2,139
1 ななしのよっしん
2012/12/13(木) 16:16:38 ID: hbzyctRlBs
2 ななしのよっしん
2012/12/20(木) 01:31:19 ID: 2jb9Mf2v+W
まともに議論するために必要なことは
①死刑存置派は「廃止派は悪党の味方だ、悪人だ」という思い込みを捨てる
②死刑廃止派は「存置派は野蛮で非論理的な感情論者だ」という思い込みを捨てる
ことだろうなあ。こういう思い込みがこじれて感情的な罵り合い、煽り合いに発展するのを何度見てきたことか。互いに相手を「おかしなことを言っている奴」ではなく「自分と対等な立場の人間」と認めなければ、まともに話が成立するわけがない。
3 ななしのよっしん
2012/12/20(木) 01:37:46 ID: 6QN6Wehxgd
>>2
全面的に同意なんだが、ニコニコでは不可能なんじゃないかなぁ・・・
もっと管理人が厳しい所じゃないと、正しい意味での「議論」は出来ないと思う。
4 ななしのよっしん
2012/12/20(木) 11:30:28 ID: PJBpU/11Qo
ニコニコ大百科の死刑の項目でも賛成反対の意見ではなく
特定の考えの人への攻撃、レッテル貼りの繰り返しばかりの人がいたからなあ
5 ななしのよっしん
2012/12/20(木) 11:53:15 ID: MZS5bGrMlK
死刑のスレでも書いたけど、現在の日本の刑法、とくに刑罰周りについては問題点も多い。
だから、死刑廃止も選択肢に含めて広い観点で刑法、刑事訴訟法等の改革を考えるべきだ。
「冤罪の可能性が高い」と法務大臣が執行を拒否して、かつ再審請求が通らないとか、
国民の関心が高い凶悪犯はすぐ執行されるのに、そうでないとずっと放置されるとか、
どう考えても死刑周りは人治主義的で問題が山積している。
まあ、こういうこと言うと
「死刑廃止を選択肢に含めるなんてお前は生きる価値がない犯罪者だ、今すぐ死ね」
とか言われるんだろうけど。
6 ななしのよっしん
2012/12/26(水) 10:47:54 ID: FUfyW1rLAV
>>5 法務大臣の人はペン先に滴るインク一滴で人を殺さなきゃいけないから大臣個人の心境考えるとかわいそうだと思うわw私できないw
話は変わって、個人の殺人(私刑)と国家の殺人(死刑)を一緒にするなという指摘はごもっともだけどあえて考察すると殺人が<(ある人を)殺人するという意志><道具の用意><実際に殺すという行為>という3つのステップを踏む必要があるとすると
個人の死刑(殺人)は殺人をした個人にステップが内在化されて「わかりやすい」けど、
国家の死刑(殺人)は
<意志>は国民が承認したという法文(?)とそれを解釈する裁判官が決める。
<用意>は法文(?)に定められた様式(日本だと方法としては絞首、また事前に法務大臣のサインとかいう法手続き等)として設定されてる。
<行為>は被処刑人を(このひとたちついてはよく知らないけど)面倒見る人、刑場に連れてくる人、ボタンを押す人、死んだか確認する人、後処理する人がいる。
になるのかなぁ?
(国家による死刑が「善い」か「悪いか」は置いといて)殺人という地上最悪な行為は一種スミス的な分業(システマティック?)しないとやってられないのかしら?
7 ななしのよっしん
2012/12/27(木) 21:07:58 ID: MZS5bGrMlK
>>6
問題があると思うなら、堂々とそれを述べて改革に動けばいいよ。
制度はそのまま、問題点も指摘しないけど自分は署名しません、法務大臣はやりますけど、
ってのが常態化してることに問題がある。
手続きが分散しているのは、負担というよりは責任の問題だろう。
死刑というのは執行後に「原状に復する」ということができないので、
多くの手を減ることでその都度チェックさせて間違いを減らそう、という。
もちろん、絞首刑執行の際のボタンは3つあって、2つはダミー。
どれが本物かわからないようにして3人同時に押すとか、負担軽減の工夫も行われてるけども。
これは銃殺のときからある。誰の銃弾が命を奪ったかわからないように複数人で一人を撃つ。
人間を殺すというのはどうしても心理的に負担が大きいからね。
このあたりは「戦争における『人殺し』の心理学」なんかでも述べられてるけど。
8 ななしのよっしん
2012/12/28(金) 14:41:12 ID: FUfyW1rLAV
>>7
「手続きが分散しているのは、負担というよりは責任の問題だろう。
死刑というのは執行後に「原状に復する」ということができないので、
多くの手を減ることでその都度チェックさせて間違いを減らそう、という」
とあるけどホントにチェックしてるの?っていう疑念があるんだよー。ラタネとダーリーの実験(いわゆる「傍観者効果」)見る限り監視者増やすほどよくチェックされてるっていうのには疑問が残っちゃう。
9 ななしのよっしん
2012/12/28(金) 17:04:51 ID: FUfyW1rLAV
>>8 に追記
あと死刑は人を殺していることに違いはないんで裁判官さんなり刑吏の方なり官僚さんなり政治家さんにとっても心の負担が大きいと思う。
だからこそ死刑するにあたっては責任(というより「俺が奴を仕留めた!」という主観的な思い)を分散させる必要があるけど、責任を分散させることによって「俺は上の人間に従っただけだ!」とか「法の定めるままに裁いただけ!」という一種の正当化する(責任転嫁する)余地は残っちゃうのかなーと思う。
10 ななしのよっしん
2012/12/28(金) 17:17:08 ID: I3trQzwrT2
>と死刑は人を殺していることに違いはない
じゃあ懲役も人を誘拐して監禁して強制労働させることに違いはないよな。
そういうレベルの低い次元の発想、どうにかならないの?
