慶應義塾高等学校とは (ケイオウギジュクコウトウガッコウとは) [単語記事]

慶應義塾高等学校とは、神奈川県横浜市港北区日吉に所在する私立高等学校。

略称は「塾高」「慶應日吉校」「慶應」など。高校野球では「慶応」と表記される。

概要

1948年、旧制の慶應義塾普通部・商工学校を基に「慶應義塾第一高等学校・第二高等学校」が発足。1949年に、この2校を統合し、「慶應義塾高等学校」となる。

慶應義塾が設置・運営する、小中高大一貫教育を提供する私立高等学校であるが、大学とともに独立した一組織という位置付けとなっている。

慶應義塾普通部、慶應義塾中等部からの内部進学者と、外部の中学校から入試を経て入学する外部進学者から構成される。生徒数は2000名を超える所謂マンモス校である。

慶應義塾の一貫教育校なので、卒業すれば慶應義塾大学に推薦入学でき、実際に9割を超えるの卒業生が慶應大へ進学している。

OBには政治家・実業家・スポーツ選手・芸能人・文化人など様々な分野で活躍するの著名人たちを輩出している。

部活動が文化部・運動部双方に活動が活発であり、野球部やサッカー部のようなポピュラーな活動以外に、高校の部活としては珍しい自動車部や航空部、慶應義塾ならではの福澤研究会など、特色のある部活動も多い。

野球部は、部訓を「エンジョイ・ベースボール」とし、自由かつ伸び伸びと野球を楽しむことを日頃から重視している。髪型も特に指定はなく、坊主頭でない部員も多い。横浜高校や東海大相模高校などと共に神奈川県の強豪校として名を馳せており、夏の甲子園大会に40年以上遠ざかっていた時期はあるものの、春夏通じて20回以上の甲子園大会出場経験がある。