東海道とは、以下のものを指す。
ニコニコ動画では2.の東海道にほぼ沿う形で(一部、米原を迂回するが)整備された鉄道である「東海道本線」や「東海道新幹線」に関連する動画に対して「東海道」タグが付けられることが多い。また、旧東海道走破の「歩いてみた」系動画などもある。
ここでは、2.について説明する。
江戸(東京)と京(京都)を結ぶ街道。大坂(大阪)までとする場合もあり、この場合は京街道・大坂街道を含める。京までの場合は宿場町の総称を東海道五十三次、大坂までであれば東海道五十七次と呼ぶ。
鉄道の東海道本線・東海道新幹線の名前の由来である。ただし、鉄道は線形などの都合で従来の東海道に沿わない区間も存在している。例えば東海道本線・新幹線は岐阜県の関ケ原町や滋賀県の米原市を経由するが、東海道はより南側の三重県四日市市側を回り、鈴鹿峠を越えて滋賀県の甲賀市土山町に入るルートとなっている(新名神のルートに近い)。
他にも静岡県熱海市・焼津市、愛知県蒲郡市など、東海道本線・新幹線が従来の東海道に沿わない場所を通る区間がところどころ存在する。
また、国道1号も東京・大阪間の東西交通の役割を東海道から引き継いでおり「現代の東海道」と呼ばれるものの、バイパス化されている区間が多いため、国道1号と江戸時代の東海道の道筋が一致している区間は少ない。バイパスでなくても、例えば東京~横浜間の国道1号は「第二京浜」となっており、東海道(国道15号、第一京浜付近)と比べて内陸側を通るなど、ルートが異なる区間が複数存在する。
お正月に放送される箱根駅伝も比較的東海道に近いルートを通るが、やはり旧道のままだと狭すぎる箇所はパスされている。それ以外にも藤沢~平塚は海沿い、箱根の山登り・下りでは畑宿ではなく大平台や宮ノ下側を通るなど違う区間が存在する。
趣味として、もともとの東海道を徒歩で辿る人もいる。
江戸時代の東海道を辿ろうとすると「銀座のような大都会」から「綺麗な宿場町や農村風景」、「4車線トラック街道の横の歩道」「工業団地のど真ん中」「公園の中を突っ切る」「ハイキングコース」「建物などで道筋が消滅」等、バラエティあふれる風景に出会える。美しい景観も楽しめるが、地元住民の車の抜け道になっており、結構危ない区間もあるので注意したほうがいいかもしれない。
また、沿線にコンビニ等が無い区間も割とあるので、トイレにも注意が必要である。どの程度の長さを歩くか事前に計画を立てておいたほうがよく、鉄道駅やバス停などでリスポーン地点(歩きを中断して後日に再開する場所)を設定しておいたほうが良い。
三大難所とされるのが神奈川県・静岡県の箱根峠、静岡県の小夜の中山(牧之原)、三重県・滋賀県の鈴鹿峠。山道で未舗装区間や石畳の区間を含むため、この場所は虫刺され予防の上、履きなれた靴で臨んだほうがよい。これ以外にも権太坂、薩埵峠などの急坂区間が存在する。
静岡県の舞坂~新居、愛知県・三重県の宮(名古屋市熱田区)~桑名といった湖上・海上の区間があるが、この区間を歩くか鉄道でパスするかは各自の判断に任せられている。
なお、「脇往還」と呼ばれる難所を避ける迂回ルートもいくつか存在している。例を挙げると江戸~平塚の「中原街道」、見附(静岡県磐田市)~御油(愛知県豊川市御油町)の姫街道、宮~桑名の「佐屋街道」があたる。
以下に江戸時代の東海道五十三次の宿場を示す。駅名として著名な場所が多いが、品川や藤枝のように本来の宿場の外れにできた場所や、神奈川や宮のように後世に発展した都市(横浜、名古屋)の一部と化した場所もある。
また「茅ヶ崎」「箱根湯本」など、現在は比較的知られているが当時は宿場町でなかった場所もある。
日本橋(東京都中央区、起点)
1. 品川宿(東京都品川区)
2. 川崎宿(神奈川県川崎市川崎区)
3. 神奈川宿(神奈川県横浜市神奈川区)
4. 程ヶ谷(保土ヶ谷)宿(神奈川県横浜市保土ケ谷区)
