3.1万
29821 ななしのよっしん
2012/01/16(月) 21:07:14 ID: +tFvNkOQcc
ルッタ「・・・ああ、一緒にいてやる、絶対にな」
(ここで、ニヤ、と笑って)
ルッタ「あんな傲慢野郎、はっ倒してやれ。
お前なら、余裕だろう?」
29822 ななしのよっしん
2012/01/16(月) 21:07:53 ID: OJxXmgndE+
>>29820
小楠「はい、ボクが守ります。
みんな、おやかたを守ってくれてありがとう」
(岡島たちに微笑む)
岡島「まあ、守っていたのかはわかりませんが……」
(そして、小楠は親方に駆け寄ろうとするが)
親方「みん な を ま もれ。
おれ は いい」
小楠「でも、おやかたぼろぼろなのです……」
親方「こぐすが い れば 大丈夫だ
あと で な お して く れ」
小楠「……はい」
(そして、小楠は星蛇に正対する)
29823 ななしのよっしん
2012/01/16(月) 21:43:23 ID: 3nKnWKR15O
>>29821>>29822
レイナ「勿論、世界を壊す力でも、私を満たすには足りない」
(ルッタに笑い返し)
レイナ「小楠、感謝する。皆の分の結界をはってくれる?こいつの力が飛び散るから」
(小楠に微笑み)
レイナ「私は、お前ほど陰湿でも、寛容でもない。後悔する時間も、残らないと思え」
(星蛇に告げた)
星蛇「随分と、図に乗ったことを。余の器、血肉となるに過ぎぬものが」
(余裕をもって、攻撃をしようとして)
レイナ「図に乗っているのは、お前」
星蛇「何っ…ぐっぉああ!」
(無数の鎖に貫かれた)
レイナ「死んだら覚えるも何もないけれど、覚えておいて。侵略者と言うものは、支配者よりも強いもの」
(そして、遠慮会釈なく、一切の容赦なく)
(星蛇の体を引き裂いた)
星蛇「きさまは…何者…なの…だ」
(先ほどまでの力がウソのように、星蛇が崩れ落ちる)
レイナ「『意志を持つ力』と言うお前の特性、それは既に失われた。ならば、お前に最早意志も思考も残らない。」
(崩れ落ちた星蛇からは、確かに先ほどまでの滾るような意志は感じられなかった)
(そして、星蛇の体から、統制を失った力が一気に溢れ出す!)
星「管理者権限、奪取成功。後は、実効あるのみ、よ」
異界「何をだ?」
星「後始末」
29824 ななしのよっしん
2012/01/16(月) 22:02:23 ID: OJxXmgndE+
>>29823
小楠「えいっ!」
(とびきりの力を放って結界を張る)
(世界の選択だから)
(これが小楠の)
(生きてきた意味)
(小楠の結界に星蛇の力が襲いかかる)
(だが、)
(結界は、どこまでも聖らかに光り)
(星蛇の力を寄せ付けない)
ローゴ「……すごいな。姉も姉だが……、妹も妹だ。
この姉妹、大違いだと思ったが……、どこまでも似ているんだな。
まるで二人で一人みたいだ」
29825 ななしのよっしん
2012/01/16(月) 22:23:04 ID: +tFvNkOQcc
ルッタ「・・・。
(あっという間すぎて実感が沸かん)」
(『一緒にいてやる』、とは言ったが)
(正直、置いてかれてるような気分だ)
ワーギル「・・・すげ」
(呆然とした表情でそれを見ていた)
ニブル「・・・が、がが、が。
後悔・・・してるかァ・・・?傲慢知己よォ・・・」
(ぶっ倒れながらも、呟いた)
29826 ななしのよっしん
2012/01/16(月) 22:36:08 ID: 3nKnWKR15O
>>29824>>29825
(そして、星蛇の力が放たれ終わった時)
(小楠の結界に守られて、そこに居た人間は、誰一人傷ついては居なかった)
