戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー2010とは (タタカエチョウロボットセイメイタイトランスフォーマーニイゼロイチゼロとは) [単語記事]

戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー2010とは、1986年に放送されたアニメである。
なお、読みは「たたかえ！ちょうろぼっとせいめいたいとらんすふぉーまーにいぜろいちぜろ」である。放送開始前のCMなどでは「2010」の部分が「ツーオーワンオー」読みとなっていた。

概要

前作「戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー」の続編。海外では「THE TRANSFORMERS Season3」にあたる。
前作と今作の間には映像作品として「トランスフォーマーザ・ムービー」が存在し、その他日本版としては「トランスフォーマーカーロボット」「トランスフォーマーキスぷれ」なども間に入ることとなる。
「ザ・ムービー」が当初日本で公開されなかった為、この「2010」にて既に死亡しているコンボイの死についての説明が殆どなされなかった。
その為、タカラ（現タカラトミー）は「コンボイが死んだ！」キャンペーンを展開。その一環として不朽の迷作「トランスフォーマーコンボイの謎」が誕生することとなる。

2005年のユニクロン戦争で、サイバトロンの総司令官「コンボイ」は死亡、デストロンの破壊大帝「メガトロン」は謎の生死不明（実は裏切りを繰り返しているスタースクリームによって宇宙に追放されているが、放送当時では判明されなかった）となってから5年後の2010年。戦争に敗北したデストロンはエネルギー不足に喘いでいた。
そこに登場したのが、新たな航空参謀「サイクロナス」と、「スカージ」をリーダーとする親衛隊「スウィープス」。
崩壊しきっていたデストロンを立て直すため、行方不明になっていた新破壊大帝「ガルバトロン」を捜索に向かうこととなる。

一方で、勝利を収めたサイバトロンは、平和な惑星「アセニア」にて銀河系代表を招いてのオリンピックを開催していた。
世界が平和になったその証として行われるオリンピック。
――しかし、それを快く思わない者がいた。
その名は「クィンテッサ星人」。嘗てセイバートロン星を支配し圧政を敷き、TFの先祖達によって追い出された者達である！
クィンテッサはセイバートロン星を取り戻す為、デストロンとサイバトロン双方を炊き付けて共倒れを狙う。

若き総司令官「ロディマスコンボイ」は、その片腕「ウルトラマグナス」は、果たしてどう立ち向かうのか！

「戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー2010 DVD-BOX」は、テレビアニメ『戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー2010』のDVD-BOX。ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパンから発売。収録映像はパイオニアLDCから1999年にリリースされたLD-BOXとほぼ同様で、『戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー2010』の総集編を除いたすべてエピソードと映像特典を収録。映像特典の『トランスフォーマーザ・リバース』（原語音声入り）に日本語字幕が追加されたのがLDとの主な違い。

オリジナルマスターの状態があまり良くない為、ノイズが出る場面もあり、画質はそれほど良くない。

LDに付属したトランスフォーマーテレフォンなどを収録したCDは付属していない。ジャケットイラストは大河広行。