5. 戸塚宿(神奈川県横浜市戸塚区)
6. 藤沢宿(神奈川県藤沢市)
7. 平塚宿(神奈川県平塚市)
8. 大磯宿(神奈川県中郡大磯町)
9. 小田原宿(神奈川県小田原市)
10. 箱根宿(神奈川県足柄下郡箱根町、湯本ではなく関所の付近)
12. 沼津宿(静岡県沼津市)
13. 原宿(静岡県沼津市)
14. 吉原宿(静岡県富士市)
15. 蒲原(かんばら)宿(静岡県静岡市清水区(旧・庵原郡蒲原町))
16. 由比宿(静岡県静岡市清水区(旧・庵原郡由比町)
17. 興津(おきつ)宿(静岡県静岡市清水区(旧・清水市))
18. 江尻宿(静岡県静岡市清水区(旧・清水市))
19. 府中宿(駿府)(静岡県静岡市葵区)
20. 鞠子(まりこ)宿(静岡県静岡市駿河区)
21. 岡部宿(静岡県藤枝市(旧・志太郡岡部町))
22. 藤枝宿(静岡県藤枝市)
23. 島田宿(静岡県島田市)
24. 金谷宿(静岡県島田市(旧・榛原郡金谷町))
25. 日坂(にっさか)宿(静岡県掛川市)
26. 掛川宿(静岡県掛川市)
27. 袋井宿(静岡県袋井市)
28. 見付宿(静岡県磐田市)
29. 浜松宿(静岡県浜松市中央区)
30. 舞坂宿(静岡県浜松市中央区(旧・浜名郡舞阪町))
31. 新居宿(静岡県浜名郡新居町)
32. 白須賀宿(静岡県湖西市)
33. 二川(ふたがわ)宿(愛知県豊橋市)
34. 吉田宿(愛知県豊橋市)
35. 御油(ごゆ)宿(愛知県豊川市)
36. 赤坂宿(愛知県豊川市)
37. 藤川宿(愛知県岡崎市)
38. 岡崎宿(愛知県岡崎市)
39. 池鯉鮒(ちりゅう)宿(愛知県知立市)
40. 鳴海宿(愛知県名古屋市緑区)
41. 宮宿(愛知県名古屋市熱田区)
42. 桑名宿(三重県桑名市)
43. 四日市宿(三重県四日市市)
44. 石薬師宿(三重県鈴鹿市)
45. 庄野宿(三重県鈴鹿市)
46. 亀山宿(三重県亀山市)
47. 関宿(三重県亀山市(旧・鈴鹿郡関町))
48. 坂下宿(三重県亀山市(旧・鈴鹿郡関町))
49. 土山宿(滋賀県甲賀市(旧・甲賀郡土山町))
50. 水口(みなくち)宿(滋賀県甲賀市(旧・甲賀郡水口町))
51. 石部宿(滋賀県湖南市(旧・甲賀郡石部町))
52. 草津宿(滋賀県草津市)
53. 大津宿(滋賀県大津市)
掲示板
8 ななしのよっしん
2016/03/16(水) 11:49:41 ID: GvP8AvjHbk
偶然知ったんだけど東海道の東端が東北地方だった時期も有ったんだな
もっと調べてみようと思ってとりあえずWikipediaを見たら
記事によって微妙に書き方が違ってて思わず笑ってしまったくらい
マイナーな話らしいけどw
9 ななしのよっしん
2021/05/19(水) 20:12:27 ID: hYuhewN4YP
江戸時代に最も交通量が多かったであろう五街道だから歩きやすいのかな?と思いきや地味に交通難所が多い
最も急峻な「箱根峠」
波打際を駆け抜ける「薩埵峠」
架橋が無く急流を渡る「大井川」
急峻かつ山賊も出没する「小夜の中山」
海難事故が発生する「七里の渡し」
急峻かつ盗賊や忍者も出没する「鈴鹿峠」
10 ななしのよっしん
2024/04/19(金) 22:31:47 ID: Ego1waeSVW
>>9
今だと余り意識されないが、江戸の近くでもしばしば増水し川留めを引き起こした多摩川、多摩丘陵を抜けるため無茶苦茶急峻で「東海道最初の難所」と呼ばれた保土ヶ谷とかもあったりする
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最終更新:2026/06/16(火) 14:00
最終更新:2026/06/16(火) 14:00
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