佐々木道誉 単語


ニコニコ動画で佐々木道誉の動画を見に行く

ササキドウヨ

1.7千文字の記事

佐々木道誉とは婆娑羅である。婆娑羅とは佐々木道誉である。

人は彼を婆娑羅大名と呼ぶ。

概要

鎌倉末から南北朝時代にかけてはっちゃけまくった活躍した武将。正式には「導誉」と書く。近江源氏佐々木氏の出身で、先祖には源平合戦佐々木高綱承久の乱で活躍した佐々木信綱などがいる。誉はその内傍流に当たる京極氏の出身であるため京極誉ともいう。子孫には京極氏の他、出雲尼子氏誉から連なる分である。なお誉は出後の法名であって、元の俗名は高氏である。そのため、「本姓+諱」がと同じく「高氏(みなもとの たかうじ)」となる。

北条高時 -> 後醍醐天皇 -> 足利尊氏 -> 足利義詮 -> 足利義満と代々の政権トップに全て仕えたという何気にものすごい人物である。しかも尊氏より9つも年上のに、78まで生きて義詮の方が先に死んでいるという婆娑羅クオリティで同時代にを添えまくった。

前半生は尊氏のに乗り、事あるごとにおいしいところを掻っ攫って京極の足場固め。尊氏死後は謀略のにより政権の中枢で暗躍し、誉の -> 南に逃亡の黄金パターン確立。義詮が死ぬとさすがに歳を感じてか政界引退するが、6年程々自適の隠居生活を送って義満とを飲む老後を楽しんだ。乱世で余裕の大往生とか存在がなんか色々卑怯

フリーダム道誉

とにかく誉の逸話として伝わっているのはフリーダムな話ばかりで、ギリワン第六天魔王やゲヒ殿独眼竜の大先輩に当たる偉人である。

ちなみにフリーダム武将の例に漏れず、実は誉も文武において優れたスーパー文化人であった。下記の一覧を見て分かる通り、芸能史の弘法大師といっていい程の存在であり、室町で北山文化開いた前誉が果たした役割は非常に大きなものがあった。

誉の在り方そのものである「婆娑羅」という言葉は、単に粗野な行動しているのではなく、理性に基づいた上で既存の価値を疑う前衛の心を意味している。計算高く、同時にフリーダムでもある誉の行動は、南北朝というカオスエネルギーに満ちた時代をまさに体現するものであったわけである。

関連動画

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
山口剛央[単語]

提供: Pyun Pyun

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/16(火) 11:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/16(火) 11:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP