バスター・ブレイダーとは、遊戯王OCGに登場するカードである。
ここでは派生カード、関連カードも合わせて説明する。
バスター・ブレイダー/Buster Blader
効果モンスター
星7/地属性/戦士族/攻2600/守2300
(1):このカードの攻撃力は、相手のフィールド・墓地のドラゴン族モンスターの数×500アップする。
※遊戯王カードWikiより抜粋
相手がドラゴン族を多用するデッキならば絶大な効果を発揮する最上級モンスター。1体だけでも使用していれば攻撃力は3100となり、そこそこ強力なモンスター。
「超魔導剣士-ブラック・パラディン」の融合素材でもあるので、【ブラック・マジシャン】に採用してもいいかもしれない。「ティマイオスの眼」があるので実は不要になる恐れがあるが
過去ではサーチカードはあれど最上級であるが故に重いモンスターであり、採用率は少なかった。しかし、2015年10月17日発売のブレイカーズ・オブ・シャドウで「バスター・ブレイダー」(Buster Blader)カードのカテゴリ化と、派生カードやサポートカードの「破壊剣」(Destruction Sword)カードが収録され強化することになった。
後述するカードによって出しやすくなり、竜破壊の剣士の名に恥じぬ活躍をしてくれるだろう。
原作漫画では「闇遊戯VS人形(マリク)」戦で初登場。OCGとは違い、相手墓地のドラゴン族はカウントされず、レベル8である。
「オシリスの天空竜」を追い詰めるが「リバイバルスライム」、「生還の宝札」のコンボにより返り討ちにされてしまう。後に「死者蘇生」で復活し、「オシリスの天空竜」に攻撃しようとしたが「ディフェンド・スライム」の効果によって阻まれるものの、これが闇遊戯の勝利に繋がった。しかしこの時、「バスター・ブレイダー」の攻撃力はオシリスより下回っており、「ディフェンド・スライム」の効果を使われなければ闇遊戯の敗北となってしまう状況であった。なぜ最初から「リバイバルスライム」に攻撃しなかったのか、なぜマリクは「ディフェンド・スライム」の効果を発動してしまったのかは永遠の謎である。
アニメではレベル6となっているのだが、リリース2体で通常召喚されている。
遊戯王Rで使用したカード、神のカードを除けば闇遊戯の通常召喚できるモンスターの中では最高の攻撃力を誇る。恐らく海馬の「青眼の白龍」のメタカードとして投入したのだろう。
以降、遊戯王カードWikiより抜粋。
熟練の白魔導師/Skilled White Magician
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1700/守1900
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分または相手が魔法カードを発動する度に、
このカードに魔力カウンターを1つ置く(最大3つまで)。
また、魔力カウンターが3つ乗っているこのカードをリリースして発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「バスター・ブレイダー」1体を選んで特殊召喚する。
「熟練の黒魔術師」の「バスター・ブレイダー」版。種族と属性が噛み合わないのでサポートカードを共有しにくいのが難点。
竜破壊の証/Emblem of Dragon Destroyer
通常魔法
(1):自分のデッキ・墓地から「バスター・ブレイダー」1体を選んで手札に加える。
「バスター・ブレイダー」をサーチするか、サルベージする通常魔法。専用とはいえ非常にありがたい。
超魔導剣士-ブラック・パラディン/Dark Paladin
融合・効果モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻2900/守2400
「ブラック・マジシャン」+「バスター・ブレイダー」
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードの攻撃力は、お互いのフィールド・墓地の
ドラゴン族モンスターの数×500アップする。
(2):魔法カードが発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。
このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、
その発動を無効にし破壊する。
「ブラック・マジシャン」と「バスター・ブレイダー」の融合体。パワーアップ効果は自分のドラゴン族も含み、魔法を無効にする効果を持つため非常に強力。「ティマイオスの眼」で呼び出せるのも強みである。
奇跡の復活/Miracle Restoring
通常罠
自分フィールド上の魔力カウンターを2つ取り除いて発動できる。
自分の墓地から「ブラック・マジシャン」または「バスター・ブレイダー」1体を選択して特殊召喚する。
「ブラック・マジシャン」と「バスター・ブレイダー」の専用蘇生カード。魔力カウンターを使用する為使いにくい。
破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー/Buster Blader, the Destruction Swordmaster
効果モンスター
星7/地属性/戦士族/攻2600/守2300
(1):このカードのカード名は、
フィールド・墓地に存在する限り「バスター・ブレイダー」として扱う。
(2):相手フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、
破壊されたそのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(3):1ターンに1度、このカードが装備している
モンスター1枚を墓地へ送って発動できる。
墓地へ送ったそのモンスターカードと
同じ種族の相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
2015年10月17日発売のブレイカーズ・オブ・シャドウでリメイクされた「バスター・ブレイダー」。
ドラゴンのみならず、他種族も破壊する力を得た。
装備しているモンスター1体を墓地へ送り、そのモンスターと同種族の相手モンスターを全て破壊する。(2)の効果やユニオンモンスターを利用して除去していこう。ただし、調子に乗って(2)の効果を使い過ぎると魔法&罠ゾーンを圧迫してしまうのでご利用は計画的に。
破壊剣士の伴竜/Buster Whelp of the Destruction Swordsman
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/ドラゴン族/攻 400/守 300
「破壊剣士の伴竜」の(2)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「破壊剣士の伴竜」以外の「破壊剣」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードをリリースして発動できる。
自分の手札・墓地から「バスター・ブレイダー」1体を選んで特殊召喚する。