レイナ「ルッタ、そんなことない。私はルッタが居てくれて良かった、初めてやる事だったから。」
(ルッタの手を握って)
怜奈「あはは レイナ よく 頑張った ね」
レイナ「…うん」
異界「それで、後始末ってのは何をやるんだ?」
星「世界を元に戻すの。力の流れを集積…掌握」
(十字架を使って、何かを巻き取るように、霧散した星蛇の力を集めていく)
星「これだけあれば充分よね、やるわよ」
(その力を使って、空に広大な魔法陣を敷き)
星「『聖堂調律』!」
(世界の歪みを正す)
(それによって、世界が復元していく)
(しばらくすれば、仮死状態になった人々も、目を覚ますだろう)
アンネ「あたしがくたばってる間に全部終わってしまったのかな?」
(よろよろと最上階にやってくる)
エミリア「随分と遅いお目覚めですね」
29827 ななしのよっしん
2012/01/16(月) 22:45:58 ID: OJxXmgndE+
>>29826
小楠「よかったのです」
(ニッコリと笑う)
(笑うが)
小楠「ほんとに……、ほんとによかったのです……」
(小楠の円らな瞳から涙がとめどなく溢れてくる)
小楠「う……、う、うっ」
(永かった)
(今までの小楠たちの旅が)
(全て無駄ではなかったと)
(報われたようで)
岡島楠様……」
亜季「本当に……、永かったですね」
小楠「おやかた……」
(そして、ずたずたになっている親方に近づく)
(生の力をかけながら)
小楠「ひっく……おやかた……、ありがとう」
(泣きじゃくりながら)
小楠「みんな……、ありがとう」
29828 ななしのよっしん
2012/01/16(月) 22:57:44 ID: +tFvNkOQcc
ルッタ「そうか・・・」
(レイナの頭をなでてやる)
ルッタ「・・・お前が『怜奈』か」
(怜奈のほうを向いて)
(紛らわしいな、とちょっとだけ思いながら)
ワーギル「だっはーっ!終わったー!」
(地面に寝転がって)
ワーギル「あー、疲れたー・・・。
(そういや、現界ってやつ、塔から落ちてったけど・・・死んでないようなあ、多分・・・)」
29829 ななしのよっしん
2012/01/16(月) 23:07:19 ID: 3nKnWKR15O
>>29827>>29828
エミリア「親方様についてきて正解でした、アレキス様に良い土産話ができましたから」
アンネ「おやおや、もっと素直に感動してもいいんだよ?」
エミリア「私は途中参加の部外者ですので」
アンネ「あーそうかい」
星「あー、疲れたわ」
異界「そうか」
星「しれっとしてるわね」
異界「まあな」
レイナ「…ん」
怜奈「あはは よろしく そして さようなら あは」
(もう体を動かす事も出来ないとばかりに座り込んでいる)
怜奈「あいつが 消えた あはは から あは もうすぐ ここが 崩れる 逃げた方が いい あはは よ?」
レイナ「怜奈は?」
怜奈「ここで お別れ」
レイナ「そう…わかった」
ベアトリクス「ご主人…さまぁ、ご苦労様だったわねぇ…」
(胸の穴を押さえながらよろよろとローゴのもとに)
―塔・外壁―
現界「…主様が…消えた…そんな馬鹿な…」
(落下していく中、星蛇の敗北を感じる)
現界「どうすればよい…私は…どうすれば」
(その手を、白い手が、掴んで)
???「どうも~」
(闇に、飲み込んだ)
(誰にも気づかれない、空白の中で)
29830 ななしのよっしん
2012/01/16(月) 23:34:41 ID: OJxXmgndE+
>>29829
(親方の体が徐々に治癒していく)
(が、まだ傷だらけである)
(右腕がつながっていない)
親方「ぐ……」
(立ち上がりながら)
親方「怜奈、おまえはどうなるんだ……? このまま消えるのか?」
