荒垣真次郎とは、アトラスより発売されているゲーム「ペルソナ3」およびFES
ポータブルに登場するキャラクターの一人である。
CV.中井和哉
月光館学園3-C所属。主人公達の所属する「特別課外活動部」メンバーの一人である。ゲーム登場当初は、ある事情により離脱していたがシナリオ進行に従い復帰。再びシャドウと戦うため、武器をとることとなる。
桐条美鶴、真田明彦らと共に、特別課外活動部最初期のメンバーでもあり、2人からの信頼は非常に厚い。
特に明彦とは同じ孤児院の出身者で、お互いを「アキ」「シンジ」と呼び合う親友同士である。
非常に近寄り難い雰囲気を醸し出す強面の少年(少年という表現が適切じゃないくらい)で、いつも被っているニット帽と臙脂色のコートがトレードマーク。活動復帰前は、一人、不良の溜まり場と呼ばれる駅前の敷地内にいた。
この場がまた特別な意味を持っているのだが、ここではネタバレになるので割愛。
言葉使いも荒っぽく、一匹狼な雰囲気がバリバリする人物だが・・・果たしてその実体はスペシャルな料理の腕前と繊細な気遣いを持ち、情に厚く、そしてもろく、凄まじく面倒見のいいスーパーお母さんである。
ペルソナ使いとしての適正は、仲間内では恐らく最低レベル。それでも活動に参加したのは、親友である明彦を守るため。(この辺りから2人の絆は推して知るべし)
加えてかなりの低血圧ゆえに、朝にめっぽう弱いと言う弱点も。愛用だった目覚まし時計は、明彦によれば相当すごいものであったらしい。
シナリオの都合から、キャラクターとして登場する期間が短いため、特に無印時代はなかなか彼に絞ったイベントというものが少なく、そのキャラクター像が掴みきれない印象が強かった。
が、FESが発売され、さる追加イベントの中でコロマルを「コロちゃん」などと呼んでいたり、一緒に映画に行った時の反応が追加されたりした辺りで人気が大爆発。
その後のドラマCD内における料理授業等も相まってその個性が色濃くなり、結果「ガキさんは寮のオカン」という認識がファンの間で一気に広まる事となった。
ポータブル版においては、女主人公で始めた場合、アルカナ「月」に該当するコミュニティを担う。
恒例の「特別な関係」として付き合うことができるようになった他、それまで無かった「荒垣真次郎」というキャラクターを掘り下げた内容と、ちょっと乱暴だけど心から心配してくれる優しいガキさんが楽しめるぞ!
コミュMAX後、特殊コスチュームにおいてタルタロス攻略時に話しかけると…ガキさん好きは必見。
使用する武器は「槌」「斧」といった鈍器系全般。「バス停」はガキ先輩の代名詞。
明彦曰く「その豪腕に驚くぞ」とのことだったが、その言に違わず超重量級の武器を片手で軽々振り回す姿を見せてくれる。
使用するはアルカナ「法王」に所属するペルソナ「カストール」。
日本ではふたご座の星として有名な「カストル」「ポルックス」の神話が元ネタであり、もう一方の片割れ「ポルックス」は、明彦の初期ペルソナ「ボリデュークス」としてゲームに登場している。両者の外見が似ているのはこれが由来。
馬術の達人として知られており、ペルソナが一本足の馬のようなものに跨っているのはこのため。胸に突き刺さる巨大な刃は、カストール自身が胸を貫かれて死亡した事が原因と思われる。
なお、このカストールを貫いた刃は、神話においても「槍」であったり「弓(飛び道具)」であったりと諸説存在する。どちらでも、荒垣真次郎というキャラクターの生き様、運命を知るものであればピンとくるものであるかもしれない。
性能は肉弾戦特化型の戦士型ペルソナ。
「運」を除く全てのステータスがよく伸び、特に「力」、「耐」の値が高い。順平のヘルメスとステータス的には非常に似通っている。
主に斬撃属性の技をよく覚え、後半にはアカシャアーツ等の強力な打撃技も使用できるように。単純に力押しだけでなく、敵全体に恐怖の状態異常を付与する「デビルスマイル」による搦め手や、「チャージ」を用いた省エネ戦法も可能。
防御面も一定確率で敵物理攻撃を反射する「カウンタ」や、ターンごとに体力が少量回復する「治癒促進」等を覚え、実戦においてはかなりしぶとく戦える。
また、カストールの性能の特筆すべき点として、仲間中(主人公、および非戦闘員の風花を除き)唯一「弱点がないペルソナ」であるという事が挙げられる。弱点というペナルティが非常に重いこのゲームバランスにおいて、この特性は大きな意味をもち、上記の性能と相まって戦闘における安定度は相当に高い。
コレだけ見ればかなり優秀なペルソナであるが、もちろん欠点は存在する。
それは、無印~FESの間においては、そもそも物理スキルがとっても使いにくかったということ。
絶好調空間殺法、プララヤという二大チート物理を除き、クリティカルが出ない限り大きなダメージを与えにくく、体力を消費しタフネスを削る割には、リターンが少ない。
無難ではあるものの正直やや力不足な感がある、という評価が、そのままこのペルソナの欠点に繋がっていると言えるだろう。。
前述の通り、弱点の重要性が大きいゲームであるが故に、弱点を突きやすい属性魔法を覚えない事も痛手の一つ。
ポータブル版になって技の性能バランスが見直されてからは、物理スキルもかなり使い勝手がよくなったが…
そもそも途中で離脱するという最大の欠点は解決されないしなぁ・・・
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最終更新:2024/05/25(土) 22:00
最終更新:2024/05/25(土) 22:00
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