心霊写真 単語

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シンレイシャシン

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おわかりいただけるだろうか…

心霊写真とは、幽霊が写っている写真のことである。

地縛霊、浮遊霊などの霊や、死神や神といった別の世界の住民など様々。また、それら以外にも撮時には見えなかったものが写り込んでしまった写真や被写体の一部消失したものなども霊の力やメッセージであると言われ心霊写真として扱われている。

精神的に悪があるとされ、インターネット上では「閲覧注意」「検索してはいけない言葉」などと言われていることは多い。噂によるとこの記事の編集者計に苦しんだらしい…。このお絵カキコに写り込んだ霊の仕業とでも言うのだろうか…。

オカルト的解釈

 この心霊写真は、区分の仕方によって物理心霊現象ともいえるが、私はあえて、精神的心霊現象の中に入れさせてもらうことにした。というのは、たしかに現像物理的であるが、その現像を起こす上で、精神的なものが大きな役割を果たしていると考えるからである。

 私は、霊とは即、心であるという考えを持っており、どのような心霊写真、とくにここで扱う霊視念写の場合、写す人の心、精神力がすべてを決してしまうと思うからである。霊体を写す心霊写真の場合でも、カメラをかまえたときの心が、写しとれるかどうかをまずきめてしまうのである。

 まず、心霊写真についてであるが、これは俗にいう「お化けが写っていた」「幽霊が写っていた」といわれる写真のことである。そして、この写真は、一般の人からは「不吉なもの」「気味の悪いもの」と考えられ、一部の宗教家や霊力者には、写真を持っていないほうがよいなどという人もいる。

中岡俊哉「恐怖の心霊写真集」より引用

記事冒頭の「地縛霊、浮遊霊などの霊や、死神や神といった別の世界の住民」という一文も初版編集者によるオカルト的解釈の一例である。

心霊写真という言葉を定着させるきっかけになった書籍によると、その場にいた幽霊の姿が現象写真に写ったということではなく、による「念写」が行われたという説が提唱されている。また、発祥元は不明だが(カラーフィルムが広く普及した)後年になってからはは霊の力や霊障のが強い、霊の姿が鮮明であるほど霊の力が強い、または生霊である、などと専門によって解説されることは多かった。

オカルトによる解釈は研究、個人によってその定義には振れ幅がある。心霊写真をオカルト側の視点で解釈評価する人たちの間でも混同されがちだが、超自然現象に基づいた解釈と宗教観に基づいた解釈は根本的に異なり、後者はデリケートな話題でもあることは留意しておくこと。

合理的解釈

心霊写真と呼ばれる写真歴史は古く、カメラが普及し始めた20世紀初頭には既に多くあったようだ。有名な写真の一つに「コティングリー妖精」があり、当時は現地イギリスでちょっとした騒動になった。(詳しくはWikipediaを読んでね)

日本国内では上記で引用した書籍『恐怖の心霊写真集』をきっかけにオカルトブームを引き起こし、現在で言う心霊写真という言葉と概念が一般社会に周知され定着したと言われている。それ以前は「幽霊写真」などと呼び方や定義もあやふやであった。2000年代初頭の頃までは納涼の季節になると雑誌やテレビ番組投稿系の心霊写真特集が組まれることも多かったが、21世紀になった今日ではめっきり減ってしまった。


心霊番組が減少してから数年後、インターネット上では「アステカの祭壇」と呼ばれる心霊写真が非常に危険な写真であり、これが心霊番組の減少理由であるという都市伝説2000年代後半に出回っていた。

しかし、これは該当番組の放送当時にはかった噂で、ネット上で番組の映像クリップキャプチャー画像があちこちで転載を繰り返されるようになってからの話である(2chオカルト内で発掘共有されていた頃もそんな話はかった気がする)。そして、該当記事にも書かれているようにアステカの祭壇と呼ばれる写真の正体はフィルムカメラではよく起こる初歩的なミスが原因である。

心霊写真は本物かトリックか…というよりも心霊写真と呼ばれてきた写真の大半は、フィルム時代のカメラ写真の仕組みを理解している人からすれば単純な失敗例であることは一瞭然であった。つまり、心霊写真番組および心霊写真自体が減ったのは、デジタルカメラ携帯カメラスマートフォンの普及によるフィルムカメラの衰退、失敗して不気味な画になってしまったフィルム写真が減少したという考え方が合理的だろう。今日では投稿系の心霊写真に代わってモキュメンタリー系の心霊動画を扱う番組が多い傾向にある。


とはいえ、世の中には撮ミス学的な現象では説明がつかない、検証できないような奇妙な心霊写真も存在するだろう。超自然現象ロマンを感じたり宗教観に思いを寄せてみるのはいいことかもしれない。しかし、話に余計な尾ひれをつけて吹聴して回ることは所詮流言であり、人の不安を煽る行為は全く褒められたことではない。あくまでエンタメとして怖い写真映像を楽しみましょう。

ニコニコ動画においては専らエンタメの扱いで、オカルト番組のパロディ作品、インチキ心霊写真の作り方を紹介している動画などにこのタグが付けられる。

心霊写真にありがちなこと

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だいたい全ての元凶。10年近くのあいだ続巻が発行されるベストセラーになった。掲載されている写真の多くは当時の高校生、いわゆるカメラ小僧による投稿が多かった。

今日の一般的な心霊写真のイメージとして扱われているような、いわゆる「リング」の流行以降のある種アイコン化してしまったもの以前に発刊されていた書籍であり、近年とは異なる独特な写真紹介されているので一見の価値あり。ただし、初期は木陰や岩肌の模様が)に見えるとかそんなのばかりでいまいち面みに欠けるので怖いものは期待しない方がいいかも…。

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