(3):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「バスター・ブレイダー」が存在する場合、
手札から「破壊剣」カード1枚を捨てて発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
「破壊剣」カードのサーチ、「バスター・ブレイダー」の特殊召喚、自身を特殊する効果を持ったドラゴン族のチューナー。
特に(2)は最上級である「バスター・ブレイダー」を召喚しやすくしてくれる非常にありがたい効果である。
(3)の効果でレベル8シンクロモンスターに繋げられるのも強力。
ところで、「バスター・ブレイダー」は竜破壊の剣士なのだが、なぜ彼はこの子を引き連れているのだろうか?もしかすると後述する融合体と関係があるのかもしれない。
破壊剣-ドラゴンバスターブレード/Dragon Buster Destruction Sword
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/ドラゴン族/攻 400/守 300
「破壊剣-ドラゴンバスターブレード」の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに自分フィールドの「バスター・ブレイダー」1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのモンスターを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
(2):このカードが装備されている場合、相手はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(3):このカードが装備されている場合に発動できる。
装備されているこのカードを特殊召喚する。
ユニオンモンスターのような効果を持つドラゴン族のチューナー。
とにかく(2)の効果が強力で、融合・シンクロ・エクシーズ・リンクに頼るデッキに大打撃を与える。「破壊剣士の伴竜」で早くサーチしておきたいところ。しかし、装備カード故に除去されやすいので注意したいところ。
ちなみに、カード名になっているドラゴンバスターブレードは「バスター・ブレイダー」の攻撃名の一つである。
破壊剣-ウィザードバスターブレード/Wizard Buster Destruction Sword
効果モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/攻1200/守 900
(1):自分メインフェイズに自分フィールドの「バスター・ブレイダー」1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのモンスターを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
(2):このカードが装備されている場合、相手は墓地のモンスターの効果を発動できない。
(3):装備されているこのカードを墓地へ送り、「破壊剣-ウィザードバスターブレード」以外の
自分の墓地の「破壊剣」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
ユニオンモンスターのような効果を持つ魔法使い族。
墓地のモンスター効果の発動を抑制するものの、デッキ次第である為刺さるかは相手次第。刺さらないと判断したら(3)の効果を主に使っていこう。
破壊剣-アームズバスターブレード/Robot Buster Destruction Sword
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1600/守1200
(1):自分メインフェイズに自分フィールドの「バスター・ブレイダー」1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのモンスターを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
(2):このカードが装備されている場合、
相手フィールドの既に表側表示で存在している魔法・罠カードは効果を発動できない。
(3):装備されているこのカードを墓地へ送って発動できる。
このカードを装備していたモンスターの攻撃力はターン終了時まで1000アップする。
ユニオンモンスターのような効果を持つ機械族。
ペンデュラム効果も封じる事が可能だが、ペンデュラム対策としてはやや微妙。打点アップとして使うのがいいかもしれない。
竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー/Buster Blader, the Dragon Destroyer Swordsman
融合・効果モンスター
星8/光属性/戦士族/攻2800/守2500
「バスター・ブレイダー」+ドラゴン族モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードは直接攻撃できない。
(2):このカードの攻撃力・守備力は、
相手のフィールド・墓地のドラゴン族モンスターの数×1000アップする。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手フィールドのドラゴン族モンスターは守備表示になり、
相手はドラゴン族モンスターの効果を発動できない。
(4):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が越えた分だけ戦闘ダメージを与える。
「バスター・ブレイダー」とドラゴン族の融合体。攻撃力の上昇数値が上がり、「ドラゴン族・封印の壺」と貫通効果を内蔵し、まさに竜破壊の剣士の名にふさわしい能力となった。
しかし、直接攻撃不可能というデメリットがあるので状況によっては思うように攻撃出来ない恐れがある。このデメリットについては後に登場するカードによって緩和される。(詳細は後述)「安全地帯」と相性が良いのでこれで耐性を増やしてやると効果的。
破戒蛮竜-バスター・ドラゴン/Buster Dragon
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻1200/守2800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):相手フィールドのモンスターは、このカードが表側表示で存在する限りドラゴン族になる。
(2):自分フィールドに「バスター・ブレイダー」モンスターが存在しない場合、
1ターンに1度、自分の墓地の「バスター・ブレイダー」1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(3):相手ターンに1度、自分フィールドの「バスター・ブレイダー」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の墓地の「破壊剣」モンスター1体を装備カード扱いとして対象のモンスターに装備する。
レベル8のドラゴン族のシンクロモンスター。素材縛りは無いが、効果的には「バスター・ブレイダー」専用である。恐らく「破壊剣士の伴竜」が成長した姿だろう。
相手フィールド上のモンスターをドラゴン族に変更することにより、「バスター・ブレイダー」の火力アップが見込める他、「破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー」や「破壊剣士融合」が使用しやすくなる。
ノーコストで「バスター・ブレイダー」を完全復活できる蘇生効果も嬉しいところ。
破壊剣士の守護絆竜/Protector Whelp of the Destruction Swordsman
◤ ▲ ◥ ◀ ロ ▶ ◣ ▼ ◢
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/ドラゴン族/攻 400
【リンクマーカー:左下/右下】
モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「破壊剣」カード1枚を墓地へ送る。
その後、手札から「バスター・ブレイダー」モンスター1体を特殊召喚できる。
(2):相手フィールドにモンスターが存在しない自分バトルフェイズ終了時に、
このターン攻撃宣言をしていない自分フィールドの「バスター・ブレイダー」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。
2019年11月23日発売の「LINK VRAINS PACK 3」に収録のリンクモンスター。
非常に緩い素材指定で(1)効果で破壊剣カードを即座に墓地に送れることにより、採用モンスターの幅が広がる上に特定カードに対する初手の依存度を減らすことが出来る。
(2)効果は攻撃していないバスターブレイダーを利用してバーンダメージを与えるものだが、相手にモンスターがいない状態で直接攻撃出来ないのは「竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー」であり、その欠点をカバーする効果となっている。
破壊剣士融合/Destruction Swordsman Fusion
速攻魔法
「破壊剣士融合」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札及び自分・相手フィールドから
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
「バスター・ブレイダー」を融合素材とする
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、手札を1枚墓地へ送って発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
「バスター・ブレイダー」専用の「超融合」。あちらとは違い手札コストが無く、自分の手札からも融合素材を選べる。対応しているのが現時点で「超魔導剣士-ブラック・パラディン」と「竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー」のみであり、「ティマイオスの眼」の存在から主に後者の融合召喚に使われるだろう。サルベージ効果付きで使いまわせる強みがある。相手のドラゴン族除去としてどうぞ。
破壊剣士の宿命/Karma of the Destruction Swordsman
速攻魔法
「破壊剣士の宿命」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手の墓地の同じ種族のモンスターを3体まで対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、自分フィールドの
「バスター・ブレイダー」モンスターまたは「破壊剣」モンスター1体を選び、
ターン終了時までその攻撃力・守備力を除外したモンスターの数×500アップする。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
手札から「破壊剣」カード1枚を捨てて発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
同種族を墓地から3枚まで除外し、「バスター・ブレイダー」及び「破壊剣」を強化する速攻魔法。
最大で3枚除外するのは魅力的だが、ペンデュラム主体のデッキ相手では効果が薄い。サイドデッキ向きのカードと言える。
破壊剣一閃/Destruction Sword Flash
通常罠
(1):自分フィールドに「バスター・ブレイダー」を融合素材とする
融合モンスターが存在する場合に発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て除外する。
(2):自分フィールドの「バスター・ブレイダー」モンスター1体を対象とする
魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
その効果を無効にして破壊する。
「バスター・ブレイダー」の必殺技カード。しかし、(1)はブラック・パラディンでも発動可能であり、『破壊』剣なのに除外効果なのでツッコミどころ満載。
カード名的には(2)の効果がメインかもしれない。
破壊剣の追憶/Destruction Sword Memories
通常罠
(1):手札から「破壊剣」カード1枚を捨てて発動できる。
デッキから「バスター・ブレイダー」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
「竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー」によって決められた
融合素材モンスターを自分の墓地から除外し、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
2016年4月9日発売のザ・ダーク・イリュージョンにて収録された「バスター・ブレイダー」モンスター専用リクルートカード。フィールドに出す手段が乏しかった「バスター・ブレイダー」にとって非常に嬉しい通常罠。
(2)の効果で墓地融合が可能だが、伴竜及び破壊蛮竜による蘇生効果を生かしにくくなるのが悩みどころ。
掲示板
66 ななしのよっしん
2021/09/20(月) 03:31:34 ID: 1nzoXEdW+i
やはり愛か
67 ななしのよっしん
2022/05/26(木) 21:18:36 ID: KXLnD0xTI3
他の原作出身カードと比べてユーザーからの扱いが違う奴
原作のキャラだけど原作にない人格で人気なのは
キースさんに通ずるものがあるかもしれない
68 ㅤ
2022/09/03(土) 20:52:08 ID: ouU1dSLXkx
魔法使い族デッキでドラゴン族をあまり積めない場合、破壊剣士の守護絆竜をEXデッキに入れることでミュステリオスの融合素材になって便利
ヴェルテ・アナコンダと円融魔術で出せる
効果は一切使わん!
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/16(火) 09:00
最終更新:2025/12/16(火) 09:00
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