アルハイム症候群 単語

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アルハイムショウコウグン

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医学記事 ニコニコ大百科 : 医学記事
※ご自身の健康問題に関しては、専門の医療機関に相談してください。

アルハイム症候群とは、「高レベルキャラクターが、そのレベルであれば当然修得済みであるはずの最重要呪文スキルを修得していない」という状態を示す言葉である。
これはスキル選択式のゲームで「選択しなかった」わけではく、「スキル修得に失敗した」という事を示し、本来実力者であるはずの高レベルキャラクターの意外な失態を表している。

概要

元ネタは、ゲームウィザードリィ』を描いた名作小説『隣り合わせの青春』(ベニー松山:著)に登場するアルハイムという人物。主人公パーティーライバルとなる「悪」のを持つパーティーの一員で、ローブをまとった金髪イケメン。「悪」のに違わず慇懃礼で嫌味な性格だが、後半では主人公スカルダ達と共闘したり、続編にあたるCDドラマハースニール異聞』でも味方キャラとして登場している。

彼は僧侶として12レベルに達しながらマディを習得していなかった。

一行で書くと上の通りだが、ウィザードリィの専門的な解説をして行くと、

……と言うことなのである。
つまり、アルハイムは一見主人公ライバル的な知的で嫌味な美形キャラでありながら、実はあまりにも屈辱的な欠陥を抱えていたのだ。彼は当然それを隠していたが、終盤で窮地に追い込まれ、味方から「マディで回復してくれ」と期待された時に「実はマディを修得していなかった」という自身の弱みを吐露せざるを得なくなる。この場面の描写は印的で、作品が名作とされる所以となる場面のひとつである。

アルハイムは続編で13レベルをも越えた15レベルにまで成長した姿を見せてくれるが、今度は広範囲への攻撃呪文マリクトを覚えていない。マリクトの覚え損ねはマディほど致命的ではいが……。

このように、小説で印的に描かれたのでアルハイムの名で呼ばれるようになっているが、実際にゲームプレイしても重要な呪文の覚え損ねはちょくちょく起きる。アルハイムを笑ってばかりはいられないのである。

 登場人物

◇善のパーティー◇

スカルダ  戦士かに転職したてのLv1 善 人間 (物の主人公)

ガディ   戦Lv13 中 人

ジャバ   盗の短で忍に転職したてのLv13 中 人

ベリアル  僧Lv13 善 人

サラ    魔法使Lv12 中 人

シルバー  魔法使Lv15 善 人間 (カント寺院にてロスト??)

バルカン  魔法使LV23?? 悪 人間? (シルバーの変わりにメンバー入りした謎の男)

◆悪のパーティー◆

ゴグレグ  戦Lv12 悪 ドワー

ハ・キム  忍LV12 悪 ホビッ

アルハイム 僧侶Lv12 悪 人間 (イケメン。特技はアンデッドモンスター死体に還すこと)

サンドラ  魔法使Lv12 悪 ノー

ルードラ  魔法使Lv12 悪 ノーム (サンドラでルードラの双子)

ラシャ   盗Lv12 中 人

スペシャルサンクス

狂王トレボー

悪の大魔術師ワード

ハスターガル (マピロ・マハマ・ディロマトで冒険者を地上に送り返す魔術師

ナックラーヴ (トレボー配下の悪の正を所持する)

グレーターデーモン

フラック

バンパイアロード

マイルフィック

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