ローゴ「だ、大丈夫かよ……。
お前に死なれたら後味悪いじゃねえか」
29831 ななしのよっしん
2012/01/16(月) 23:43:35 ID: +tFvNkOQcc
ルッタ「・・・俺は、お前がどういう奴なのかは知らん。
何をしてきたのか、知る気もないからな。だから、素直に俺個人として。
感謝と、労いを、述べさせてもらう」
(そう言って、頭を下げた)
ワーギル「(深く考えても仕方がない、か・・・。
あー、これからどうしようかな・・・)」
(起き上がって、そんなことを考える)
(飛び散った星蛇の力をほんのちょっと、頂戴しながら)
29832 ななしのよっしん
2012/01/17(火) 00:02:12 ID: 3nKnWKR15O
>>29830>>29831
怜奈「あは そうだね やっと 消えられる あは よ」
(親方に応えて)
怜奈「感謝 あんまり 嬉しくない な あはは 柄じゃ ない あは」
(ルッタに笑いかける)
星「こいつ、こんな性格だったかしら」
異界「毒気が抜けたようだな」
―――
ベアトリクス「大丈夫よぉ、後でご主人様から貰うからぁ」
(何をだ)
―――
アンネ「じゃ、そろそろ帰ろうか?あまり長居するのもっ…!?」
エミリア「ああ、時間切れですね」
(塔が大きく震え始める)
(床や壁にも大きなひびが入っている)
レイナ「星蛇が死んで、あの世界が消えた。この塔も、もう存在できなくなりつつある」
29833 ななしのよっしん
2012/01/17(火) 00:09:34 ID: OJxXmgndE+
>>29832
親方「ふん。
……じゃあな」
小楠「……さようなら」
(泣きながら怜奈に手を振る)
ローゴ「よ、よく分かんねえ事言うな……。とりあえず其れはいい。
逃げるぞ!!」
岡島「に、逃げましょう!!」
亜季「と、塔が崩れ始めてますよ!」
森田「………………!!」
親方「おし、じゃあ、行くぜ。俺と行く奴はついてこい!!」
岡島「はい!」
29834 ななしのよっしん
2012/01/17(火) 00:19:39 ID: +tFvNkOQcc
ルッタ「素直に受け取っておけ。捨てられても困る」
ワーギル「ルッタ、そろそろ」
(ひょこひょこ近づいてくる)
ルッタ「そうだな・・・。
さらばだ、俺の友人の友人よ」
(そう言って、最上階から出て行く)
ニブル「が、がが。
さてェ・・・」
(立ち上がる)
(体の半分ほどが白く染まっているが、それでもあざ笑うような表情は健在だった)
ニブル「今のところの『悪玉』」は死んだァ・・・。
今度は『魔王』の番だァ・・・!が、がががが、ががががが!」
(笑い出す)
(次なる『黒幕』の出番が来たと)
(純然たる悪意の『魔王』が笑い出す)
29835 ななしのよっしん
2012/01/17(火) 00:38:50 ID: 3nKnWKR15O
>>29833>>29834
怜奈「あはは ばいばい」
(小楠とルッタ、レイナに言ったのだろう)
異界「世界の選択、お前達には感謝している。それと、そこで寝ている私に、『幸せになれ』と伝えておいてくれ」
(控えめに手を振りながら)
エミリア「親方様、参りましょう」
レイナ「…暴れたら、次は貴方が裁かれる番」
(ニブルにそれだけ告げて、ルッタを追って塔を出て行く)
ベアトリクス「じゃあ、逃げましょうかぁ」
(ローゴの背中に張り付いて)
アンネ「じゃ、あたしたちはさっさと消えよう」
星「そーね、じゃ親方。宇宙旅行は今度連れて行ってあげるから、それまでお別れね!」
(手を振ると世界を背負い、アンネと共に光となって消える)
29836 ななしのよっしん
2012/01/17(火) 01:09:11 ID: OJxXmgndE+
