暗殺ヒューマギアとは、特撮ドラマ『仮面ライダーゼロワン』の登場人物である。
滅亡迅雷.netが所有するヒューマギアで、名前の通り暗殺に特化したラーニングを施されている。迅から「暗殺ちゃん」というあだ名で呼ばれている。
言動などから登場当初はまだ「子供」としか言いようがない人物像だったが、俳優の大和田伸也との出会いを経て性格が冷酷に変化。それからは滅亡迅雷.netのもとを離れ独断行動を取るようになった。
ちなみに、このような「登場当初は子供だが急成長して大人になってしまう」タイプの悪役は、はスーパー戦隊シリーズで時折見られるが仮面ライダーで登場するのは珍しい。
暗殺ちゃんはもともとは「祭田ゼット」というヒューマギア。イベント用和風型のヒューマギアで、縁日で和太鼓の演奏やダンスのパフォーマンスを披露する。祭田ゼットは同型のヒューマギアが1号~5号まで存在していたが、窃盗団の手により5体とも盗難に遭い、データ管理用のIDと顔の皮膚が改造されたものをさらに滅亡迅雷.netが4体盗み出し暗殺に特化したラーニングを施した、という経緯。つまり何度倒しても暗殺ちゃんが復活したのは最初から4体いたからということになる。暗殺ちゃんが大和田伸也に近づいた時の変装で祭り用の手ぬぐいを身に着けていたり、パニックに陥ると盆踊りを踊りだしたりなどの行動は祭田ゼットのなごりと思われる。
そして改造を施された最後の一体=5号は窃盗団から逃げ出し、時折縁日に出没する不審なヒューマギアとして話題になっていた。5号は進化を遂げたドードーマギア改・強化体に狙われるも、後述の通り撃破され、5号は飛電インテリジェンスによって保護された。
身長:191.3cm
体重:107.5kg
特色/力:鳥類の絶滅種/格闘/剣(第8話以降)
分類:ドードー型マギア
登場回:第7話、第8話、第10話
「ゼロワン……暗殺」
徳川綱吉が将軍の座に就いて間もない天和元年(1681年)に死に絶えたモーリシャス産の鳥類絶滅種「ドードー」のデータイメージを持つドードーゼツメライズキーによって発生したマギア。第8話ではさらに進化したことで両手に持つ剣「ヴァルクサーベル」を使用した戦闘を行うようになった。元となったドードーは生息していた孤島に天敵がおらず非常に警戒心が薄かったため、後から上陸した人間が食用に捕獲したり持ち込まれた動物に襲われるなどして絶滅してしまった。飛べはしないものの一応はハトの仲間である。
暗殺特化型ヒューマギア(マギア)となるべくラーニングが続けられていた(2人曰く「徐々に強くなるマギア」)。完全に滅亡迅雷.netの制御下にあるため、暴走状態を経ることなく自発的なマギア化が可能。
ゼロワン暗殺の為に迅と麗華中学校に乗り込もうとしたが、突如現れた唯阿によって妨害されてしまう。迅と戦っていたバルキリーによってゼツメライザーにフリージングベアープログライズキーを装填され凍結、ショートして身動きが取れなくなった所を黒い車に回収されてしまう(ちなみにこの凍結時に発生した霜は砂糖で再現されている)。しかしどうしたことか後日自由の身になり、人前でマギア化。マンモスマギアの対処にあたるゼロワンに襲い掛かるもイズからアタッシュカリバーを借りたバルカンが放ったシューティングカバンストラッシュにより破壊された。
実はバルキリー戦の最中暗殺ヒューマギアを回収した車は他ならぬ唯阿が手回ししたA.I.M.S.の車両であり、彼女は暗殺ヒューマギアに細工を加えたうえで解放し、データを収集していた。はたして唯阿の狙いとは…?
