発光ヨーヨー 単語


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ハッコウヨーヨー

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発光ヨーヨー(Light-Up Yo-Yo)とは、ヨーヨーの構造上の分類である。

概要

内部に電子回路を搭載することで、るようにしたヨーヨー
ヨーヨー本体は既存機種を流用することも多い。
おもちゃヨーヨーから競技用、パフォーマンス用に至るまで、様々な種類が発売されている。

なぜか、ヨーヨーを知らない人には「今のヨーヨーる」というイメージがあるらしい。
しかし、発機種はラインナップのごく一部に過ぎない。

光るヨーヨーは、子どもや初めて見る人の興味を引く。
一般受けがいいことから、プロパフォーマーからもの需要がある。
間の練習にも適する。

一方、電池の液漏れや内部回路の腐食を気にする必要があることから、保管やメンテナンスが面倒である。
また、回路の分価格が500-1000円程度割高になる。
内部に回路が入っているので重量が内寄りになり、競技用には向かないとされる。
しかし、現在ヨーヨーの製造技術も進歩したため、競技に使ってもさほど気にならないものがほとんどである。

需要を考え、発光ヨーヨーは初心者向けモデルベースにしていることが多い。
一方、プロパフォーマー用のハイエンドモデルが不足しており、上級者まで使えるモデルか、上級者専用モデル希望するがある。そのため、わずかではあるがLED搭載のハイエンドモデルも製造されている。

発光システム

LED

発光ダイオード。消費電力が低く、寿命が非常に長く、発熱量も小さい。
現在の発光ヨーヨーはほぼ全てこれが採用されている。

90年代は、赤・緑・(両者の混合色としての)オレンジぐらいしかカラーバリエーションがなかった。
2000年代になると様々な色の高LED開発され、多な表現が可になった。

現在ではマルチLEDを搭載し、めまぐるしく色が変わる機種も存在する。

ムギ球

模型用の小さな電球。消費電力が大きく、寿命が短く、発熱量が大きい。
LEDが高価で低度だった時代には、よくおもちゃに使われていた。

90年代前半より前の、上げ下げしかできないおもちゃヨーヨーに使われていた。
競技ヨーヨーでの採用例はおそらくない。競技ヨーヨーに発がつくころには、すでに安価な高LEDが出回っていたからである。

蓄光

を吸収し、暗闇でる。ヨーヨープラスティックで作られ始めた頃から存在する。
既存機種のカラーバリエーションとして登場することもある。

メンテナンスの面倒がなく、普通の機種と同じように使えるのが強み。
ただし、蓄素材は強度が低いことが多いので、「ナイスペレイダー」などを作るときは注意が必要である。

らせるにはしばらくを当て続ける必要があるが、ブラックライトなら数でよい。

たまに、グロカラーのような色をしているがらない機種がある。

蛍光

紫外線(ブラックライト)を吸収することで発する。
ブラックライト照明(LEDなど)を別に用意する必要がある。

カラーヨーヨーは古くから存在するが、「ブラックライト下でる」という使い方が意識され始めたのは2000年代になってから。
この頃になると、第1期ハイパーヨーヨー世代の子どもたちが若者になり、クラブハウスなどでブラックライトに触れる機会が増えてきたことから、ヨーヨーへ応用する動きが生まれたのである。

この方式の利点は、カラーを使用していればストリングことである。
そのため、ストリングプレイがとても綺麗に見える。

クラブハウスなど、照明ブラックライトを選択できる場所で行えば盛り上がるだろう。
近年は、屋外のイルミネーションブラックライトを使用している例もあるので、そのそばでプレイするのもいい。

公式戦では、照明の種類を変更することはできない(AP部門で「消してもらう」ことができるだけ)。
自分で照明を持ち込むこともできないため、通常の大会ではこの方式は使えない。

単発大会では、催の方針次第ではブラックライトが使える場合がある。
2018年香港選抜大会で併催されたミニ大会「Let's Yo For It!」では、本来の照明とは別にプレイヤーブラックライトが直接照射されており、ストリングヨーヨーらせた状態でフリースタイルが行われた。

ファイヤージャグリングのように、耐火スポンジを仕込んだヨーヨーに、灯油をしみこませて火をつける。萌えているヨーヨーを直接キャッチすることになるが、耐火手袋をつけるか、構造上側面からしか炎が出ないようになっているヨーヨーを使用する。

防火基準のゆるい地域で行われることがある。
ファイヤージャグリングの心得のない者は絶対にまねをしてはいけない。

公式戦では、全ての大会で炎の使用は認められない失格例もある。
会場の防火基準か消防法にも引っかかる場合がほとんど。プロパフォーマーなどで、どうしてもやりたい場合は法律消防・危険物取扱・ファイヤージャグリングの知識を十分に得た上、会場との綿密な打ち合わせと十全な安全対策の上で行うこと。