>>29835
親方「ふん。またな」
小楠「はい、伝えておきます」
(異界やアンネ、星にも手を振る)
ローゴ「うむ、行こう」
親方「じゃあ、行くぜ」
(小楠と自分の右腕を抱えて走っていく)
29837 ななしのよっしん
2012/01/17(火) 01:21:15 ID: +tFvNkOQcc
ニブル「が、がが。何とでも言えェ。
『勇者』でない限りィ、『魔王』は倒せないものだからなァ・・・!」
???「だがそこまでだ」
ニブル「・・・!てめ」
(声に振り返った瞬間、ニブルの顔面に硬く握られた拳がめり込み)
ニブル「がぁあぁああっぁあああっぁぁああ!!!!!」
(思いっきりぶっ飛んでいく)
アガルヴァン「塔の隔壁が消えたからそろそろころあいだと思ってな。
どうやら、当たったようだ」
(黒い衣服に身を包み、アタッシュケースを握った茶髪茶眼の男が、立っていた)
ニブル「・・・アァアアァァアガアァァァァアルヴァアアァアァアアアンンンンンンン!!!!!!」
(そして、『停止』を放つより早く)
アガルヴァン「『潰嘆』」
ニブル「ぐぎがぁあぁあ・・・!」
(分銅に潰される)
ニブル「馬鹿なァ・・・!こんなァ・・・こんなところでェ・・・!」
アガルヴァン「ヘイムから話はついてると聞いたがな。まあどちらでもいい。帰るぞ」
ニブル「貴様ァ!」
アガルヴァン「あきらめろ。『潰嘆』」
(さらに分銅が追加され、沈黙する)
(アタッシュケースを開くと、分銅ごとニブルが吸い込まれていく)
(崩れ行く塔を眺めながら)
アガルヴァン「・・・さて、そろそろこの世界に来た目的を果たさねばな・・・」
(完全に吸い込まれて、閉じたアタッシュケースを持ち上げ)
(最上階から、姿を消した)
29838 ななしのよっしん
2012/01/17(火) 01:35:56 ID: 3nKnWKR15O
>>29836>>29837
ベアトリクス「じゃあねぇ~」
(全員が消えた後)
―――
怜奈「あはは なんで 残った?」
異界「外には出られん、私は所詮可能性の残滓に過ぎないからな。」
怜奈「あは それも そうか」
異界「それに、同志なのだから、一人で逝くのは寂しいだろう?」
怜奈「あは 大きな お世話 でも 良い気分だよ、私」
異界「何がだ?」
怜奈「私は、こうして誰よりも早く、望みを果たした。ねえ、見てるんでしょ?馬鹿な、妹たち。」
(寝転がって、空を見上げて)
怜奈「私の勝ち、お前達の賭けは大負け。はっはは、ざまぁみろ!この鍵はくれてやるよ、選別にさ!」
(呵呵と笑い)
(最後の力を振り絞って鍵を放った)
(その鍵は、虚空で掴まれたように消える)
(誰かの舌打ちとともに)
異界「…最後まで、お前は秘密主義だな」
怜奈「あは あはは あはははははははは!」
(そして、怜奈が笑い転げる中)
(塔は崩壊していった)
(崩壊していく塔からは、塔が消えるまでずっと、彼女の笑い声が響いていた)
29839 ななしのよっしん
2012/01/17(火) 01:44:17 ID: efTjGlb9cy
青年「……終わった。」
【戦いの終演を感じ取ったようだ】
クレメンシー「幕引きだな。」
勇者「それで、これよりは?」
宰相「盟約を果たすまでは、皆で動くべきかと。」
クレメンシー「……どうせなら、少し派手に動いてみるかい?」
殿下「機関として働くなんて、久方ぶりだな。」
摂政「ワシなんぞ、百年ぶりになるわい。」
コンカラー「アレ……消えた……?」
クレメンシー「今回活躍してくれた下々の勢力を労うってのはどうだい?」
聖騎士「面白そうだなあ!やってやるぜ!」
魔騎士「承知。」
クレメンシー「では、盛大なこけら落としといこうか。」