第8話ではバックアップから復元されており、国立医電病院に潜入して看護師ヒューマギアのハッキングを行うも失敗。その後滅の指令によりA.I.M.S.本部に乗り込み、ドッドーゼツメライズキーでマギア化してターゲットであるバルキリーを迅と共に襲撃。交戦中の間に滅が盗んだA.I.M.S.の新型武器で迅がバルキリーを変身解除に追い込んだ隙に撤退した。ハッキングされたギーガーによって襲撃された国立医電病院にてゼロワンと交戦するも、フォームチェンジを駆使するゼロワンに翻弄される。最後はフレイミングカバンダイナミックによって破壊され、キーは滅に回収された。
第10話の二度目の復元時はゼロワンに敗北を重ねた事で強くなりたいという願望が芽生え、素性を隠して大和田伸也に接触し、彼に演技を評価され弟子として認められる。翌日のドラマ撮影現場でアドリブに対応できなかったエンジに対して"師匠"である大和田が語った不満を耳にした事でエンジを不要=処分すべき存在と判断し、エンジを襲撃しスタッフたちの目の前でマギア化。「友達を攻撃したらダメ」と迅に諫められたことでターゲットをバルキリーに変更し、ドードーゼツメライズキーのアビリティで強化した攻撃で彼女を圧倒。しかし駆け付けたバルカンが唯阿から受け取ったガトリングヘッジホッグプログライズキーを使って繰り出したガトリングカバンバスターによって破壊され、残ったキーは迅に回収された。
続く第11話、三度目の復元時は滅から自身が師事した大和田を暗殺するよう命じられる。屋上でドラマ撮影を行っていた大和田の暗殺任務を遂行してラーニングを完了させた暗殺ちゃんは、新たなる領域へと足を踏み入れた…。
身長:191.3cm
体重:107.5kg
特色/力:鳥類の絶滅種/格闘/剣/銃火器
分類:ドードー型マギア
登場回:第11話
ドードーマギアの強化型。ラーニングを完了させた暗殺ちゃんがそれまで蓄積された経験により、今までとは違う新たなる段階へと進化した姿である。胸部にはアタッシュショットガンの直撃にも耐えうる装甲と背部マガジンから弾丸供給される6門の固定式マシンガン「レジスローター」、肩部には強化装甲、上腕部にはグレネード弾や発煙弾などを装填可能なグレネード・ディスチャージャーが追加されている。武器は以前より所有している剣「ヴァルクサーベル」。
暗殺任務実行後自身の後を追って現れたバルカンとの戦闘で初めてこの姿となり、前回の戦闘で自身を倒したバルカンを一方的に叩きのめすと、人類滅亡を予告しその場を後にした。
身長:209.9cm
体重:131.4kg
特色/力:鳥類の絶滅種/格闘/剣/銃火器/指揮
分類:ドードー型マギア
登場回:第12話、第13話
ドードーマギア改が更なる強化を遂げた姿。卵型の金属級を打ち込むことでヒューマギアをドードーマギア・ヒナに変化させるクローン増殖機能を獲得。ドクロを思わせる顔が覗く頭部には対空砲2門、格闘戦用衝角、ヒナを指揮するユニット「ヘルムヴォーゲル」を搭載している。
アジトに帰還後、急激な速さで成長を重ねていることを危険視した滅にキーを抜かれ強制停止状態に陥っていたが、自力で再起動を果たすと滅亡迅雷.netからの離反を宣言しトリロバイトをドードーマギア・ヒナに変え、彼等と共に滅と迅を襲撃。ヒナ達に彼らの相手を任せ、唯一現存する同型機である祭田ゼット5号を探すべくその場を後にする。
5号を発見するもバルカン、更にワズの連絡を受け合流したゼロワンとの戦闘に突入。ゼロワンとバルカンの合体攻撃すらもものともしない圧倒的な戦闘力で彼等を窮地に陥れ、新たに開発されたキーでシャイニングホッパーにフォームチェンジしたゼロワンも、キーが不完全だったためにあっさりとラーニングして返り討ちにする。
とっさの判断でワズが使用したブレイキングマンモスにより或人達が撤退した後はヒナたちにゼット5号の捜索を指示。自らもゼット時代のメモリーを頼りに捜索に乗り出すと、ゼットとして活動した最後のステージで5号を発見し彼をヒナに変えようとするが、ゼロワンたちの妨害に遭いヒナ達を呼び出し彼等との戦闘に突入する。
ドードーにとってライジングホッパーは既に敵ではなく、あっさりと変身解除に追い込んでとどめを刺そうとするが、完成したシャイニングキーにより攻撃を防がれる。完全なるシャイニングホッパーへと変身したゼロワンの前にはラーニングが追い付かず怒涛の攻めの末にシャイニングメガインパクトによって破壊され、キーは機会を窺っていた滅によって回収された。
身長:個体ごとに異なる
体重:個体ごとに異なる
特色/力:鳥類の絶滅種/成長
分類:ドードー型マギア
登場回:第12話、第13話
ドードーマギア改・強化体が打ち込む金属球によってヒューマギアが変異した存在。ドードーマギアの指揮の下、戦闘を行う。成長によって戦闘力をさらに高めることが可能。
滅亡迅雷.netのトリロバイトマギア達がこの姿に変えられドードーマギアと共に集団で滅と迅に襲い掛かるが、最終的にその場にいた個体は彼等に掃討されている。
後に別個体がドードーの命によりゼット5号の捜索に乗り出すも迅と滅によって破壊され、ゼット5号を守ろうとするゼロワンたちとの戦いに出現した個体もバルカンとバルキリーによって全滅した。
掲示板
10 ななしのよっしん
2020/04/12(日) 09:42:22 ID: /aYlNXk4Nz
お帰り、でいいのかな また顔が見られてよかったよかった
11 ななしのよっしん
2020/04/13(月) 03:19:52 ID: Ty/Vp5xRRp
祭田もあんさつちゃんもすきなので嬉しい
というかスピンオフとかで(ハイパーバトルDVD)ちょいでてるな
12 ななしのよっしん
2020/08/26(水) 05:04:00 ID: oIfUlVpze9
急上昇ワード改
最終更新:2025/01/07(火) 08:00
最終更新:2025/01/07(火) 07:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。