CoeFontとは、東京工業大学発のベンチャー企業・株式会社CoeFont(旧・株式会社Yellston)が提供する音声合成サービスである。
CoeFontで用いられている音声合成技術は、ディープラーニングによるAI学習を用いたものである。
CoeFontで用いられている合成手法は、従来の音素片選択型やHMM(隠れマルコフモデル)、もしくはそれらの接続手法にディープラーニングを適用したものとは違い、人間の声道音響を再現する声道フィルタにディープラーニングを適用したものとなっている。
Web上で動作する音声合成サービス。2021年7月19日に先行リリース、同年7月28日に正式リリース[1] [2] 。2021年12月1日に「CoeFont STUDIO」を統合し、サービス名が「CoeFont」に変更となった。
公式提供フォントおよび無料フォントのみを使用できる個人向け基本無料のFreeプランから、法人向け(2022年12月16日以降は個人でも加入可能)のEnterpriseプランまで幅広い選択肢が用意されている。利用料金は有償フォントを使用できる月額ポイント制となっており、Liteプランでは月額500円/50,000ptから、ポイントが足りなくなった場合は100円/10,000pt単位で追加購入も可能である。
なお、FreeプランおよびLiteプランのユーザーは合成音声の使用時にクレジット(Voiced by https://CoeFont.cloud)の表示義務がある。加えて、2022年12月16日以降は利用規約改定に伴い、Standardプラン及びPlusプラン以外のFreeプラン、Basicプラン及びLiteプランの場合は営利・商業利用が不可能となっている為注意が必要。ただし例外として、法人格以外の動画投稿(収益化したチャンネルを含む)や音声利用作品の有償配布に関しては商業とは扱わないこと
が明言されている。
また、CoeFont作成プランも用意されており、所定の様式でユーザー自身の声を収録しCoeFontとして公開できる。また、公開された声の収益は文字数などの使用実績に応じてユーザー本人に還元される。なお、文字数にかかるポイントはCoeFont提供ユーザーが任意に料金を設定できる。
収録費用は最低料金プランで500円から、収録時間や密度を高め合成品質を上げる事もできる。
また、NGワードが設定されている。CoeFontにそんな言葉を喋らせてはいけませんよ?
2022年3月8日より、アリアルとミリアルに関してはNGワード制限が解除された。[3]
2023年6月には日本語で収録したAI音声を英語・中国語用のモデルに変換できるサービスを開始(参考
)。また、公式が提供する一部音声が英語、中国語などに対応した。
CoeFontでは、公式提供フォントと同名で合わせて活用できるキャラクターが用意されている。
これらAI音声のうちアリアル・ミリアルの一部については将来に渡って無料提供される。
キャラクターについては動画投稿サイトでの使用や二次創作も可能である。2022年8月24日のガイドライン改訂で立体物を除く個人利用かつ非商用範囲での有償頒布および動画投稿サイトでの収益化も解禁された。詳細はキャラクター利用ガイドラインを参照。
その他、ひろゆき氏、後藤邑子氏などのAI音声が公式から公開されている。
Web上で動作する高度な機能を持つ音声合成サービス。2021年4月23日提供開始[4] 。
CoeFontを象徴するサービスとして無償提供されている。出力した音声データはダウンロードが可能であり、公序良俗・卑猥・犯罪等、規約に定められた禁止行為に触れない範囲であれば個人・法人・営利・非営利問わず利用できる。
2021年12月1日をもって「CoeFont CLOUD」と統合され「CoeFont」に集約された。[5]
2022年3月8日、ゆっくりMovieMaker v4.1.0.0にCoeFont API連携機能が実装。[6]
ゆっくりMovieMakerの台詞用テキストボックスに台詞を入力するだけで音声が生成できるようになった。利用は無料でユーザー登録なども不要。ただし作成した音声や動画を公開する場合はクレジット(Voiced by https://CoeFont.cloud)の表示義務がある。
これに伴いアリアル・ミリアル・アベルーニ3名の「ゆっくり饅頭素材」も配布された。
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https://twitter.com/coefont/status/1501031426468167680
2022年9月5日に突如公開された、あらゆる適当なことをひろゆきに喋らせることができるWebサービスである。音声合成にCoeFontのAI技術が使用されているほか、CoeFontにも無料フォントとして「ひろゆき」が提供されている。詳細はおしゃべりひろゆきメーカーの記事にて。
2023年8月、公式提供・ユーザー提供ボイスなどの声に音声を変換できるCoeFont Voice Changerを公開。2023年12月にはMacにも対応した。
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https://twitter.com/coefont/status/1687297305744138240
実在する人物による提供ボイス。なおBusinessプラン以上のユーザーしか使用できない。なお、現在は検索画面からCoeFont Officialの文字が消えている。
ユーザーによる提供ボイス。主要なボイスを掲載、カッコ内は他ジャンルの経歴を記す。
(付帯するキャラクターの利用条件は各ユーザーのガイドラインに準じる)
男声 |
女声 |
ユーザー提供音声のうち、高品質なAI音声を公式が審査し、認定するもの。詳細は公式の記事
を参照。






掲示板
234 ななしのよっしん
2025/09/08(月) 04:02:25 ID: sD8cVEegpT
何か急に模範的なクソ広告みたいなのが流れてくるようになってないか
合成音声に入り浸ってる身としてはそこまで気にならんが
235 ななしのよっしん
2025/11/12(水) 15:17:07 ID: GyLlUhrWPn
本業の多言語翻訳が好調の模様で
236 ななしのよっしん
2025/12/10(水) 18:03:57 ID: GyLlUhrWPn
CoeFont、アスリート支援プロジェクト『Kotoba for All』を始動
CoeFontコエフォントリアルタイム翻訳
https://
株式会社CoeFont(本社:東京都港区、代表取締役:早川 尚吾)は、日本発の多言語リアルタイム翻訳サービス「CoeFont通訳」を活用し、スポーツの現場に存在する「言葉の壁」をなくすためのアスリート支援プロジェクト 『Kotoba for All』 を開始します。
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最終更新:2025/12/25(木) 06:00
最終更新:2025/12/25(木) 06:00
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