【立ち上がり、皆その場を後にする】
青年「具体的には、なにするんですか?どっかでも潰すとか?」
クレメンシー「いやいや、まずは公開前の舞台挨拶程度さ。」
【そして妖しい一団の影はすぐに見えなくなった】
29840 ななしのよっしん
2012/01/17(火) 17:33:07 ID: OJxXmgndE+
(塔を出ていく小楠の心中には)
(今までの足どりが思い起こされていた)
(だが、その短い間にも、塔は崩れ行く)
岡島「もうすぐ外に出られますよ!」
29841 ななしのよっしん
2012/01/17(火) 19:40:19 ID: 3nKnWKR15O
>>29839
エミリア「間一髪でしたね」
(崩れ落ちる塔の門からぎりぎりで脱出に成功する)
―吉岡家―
邪気「…それで?」
(突然彼の家の庭に落下してきた三人組と会話している)
星「しばらく泊めていただけないかなーって思ったのだけれど。駄目かしら…?」
世界「すみません邪気様、このような格好で…。すぐに失礼しますので」
アンネ「いや、あたしは直にお暇するからさ。世界と星だけでいいよ」
邪気「母さんが良いと言ったら、泊めてやる」
星「流石、話がわかるわー♪」
―???―
王気「蛇頭、その娘をどうするおつもりですか?」
???「秘密、ですよ~。…くすくす、とっても楽しかったです~。次は何が見られるんでしょうね~」
―アメリカ・アヴァロン家―
ベアトリックス「正面切って釘を刺されるとはおもいませんでしたね」
エゴール「釘刺したってレベルじゃねえぞ、お嬢。敷地が半分更地になっちまった」
ベアトリックス「私達の交渉に巻き込んでこの被害なら、私達も自制した方ですよ」
エゴール「なあお嬢、俺って護衛として必要なのか?」
29842 ななしのよっしん
2012/01/17(火) 19:45:20 ID: +tFvNkOQcc
ルッタ「・・・」
(塔があった場所を、眺めている)
ワーギル「ふあー・・・終わったねー・・・」
ルッタ「・・・まだ、因縁は断ち切れていないがな」
ワーギル「・・・うぎぎ」
29843 ななしのよっしん
2012/01/17(火) 20:20:23 ID: OJxXmgndE+
>>29841
小楠「……」
(塔が崩れ落ちる様子を見ながら)
(感慨深げにしている)
親方「これで……、全部終わったんだな。世界の選択の役目ってやつが……」
岡島「……。永かったですね」
森田「…………うむ」
親方「まあ、この世界も少しは無事になるんじゃねえのか?」
ローゴ「さあ、どうだかね」
親方「そうだ、アンタはナニモノだ」
ローゴ「……今更かよ……。
ローゴだ。神威の特殊部隊・神罰のエースなんだぜ」
親方「ふむ」
ローゴ「『ふむ』じゃねえよ『ふむ』じゃあ……。それだけかよ……」
親方「神威は小楠を拐かして酷い目に遭わせたから嫌いだ」
(ぷいっとそっぽをむいてしまう)
ローゴ「そ、そんな事するわけ無いじゃねえかよ……」
岡島「え、そうなんですか?」
ローゴ「そんな子供攫って何になるんだよ。……まあ、確かにこの子は聖痕の能力の持ち主だから、俺達の仲間にしたいくらいだが」
親方「……まあどうでもいい」
ローゴ「どうでもいいのかよ!」
29844 ななしのよっしん
2012/01/17(火) 20:25:05 ID: 3nKnWKR15O
>>29842
レイナ「ルッタ、ルッタはこれからどうする?私は、これからはルッタと一緒に居たい」
(ルッタの袖をくいくいと引いて)
レイナ「内親王とか、その他もろもろの有象無象からは、私が守るから」
―――
>>29843
ベアトリクス「正直関わっても良いことないわよぉ、ご主人様ぁ。神威の思想とは相いれない人達だしねぇ」
