シャンプー(珊璞)とは、高橋留美子原作の格闘ラブコメ『らんま1/2』に登場するヒロインで、武道家である。
CV:佐久間レイ(※2013年稼動のパチスロ らんま1/2におけるCVは釘宮理恵)
中国の武闘民族・女傑族(ニィチェズゥ)の少女。青いロングヘアがトレードマークのスタイル抜群の美少女であり、作中でも屈指の人気を誇るヒロインである。「~アル」「あいやぁ」「~ネ」などの中国人キャラテンプレの口調で喋る。
女傑族の村の格闘大会にて女らんまと闘い敗北した後、「死の接吻」と言う誓いの口づけをおこない、らんまの命を狙って来日。ところが、今度は男の乱馬に負けてしまう。
実は女傑族には「負けた相手が女なら地の果てまで追って殺し、男なら結婚する」という掟があり、これによって乱馬とらんまが同一人物を知らないシャンプーから早乙女乱馬は男のときは求婚され、女のときは命を狙われるという状況に陥る。
このとき、乱馬は同一人物であることを明かし、「自分は女」だと嘘をつく。これによって「別了」と言い残し、失意のまま一度は中国へ帰る。
帰国後、掟を守れなかったことから曾祖母のコロンから呪泉郷で修業をつけられ、その際に猫溺泉に落ち溺れたため水をかぶるとネコになり、お湯を被ると元に戻る体質となってしまう。
その後、コロンと共に再来日。乱馬が男であることを確認すると、そのまま乱馬たちの街で暮らすことになり、「猫飯店」という中華料理店の看板娘として活躍。仕事の合間を縫って乱馬に積極的なアプローチをかけ、散々振り回している。また、乱馬は猫を大の苦手としているため、猫の姿になって脅迫したり、お仕置きとしてくっつくなど体質を有効活用している。時には乱馬が「猫拳」を発動する際に役立っている。
乱馬の許嫁である天道あかねにとっては最大のライバルという存在になっており、あかねをもっとも嫉妬させているキャラクターである。
また、幼馴染のムースからはしつこく求愛されているが、冷たくぞんざいに扱っている。もっとも、ムースのことを恋愛対象と見ていないだけであり、本気で嫌っているわけではない。
格闘家としての実力は作中の女性キャラクターの中ではトップレベルであり、コロンや女・らんまには流石に叶わないまでも、あかねよりは強い。さらには不器用なあかねと違い、トリッキーな技や頭脳戦を得意としている。なお、幼い頃に一度ムースに勝っているが、現在では流石にムースのほうが上である。
性格は、基本的には明るく愛想もよく、猫飯店での接客も良い。恋愛にはかなり積極的だが、自分のわがままを相手に押し付け、乱馬を振り向かせるためなら手段を選ばず、相手が嫌がっても聞き入れないという側面もある。乱馬にそのことを指摘されたこともあるが、それで反省するはずもない。
ちなみに、猫から人間に戻った直後は全裸になることもあり、作中では女・らんまに次いでお色気シーンが多いキャラクターである。全裸のまま乱馬に抱きつくなど、大胆な行動を取ることも多い。
彼女がサービスシーンを披露した回はサンデーの売り上げが跳ね上がったという都市伝説がある。
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最終更新:2024/12/26(木) 21:00
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