カードエクスクルーダーとは (カードエクスクルーダーとは) [単語記事]

カードエクスクルーダーとは、アニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX」に登場するカードである。
後に遊戯王OCGにも登場している。

概要

アニメGXでは

主人公の十代がVS ユベル戦にて使用。
1ターンに1度、相手の墓地のカード1枚を除外する効果を持っており、毎ターン墓地から復活する「サクリファイス・ロータス」を除外しようとするも、ユベルは罠カード「ゼロ・ホール」を発動、効果を無効にされ破壊された。

本編での出番はこれっきりなのだが、第4期のOPでは画面中央のカードエクスクルーダーをネオスペーシアンたちが取り囲む、というシーンが描かれており、一回きりのモンスターとしては破格の扱いを受けている。十代の使用カードにはこのような幼女アイドル的存在が少なかったためかもしれない。
余談だが、上記のシーンでは「N・グラン・モール」がなぜか登場していない。

遊戯王OCGでは

2007年 11月23日発売の「アカデミーデュエルディスクオシリスレッド」の付録カードとして登場。効果は以下の通り。

効果モンスター
 星３/地属性/魔法使い族/攻 400/守 400
相手の墓地に存在するカード１枚を選択しゲームから除外する。
この効果は１ターンに１度しか使用できない。
※遊戯王カードWiki　より引用

能力はアニメ版と変わらない。

同じく除外効果を持つ「D.D.クロウ」と比べると、相手ターン中に効果を使用できない、相手ターンに低攻撃力のモンスターを自分のフィールドに残してしまう、などの欠点がある。
複数ターンフィールドに残れれば複数のカードを除外できる可能性もあるが攻守が低いためそれも難しい。使うのならばフィールドに残したまま相手ターンを迎えないようリリースやシンクロ要員にするか、相手の攻撃を防げる、耐えられるようなカードの併用が必要だろう。

このカードは前述の通り、デュエルディスクの付録カードとして登場したのだが、このカードの人気に加え、強力な効果を持つ「E・HERO プリズマー」や「アームズ・ホール」などのカードが共に同梱されており、これらを求めて多くの購入者が現れたせいで品薄になり、オークションなどで高値で取引されるようになった。
その後、「ストラクチャーデッキ－ロード・オブ・マジシャン－」の限定版特典として収録されるも出荷数が少ない、「DUEL TERMINAL －ヴァイロン降臨！！－」でも再録されるもノーマルレアと、入手難易度が高い。そのため、これから手に入れようと思う人はそれなりの出費を覚悟しなければいけないかもしれない。

英語版や韓国語版のこのカードも存在するのでそちらを入手するのも手だが、2013年 9月21日以降のルールでは、「ノーリミットデュエル」以外のショップデュエル（かつての公認大会に当たる）での海外版カードの使用は不可能となっているため、実際に使用する場合は日本語版が必要になる。
また、旧ルールからいえることではあるが、海外版カードを使用する際は公式サイトのデータベース等で正式な日本語版テキストを提示できるように使用者側が用意する必要がある。

※ノーマルレアとは、通常のノーマルカードと同じ仕様でありながら封入率がかなり低く設定されている、とされるカード。公式はこの存在を認めておらず、カードリストなどでは通常のノーマルとして表記される。そのため、ノーマルレアに関する情報は、ある程度憶測などを含むことに注意。
ちなみにデュエルターミナルでのノーマルレアはだいたい100枚に1枚くらいの確率であるらしい。