参考:日本ジャグリング協会exit
参考:ジャグリングショップ ナランハexit

また、燃料は必ず灯油を使う。
ガソリンは、揮発性が高く爆発事故の恐れがあるため使ってはいけない
(詳しくは、名古屋立てこもり放火事件の記事を参照)

スイッチ

ON/OFFスイッチにも、いくつか方式がある。

物理スイッチ

本体のどこかに「ON/OFF」の切り替えスイッチがついているもの。
最も単純な仕組みだが、ヨーヨーの採用例はあまりない。

機構が単純でON/OFFを自分の意思で操作できることから見直され始めている。

遠心スイッチ

ほとんどのヨーヨーはこの方式。
ヨーヨー回転を始めると、遠心力スイッチが入る。

物理スイッチの場合と、加速度センサーの場合がある。

静電スイッチ

ヨメガ・ストロボヨー」に採用されている方式。

スイッチ部分を手で触れることによって、生体内の微弱な静電気を感知してスイッチがONになる。
しばらくするとスイッチが切れる。

ヨーヨーをしまうときなど、必要ないときにもついてしまうことがあるのが欠点。

無線

ON/OFFや発色を、線で制御する方式。
しばしばBluetoothが使われる。

音楽に合わせて、もしくはアシスタントによる遠隔操作で状況に応じた発が可になる。
ストーリー性のある舞台での演技など、高度なパフォーマンスにも申し分ない性である。
ただし、その分価格も非常に高価であり、1個3万円ほどする。
ルーピングヨーヨーは2個1セットで使う上に、予備も必要になるので、本格的に使うのであれば十数万円の出費は覚悟する必要がある。基本的には、芸で食べていける人向け。

公式戦では、ヨーヨー以外のものを持ち込むことはできず、アシスタントも認められない。
したがって、原則として遠隔操作は一切できず、発パターンはあらかじめセットしておく必要がある。

公式戦での扱い

来場者および会場に危を加えるものでない限り、発光ヨーヨーに関する制限はない。
しかし、ヨーヨーることによる追加の加点要素はない。

AP部門では審になるが、ヨーヨーることを十分に生かしたパフォーマンスである必要がある。

大会によっては、事前に申請することでステージ照明を落としてもらえる場合がある。
そうした場合、(ストリングなど)っていないものが見えにくくなることに注意が必要である。

発光機種一覧

スイッチの方式は、特筆しない限り遠心スイッチである。

機種名 スタイル ベアリング 備考
ヨメガ・ストロボヨー ループ プラ 静電スイッチ
ヨメガ・スペクトラム 赤・緑 ループ プラ
ヨメガライトビーム ループ ボール
ダンカン・ORB ループ ボール キャッチ後もしばらく発
ダンカン・パルス(旧) 赤・緑 ループ ボール ダンカン・スピードビートルベース
ダンカン・パルス(2018) 赤・緑 ループ ボール ダンカン・ホーネットベース
ダンカン・ライムライト(旧) 赤・緑 ループ 木製固定 スピードビートルベース
ダンカン・ライムライト(2018) 赤・緑 ループ プラ ホーネットベース
ダンカン・フリーハンドZERO
ルステクノロジー
赤・緑 ストリング ボール
ヨーヨーファクトリー・スピンスターLED / ストリング プラ 片面のみ発
ヨーヨーファクトリー・夔 ストリング ボール 金属
ヨーヨーファクトリー・ループ1080L ループ ボール 片面のみ発
ヨーヨーファクトリー・ループ720LED ループ ボール 片面のみ発
ヨーヨーファクトリー・ループ2020 ループ ボール LEDキャップ使用の場合
物理スイッチ
ヨーヨーファクトリー・ハブスタックアフターグロウ ストリング ボール ハブスタック搭載
スピンタスティクス・トーチ ループ ボール
スピンタスティクスファイヤーフライ ループ ボール
ヨーヨーモンスターリフレイン 赤・緑 ループ ボール
シンウーファイヤーループ ループ ボール
シンウーファイヤーテクノ ストリング ボール
シンウーファイヤーファントム ストリング ボール
バンダイ・ハイパークラスター
サンダードレイク
ストリング ボール
バンダイ・ハイパークラスター
レーザーイーグル
ストリング ボール
AULDEY・アンセリオ ストリング ボール センターパーツユニットとして
AULDEY・混沌魔龙 ストリング ボール ハブスタック(モータースイッチ)を押さえている間だけ発
Cerevo・7-Magic マルチ ループ ボール Bluetooth制御
タカラトミーアーツヨーヨー戦輝バトルネード ループ プラ オートリターン
イフリートファイヤーヨーヨー ストリング ボール 発火機種

発光ユニット一覧

ヨーヨーに後付けで取り付けることができる発回路。
単独で販売されているもののみ。

機種名 備考
シンウーファイヤーサーキット
AULDEYセンターパーツユニット
イトアップセット
///
バンダイ・ハイパークラスター
レーザーコア
スピンギアマルチ回路 マルチ
スピンギアユニバーサルLEDサーキット マルチ

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