ゲソックの森とは (ゲソックノモリとは) [単語記事]

『地の王プレゼンツゲソックの森～メダイゴスの謎～』は、オッポレによるダンジョン探索型アクションRPGである。
本項では続編である『ゲソックの森Ⅱ ～クゴジキイの野望～』(以下ゲソ Ⅱと表記) についてもあわせて述べる。

概要

基本情報
地の王プレゼンツゲソックの森～メダイゴスの謎～
ジャンル	ダンジョン探索型アクションRPG
対応機種	LL
開発元	グランドマスター・オッポレ
発売元	グランドマスター・オッポレ
発売日	1998年 6月
価格	非売品
対象年齢	CERO:未審査
通信
マルチプレイ可能
その他

ゲームソフトテンプレート

襲いかかる敵を倒しながら、迷路のようなダンジョンを進んでいき、ゴールにたどり着けばクリア。一見シンプルなようだが、膨大なボリュームには一定の評価がある。さらに続編であるゲソ Ⅱではマップが12倍に増えており、「永久に遊べる」との声も聞かれるほどである。

途中で出会う仲間とともに冒険を進めていくが、味方を攻撃しすぎた場合でもクリア失敗となる。
ゲソ Ⅱでは、味方キャラが再登場する度に姿を変えていき、少しずつパワーアップしていくシステムが追加された。

ストーリー

平和なサダヤチメ国に突如異変が起こり、（中略）‟神の子”アルスは旅立つこととなった。

味方キャラクター

リンク先ネタバレ注意

アルス: 主人公である剣士。‟神の子”と呼ばれる。なお、名前はデフォルトから変更できない。
土の精霊: 冒険の途中で適切なアドバイスをしてくれる、マスコット枠。語尾はあざとく「でス！」「するんダ！」のようにカタカナになっていた。
オサール太郎: ゲソ Ⅱに登場。かつての強敵「サル」が味方になるという演出で、初代からのプレイヤーをニヤリとさせた。
オサルス・T: ゲソ Ⅱに登場。オサール太郎がパワーアップした姿。見た目はTシャツとジーンズを来た少年。オサルス・衝撃波という強力な技を持つ。
なお、髪の毛が固く尖っているため、不用意に近づくとダメージを受ける。
第三次ダイナマイトオサール烈伝K: ゲソ Ⅱに登場。オサール太郎がパワーアップした姿。ロボットのような見た目。
サリフィー: ゲソ Ⅱに登場。オサルス・Tが最終的にパワーアップをした姿。少女のような見た目。
明言はされていないが、予知能力を持っていると思われる。
レリフィー: ゲソ Ⅱに登場。自称ちょっとクールな少女。ひとたび時が来れば地球の運命をにぎる戦士となる。
リッフィー: ゲソ Ⅱに登場。自称ちょっと内気な少女。ひとたび時が来れば地球の運命をにぎる戦士となる。
タッフィー: ゲソ Ⅱに登場。自称怪力自慢の少女。ひとたび時が来れば地球の運命をにぎる戦士となる。
テッフィー: ゲソ Ⅱに登場。無線通信でサポートをしてくれる少女。宇宙大皇帝戦で、第2段階の弱点を知らせてくれる。
キタフィー: ゲソ Ⅱに登場。ひげのある少女。ボーナスキャラがパワーアップした姿。
ライオン師匠: ゲソ Ⅱに登場。アルスの師匠であり、あきらめないことの大切さを教えた。

敵キャラクター(バチモン)

どこまでもつきすすむ敵: 無表情の人型キャラクター。
ハードの制約か正面に進むことしかできず、比較的対処しやすい。
サル: 初代に登場。二足歩行の着ぐるみのような姿をしている。触ると即死。
ボーナスキャラ: 半裸の人型キャラクター。ヒゲとツノと魚のヒレのようなものが生えている。取ると100万点。
ゲソ Ⅱではデザインがマイナーチェンジされている。
サムライ忍者: ゲソ Ⅱに登場する中ボス。名前に反してグラディエーターのような恰好をした人型キャラクター。
見た目に反して飛び道具（サムライビーム）を放ってくるほか、本体のダメージ判定が異様にデカく近づくだけでダメージを受けてしまう強敵。
宇宙大皇帝: ゲソ Ⅱに登場する大ボス。倒したと思いきやすぐに復活し、鬼のような姿、ドラゴンのような姿、蛸のような姿とどんどん次の形態で復活していく強敵。

用語

フィーの鉄則: 本作に登場する女の子の名前には必ず「フィー」がついている。これをフィーの法則という。
北海文書: 宇宙大皇帝が復活するというシナリオを予言した文書。

小ネタ

初代カセットには『地の王プレゼンツゲソックの森～メダイゴスの謎～』と書かれているが、タイトル画面では『～愛・そして生きるために死ねますか～』というサブタイトルも確認できる。
・特定の場所を調べれば、開発者の隠しメッセージ「げそっく♡たいむ」を読むことできる。

…というゲームが実在するわけではなく、いずれも衛藤ヒロユキの漫画『魔法陣グルグル』に登場するダンジョンである。

概要

地の精霊に渡されたファミコンカセット状のチケットを土に刺すことで入ることができるが、ゲームオーバーになったプレイヤーはゲーム中のキャラクター(バチモン)にされてしまい、一生ダンジョンの中に閉じ込められてしまうという恐ろしい場所である。
そのため、付近に住んでいるエルエル族の間では「魔のチケット」として恐れられていた。

その正体は暇を持て余した地の王オッポレの遊びであった。最終的に、ニケとククリはクルジェの手助けによって正体を見抜き、クリアに成功した。