が「ホットミルクとジンギスカン」、座右の銘を「プリズムジャンプは心の飛躍」とする謎の美少年が登場。一体何ズムワールドの使者なんだ…?
さらに続編である『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』(通称キンプラ)ではとある「りんね」が回想の形で描かれる。 かつて、天羽ジュネと同じく掟を破り世界を滅亡の危機へとした使者「シャイン」(CV:斎賀みつき)を止めるために現れたりんね。
聞く耳を持たないばかりかりんねまでも協力者として取り込もうとするシャインに魅了されつつも抗い、「囁きのルナミスティックヘブン」を発動。世界の破滅を阻止する。
そして2015年の七夕の夜、千年の時空を超え、姿形と名前を変えた「りんね」はある人物と運命の邂逅を果たし、新たな物語の幕開けに繋がることになる。
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最終更新:2025/12/11(木) 13:00
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