耳郎響香とは (ジロウキョウカとは) [単語記事]

耳郎響香(じろうきょうか)とは、漫画『僕のヒーローアカデミア』の登場人物である。

概要

誕生日：8月1日　身長：154cm　出身：静岡県　好きなもの：ロック
学校・学年：雄英高校ヒーロー科1年A組12番　
ヒーロー名：イヤホン＝ジャック　個性：イヤホンジャック

雄英高校1-Aに所属するデクのクラスメイト。
耳からイヤホンのプラグが生えてるおかっぱ前髪斜めぱっつん三白眼な女の子。黒髪の艶が心電図のような形をしている。一人称は「ウチ」。発育のいい子が揃う1-A女子の中では胸が控えめ。だがそれがいい。

非常にサバサバした性格。
特に上鳴に対してはかなり遠慮のない物言いをしており、もはや完全に尻に引いている。その上鳴とは席が隣同士の他、実戦訓練・USJ編で行動を共にしており何かと縁がある。
バス移動や体育祭の観戦時には爆豪の隣に座ることもあるが、基本叫んでばっかの彼は苦手なようで毎回迷惑そうな表情を浮かべている。
女性陣の中ではUSJで共闘して以降、八百万と一緒にいることが多い。

冷めた感じの印象が強い彼女だが、ちゃんと内股だったり、峰田による女性陣のエロポイントに自分だけ入ってなかったことを気にしたりと、乙女な部分もちゃんともってたりする。
ちなみに八百万のナイスバディを「発育の暴力」と形容したのは彼女。まさに胸囲の格差社会である。

音楽関係の仕事をしている両親の影響もあってか、本人もロック好き。寮には大量の楽器類を持ち込んでおり、楽器演奏や歌唱など音楽に関する事が上手いが、自身の趣味がヒーロー活動に根付かないと劣等感を持っていた。文化祭では、クラスの後押しを受けて、文化祭の出し物でのバンド隊リーダーとして、バンドメンバーに楽器演奏を教え、「Aバンド」ボーカル兼ベースとして大活躍を見せる。

個性

個性は「イヤホンジャック」。
相手に耳たぶの先のプラグを挿すことで自身の心音を爆音ボリュームにして攻撃できるほか、微細な音をキャッチしたりもできる。長いコードのような耳たぶは約6mまで伸縮可能な上、自由自在に動かせるのでかなり汎用性が高い。

爆音による攻撃は岩を砕くほどのレベルであり、コスチュームのスピーカーにより指向性を持たせた攻撃はかなりの貫通力を誇る。また、スピーカーにプラグさえ繋いであればノーモーションで攻撃できる上、文字通り音速の攻撃なので中々に強力な個性である。

多様な特殊能力に加えコード自体もかなりの速度、精度を保ちながら操ることが可能であり、デクからは「正確さと不意打ちの凶悪コンボが強み」と称された。

必殺技

ハートビートファズ
両腕の音響増幅（アンプリファー）装置を地面に当てて音響を撃ち込み、自身の前方に地割れを発生させる。
ハートビートサラウンド
両腕の音響増幅（アンプリファー）装置を外した状態でプラグを挿し、強力な音波を放つ。
心音壁（ハートビートウォール）
音響増幅（アンプリファー）から音波を出して、音の壁を作り出す。

ヒーローコスチューム

コスチュームは黒をベースにしたパンキッシュなもの。目元のメイクが印象的。
最大の特徴はスピーカーが内蔵されたブーツで、先述のようにこれを使用することで爆音に指向性を持たせることが可能となる。

僕らのヒーロー解体新書』その⑧「音響マシマシ口調カラメ」耳郎響香

耳郎'sアイ：三角形で描きやすい。
耳郎'sジャック：エロい。
耳郎's胸：控えめ。
耳郎's体：締まっている。細め。
耳郎's内側：冷めた感じの割に乙女な部分がある。

THE・補足

彼女の個性は、作者が昔『イヤホンを色んなものに挿して音聞いたり、ムチみたいに使ったりするキャラ…！相当かっこいいんじゃないか？』と仕事帰りに思いついたネタをもとに作られたもの。これを思いついたのはヒロアカの構想もしていないような時期だったので、ヒロアカに登場する個性の中では一番最初に出来上がったものと言える。

おまけの書下ろしではライブ参戦時の服装を披露。やはり胸がないパンクロックが好きなようだ。ちなみに着ているシャツに書かれている文字は「THE　END　OF　VILLAINS」。

作者からベース弾けそうと言われており、35話掲載時の落書きでは峰田(ボーカル)・爆豪(ギター)・上鳴(ドラム)と組んでベースを演奏している姿が描かれている。何気に落書きでの登場率が高い。

また、３DS版ゲームのバトル・フォー・オールではプレイアブルキャラに抜擢されている。