(背中から声を上げる)
エミリア「ローゴ、今回は親方様に協力して下さったゆえ、見逃して差し上げます。あのルッタと言う男、貴方が居なければ辿り着いていたかどうかわかりませんから」
(ローゴの真正面までやってきて)
29845 ななしのよっしん
2012/01/17(火) 20:52:20 ID: OJxXmgndE+
>>29844
ローゴ「う、アンタか……。
俺だって世界が破滅するのは見てて後味悪いからな。まあ、役に立ったのかはわからないが……」
(腕を組みながら)
ローゴ「……今度会ったときは決着……。だな」
岡島「親方……、頬に大きな傷跡がついてますよ」
(見れば親方の左頬に大きな十字の傷があった)
親方「治りが悪いようだ。右腕もくっつかねえし……」
小楠「はぅぅ……」
ローゴ「普通の人間はただじゃくっつかないようにできてんだよ!」
親方「五月蠅えなあ! 知らねえよ。俺は治るんだよ。いつもは」
ローゴ「……。やっぱりこいつらとは関わり合いにならないほうがいいな」
親方「ふん。
それより、エミリア、千夜の様子はどうだ?」
29846 ななしのよっしん
2012/01/17(火) 21:02:57 ID: 3nKnWKR15O
>>29845
エミリア「はい、それまでは精々平和を謳歌していて下さい。念のため言っておきますが、私が殺す前に誰かに殺されることのないようにお願いします」
(ローゴにそう言うと、背中の千夜の様子を伺う)
エミリア「眠っているだけの様です、起こしますか?」
29847 ななしのよっしん
2012/01/17(火) 21:21:53 ID: OJxXmgndE+
>>29846
ローゴ「……うむ」
(渋い顔つきで腕を組みながら)
(エミリアの背中から「くかー、くかー」という寝息が聞こえてくる)
親方「いや、寝かせておけ。
途中で起こしたら手が付けられん」
岡島「これからどうします?」
親方「行く所が出来た。
しばらく、小楠と一緒に行動したい」
岡島「それはいいですけど……」
亜季「では、それまで兄さんと森田さんと待っていますね」
森田「…………ああ」
親方「エミリア、お前はどうする?」
29848 ななしのよっしん
2012/01/17(火) 21:24:12 ID: 3nKnWKR15O
>>29847
エミリア「私は、一旦ブラン城に戻ろうかと。大分長い間留守にしてしまいましたし、帰参するには丁度良いタイミングだと思いますので」
ベアトリクス「ねえねえご主人様ぁ、早くルッタさん連れて帰りましょうよぉ。私疲れちゃったわぁ」
(背中からローゴの頭をぺしぺしと叩く)
29849 ななしのよっしん
2012/01/17(火) 21:33:29 ID: OJxXmgndE+
>>29848
ローゴ「叩くな……。
今取り込み中みたいなんだから待ってろ。後でジュースでもおごってやるから」
(あやすように揺する)
親方「じゃあ、千夜はお前にしばらく預けるぜ。
そいつは俺たちみたいにいろんなモノを見て回ったほうがいいだろう。
見識を広めるってやつだな」
岡島「(親方が見識が広いかはともかく、ですね)
では、私達も少しブラン城にご厄介になってもいいですかね?日本に戻る手段も無いので……」
(済まなさそうにエミリアに申し出る)
29850 ななしのよっしん
2012/01/17(火) 22:07:56 ID: 3nKnWKR15O
>>29849
エミリア「はい、かしこまりました。岡島様達の事もお任せください」
(親方に頭を下げる)
ベアトリクス「ぶーぶー」
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。