ゴ・ブウロ・グとは、仮面ライダークウガに登場する怪人の1体である。警察からは未確認生命体37号と呼称されている。人間態を演じたのは高尾晃市。
グロンギの中でも最上位の集団である「ゴ」に所属するフクロウ種のグロンギ。初登場はepisode23「不安」で、ラ・ドルド・グに対し「ギヅザ ジラスパ ゲリザギバスゲゲル(いつゲリザギバスゲゲルは始まる)?」と問いかけている。
人間態はサングラスをかけた青年で、リントの文学に興味を示し、熟読していた。そのためか日本語も上手だった。フクロウには「森の賢者」の異名があり、インテリ風なのはこれに起因していると思われる。ゴ集団の中で、最初にゲゲルへ挑戦したファーストプレイヤーでもある。
フクロウだけあって背中に巨大な翼を持ち、飛翔する。彼の得物は吹き矢。ペリット(猛禽類が捕食した際に消化し切れなかった食べかすの塊)を吹き矢から発射し、リントの心臓付近に撃ち込んで心筋梗塞を誘発させて殺害するという方法で殺人を行う。ペガサスフォームの力を有しているからか、目が緑色だった。ズ・ゴオマ・グやメ・バヂス・バのように飛行能力を持つが、以前出現した飛行型と違って超音波が検出されない特性があり、警察はお手上げ状態だった。また高速で飛行しているため、ヘリでの追跡も困難という極めて厄介なグロンギであった。回復能力も高く、引き千切った翼ですら数十分で再生させている。
ゲゲル内容:東京23区を五十音順に移動し、各区で9人ずつ殺害する(明言は無いが計207名殺害が目標)
Episode25「彷徨」とEpisode26「自分」でゲゲルを行った。
ブウロはまず足立区で殺人を開始。遥か上空から吹き矢で地上のリントを狙撃して殺害していった。周囲の人々は狙撃に気付かず、撃たれた犠牲者は次々に倒れていった。上空から飛び道具でリントを撃って殺害する方法はメ・バヂス・バと似通っているが、バヂスは毒針を貫通させていたのに対し、ブウロは貫通させずに心臓付近にペリットを残留させて殺害していたため厳密には異なる。何にせよ上空から人間の心臓付近を狙い、確実に命中させるその手腕は神業の域に到達していると言えよう。ゴ集団は殺人に武器を使う+制約的なルールを付与するゲゲルに挑むのだが、ブウロも例外ではなかった。足立区を皮切りに荒川区、板橋区、江戸川区で次々に殺人を行った。
警視庁未確認生命体対策本部では、監視カメラの映像にブウロが一瞬映り込んでいた事から新たな未確認の出現を察知。しかしブウロの飛行には超音波が発生せず、位置の特定は出来なかった。そこへ都内各所で謎のショック死が相次いでいる報告が寄せられ、殺人ゲームが始まった事を知らされた。場所が特定出来ないため、警察は都内をパトロールする事しか出来なかった。
定点カメラの映像から世田谷方面に飛び去るのを確認され、一条刑事がヘリに乗って捜索。しかし飛行速度が速過ぎたためヘリでの追跡を断念し、雄介にペガサスフォームでブウロを探知する事を提案。ビルの屋上にクウガを呼び出したが、先読みしたブウロが急襲。戦闘に入る。上空からの狙撃でクウガの動きを制限し、ヘリに損傷を与えて撤退させた。ペリットの驟雨の中、クウガはペガサスフォームに変身。電撃の力でライジングペガサスに強化される…が、その瞬間、ブウロの的確な狙撃がクウガの左腕を貫いた。激痛でくずおれるクウガ。すかさずブウロがトドメを刺そうとするが、破れかぶれで放ったライジングブラストペガサスが左翼を貫通。封印のエネルギーがブウロの体を這い始めた。落下する最中、ブウロは封印されまいと強引に自分の翼を引き千切った。地面へ落下した際に、自動車一台をぺしゃんこにした。
逃げ延びた後はグロンギのアジトへ戻り、文学を嗜みながら傷の回復を待った。5時間で126人の殺害を達成しており、ラ・バルバ・デから「さすがだな」と賞賛を受けた。ブウロが休んでいる間、未確認生命体対策班は調査を進め、心臓の表面にペリットを撃ち込んで心筋梗塞を誘発し殺害しているという手口を突き止める。しかしメ・バヂス・バのように行動の法則性が無く、相変わらず位置の特定は難航。「俺たちの努力が全くの無駄になるほど、強いヤツラが出てきた」と杉田刑事に言わしめた。
その後、傷が癒えたブウロはゲゲルを再開。依然警察は足取りを掴めていなかったが、偶然一条刑事がブウロを発見。雄介に連絡した事で命運が尽きる事になる。隅田川付近を飛行中、クウガを発見して先制攻撃したが、既にペガサスフォームに変身していたクウガによって羽音を聴音され、再びライジングブラストペガサスを受ける。今度は腹部に3発命中したため引き千切る事が出来ず、そのまま墜落。苦しみもがきながら隅田川上空で爆死した。ブウロの爆発は大規模なもので、何度も爆発を起こした。これはゴの中に宿っているパワーの膨大さに起因していた。ブウロは空中で爆発したため問題にはならなかったものの、のちのガメゴ戦では……。
ブウロ登場回は人間ドラマに重点を置いたため戦闘シーンが短く、ブウロが不遇であるという声があったりする。余談だが、ゲゲルの法則が判明したのはブウロ退場後のEpisode28「解明」。つまりブウロを撃破できたのは全くの偶然であった。
掲示板
21 ななしのよっしん
2021/08/29(日) 23:34:55 ID: x2yyZ8qPGA
そういうことでしょ
22 ななしのよっしん
2022/02/19(土) 18:47:54 ID: 4SF4c2CB5R
>>19
推測にしても論理の飛躍が過ぎる
そもそもゴ・ジャーザ・ギ剛力体の瞳の色は紫色ではなく灰色だ。デザイン画もスーツも
https://
百歩譲ってクウガとガドルの因果関係は認める。戦士のリント文字がダグバを模している以上、クウガ自体がダグバを模して造られた可能性が高い。ならクウガの基本フォームもガドルを模していると考えるのは自然だ
それは自然だがブウロの件とは話が別。ガドルほどの強い類似点はない。ぶっちゃけ偶然の一致だろう
ザザルの瞳が白であるように、ジャーザの瞳がオレンジであるように、たまたまブウロの瞳が緑だっただけだ
因果関係がないのにあたかも因果関係があるように見えることを「疑似相関」「見せかけの相関」などと呼ぶ
23 ななしのよっしん
2022/02/19(土) 19:37:19 ID: Dp5qaxGNC0
コ・ブウク・ロ
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最終更新:2025/12/06(土) 09:00
最終更新:2025/12/06(土) 08:00
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