MUGEN町任侠伝とは (ムゲンチョウニンキョウデンとは) [単語記事]

　MUGEN町任侠伝とは、２Ｄ格闘ゲームエンジン“ＭＵＧＥＮ”を使った“ＭＵＧＥＮストーリー”動画の一つである。　“ＭＵＧＥＮ”ならびに“ＭＵＧＥＮストーリー”については、各項を参照されたし。　本項では、ＭＵＧＥＮ町任侠伝のあらすじ、解説、登場人物等について示す。

概要

　ＭＵＧＥＮ町任侠伝は全体として、コメディ要素の多いストーリー動画で、　登場キャラクターの設定・口調は原作に準じているものもあるが異なる場合も多い。　ニコニコＭＵＧＥＮwikiにおけるジャンル分類ではコメディ枠に入れられており、系統は崩壊となっている。

あらすじ

　ストーリー対抗祭・クロストーナメントの参戦動画紹介コーナーの作者様によるあらすじから引用。

“強い者こそ優遇される半暴力シティ・ＭＵＧＥＮ町。そんなＭＵＧＥＮ町で無謀にも『ヤクザ』を名乗る『宇夫組』の面々が織り成す、ドタバタ任侠コメディ！バカとアホしか存在しない『宇夫組』を取りまとめる宇夫組長。彼の胃がストレスでBrokenされるのはいつのひか！？そんなスリルとサスペンスをお楽しみください。”引用終了。

解説

ありそうでなかったＭＵＧＥＮでの極道ストーリー。

　概要で述べたように、コメディ展開が中心の動画である（ただし５話はシリアス回）。ドタバタ任侠コメディとあるが、よく話の筋が練られており、ドタバタギャグ漫画などでありがちな超展開等が苦手な人も安心してみることができる。また、コメディのなかでもしっかり任侠らしい話が作られており、仁義・義侠といった単語が好きな人には特におすすめである。

　基本的に１話完結でストーリーが進んでおり、途中から見始めたとしても十分楽しむことができる。この動画の特色としてセリフ枠にある登場人物の名前の後ろに、＠組長や、＠若頭といった役職・肩書きが常に表記されており、一目でだいたいの人物関係を把握することができるよう配慮されている。

　ストーリーは現在のところ全編通して宇夫組の縄張りであるＭＵＧＥＮ町を舞台に展開されている。ＭＵＧＥＮ町についてはＭＵＧＥＮ町とは？の項目で示す。

ＭＵＧＥＮ町とは

　MUGEN町そこは力がものをいう町

　近所のスーパーですら半暴力団化するカオスシティＭＵＧＥＮ町。

　この町には妖怪に宇宙人、さらにはミュータント等々といった強豪がひしめきあっている。無法地帯とも思えるこの町だが、ある掟が存在した。

「問題は力で解決しろ」

　これがこの町の掟であり大前提である。こんなめちゃくちゃな町だが、多くの企業や商店が存在し、賑わいをみせている。その中にはＭＵＧＥＮストーリー動画ではお馴染みのボーダー商事、ルガール運送、カレー空輸といったものも存在する。

　これら組織・企業等については次の登場組織・企業の項目で示す。

登場組織

　このストーリーの中心である宇夫組、三大企業、そのほかの商店・組織の三項目に分けて示す。

宇夫組

　１話の段階で構成員６人＋１羽。宇夫組長のまとめるヤクザである。ＭＵＧＥＮ町とは？の項目でしめしたようにこの町は「問題は力で解決しろ」といった掟をもとになりたっている。しかし、この町には力あるものばかりが住んでいるわけではない。力をもたない弱いものたちは酷い扱いをうけているのだ。宇夫組はこういった力をもたないものたちに自分たちの“戦力”を売りお金をもらっているのである。

三大企業

ギース・ハワードコネクション
　宇夫組のおとくい様の一つ。表向きは超優良企業であるためトラブルの多いＭＵＧＥＮ町でも簡単には戦争めいたことができず、そのトラブルの処理を宇夫組に依頼している。
ボーダー商事
　ＭＵＧＥＮ町に本社をもつ超大企業。この会社の幹部の戦闘力は並ではなく、特に社長である八雲紫はスキマ妖怪であり、恐るべき力を持っている。
ルガール運送