11 ななしのよっしん
2012/12/28(金) 17:27:07 ID: oMsIGYbv8x
もう死刑の前に身体刑を置いても良い。
二度と犯罪出来ない体にする。
12 ななしのよっしん
2012/12/28(金) 18:03:49 ID: 7KWunuuGHZ
>>10
>>9が言ってるのは執行者の心理的負担だから行為の重さが重要なはず。
行為の善悪という二元論的問題じゃない。
もし監禁と強制労働が殺しと同等な行為だと思って言ってるなら話は別だけど。
それと人の意見を安易に低次元だなんて決めつけるもんじゃないよ。
>>11
性犯罪者は去勢ですね、わかります。
13 ななしのよっしん
2012/12/28(金) 18:13:00 ID: I3trQzwrT2
>>12
>もし監禁と強制労働が殺しと同等な行為だと思って言ってるなら
「本来違法な行為」に違いはないだろ。
でも刑罰の執行は違法ではないわけ。どうしてかわかる?
それは違法性阻却事由というものがあるから。
正当防衛、緊急避難、そして正当行為。
刑罰の執行は医者が腹を切り裂いても傷害にならないのと同じ正当行為。
正当な行為なんだから、何ら罪悪感など感じる必要は無い。
医者が「人を傷つけるなんて心に負担がある」なんて言ったら笑われるぞ。ましてや医療及ばず死ぬ時もあるしな。
同じくらい刑罰の執行に心の負担なんて馬鹿馬鹿しい。
・・・いや、負担を感じること自体は馬鹿馬鹿しくないな、語弊がある。
要はその仕事に就いている以上、その業務を行うことは当然に覚悟しているべきだってことだ。
覚悟してその仕事をするべきなのに、心の負担と言い出すのが馬鹿馬鹿しいってことだな。
14 ななしのよっしん
2012/12/28(金) 21:57:06 ID: FUfyW1rLAV
>>10
個人なり国家(社会集団)なりが、個人をこの世から抹消するという意味で「死刑は人を殺していることに違いはない」と書いたのですが語弊がありますね…、申し訳ないー、ごめんです。>>12さんが書いてる通り、この一文に規範についての考えはないです。
>>13
んー、そら勇壮な限りな意見だと思うけど刑吏の人は汚物垂れ流しながら死んでいく人見たら正義感が満たされるというより感傷的になると思うけどなぁ(私は首吊った死人見たこともましてや犯罪者の死人も見たこともないが)
法律に違反したら倫理的に葛藤するのは確かだけど、法律に違反しないからと言って倫理的に葛藤しないといったらそうじゃないんじゃない?まぁ主観的なことだからとやかくいう程の確信もないけど。
15 ななしのよっしん
2012/12/28(金) 22:00:51 ID: FUfyW1rLAV
死刑を支持する最大の根拠はたぶん、被害者に対する配慮を基礎とした社会的公平感覚の維持というものだと思います。
(要するに「そんなひどいことが許されていいの?それじゃあんまりにも不公平じゃないか!」というもの。ひ、ひとりよがりじゃないよね…)
人が人を裁くことは「自由な主体の行為の責任を取らせる」ことだと思う。
しかし「主体」が人間にあるかといえばないと思うし、ぶっちゃけていえば人間が主体的存在だから責任を負うんじゃなくて、責任を問う社会的習慣があるからこそ主体として人間が把握されるというのが正しい認識のように思える。
「責任」という概念は貨幣概念みたいなもので、社会が存在する上で必要不可欠なものだけどそれは虚構性にささえられたものだと思う。
社会的秩序が保つために「自由な主体の行為の責任を取らせる」という「虚構」は絶対に必要。でも「責任」という虚構の帰結としての死刑ということにためらいがある。
こんなこと書きながらも実際に私の身内が殺されれば怒りと悲しみに震えて「責任」を極刑に求めるだろうとは思う。それに身内が殺されなかったとしても上に挙げた「社会的公平感覚の維持」が社会秩序の維持に必要なことは死刑に対する好き嫌いを超えて確かなことだと思う。難しいよねぇ。
16 ななしのよっしん
2012/12/29(土) 00:28:18 ID: I3trQzwrT2
>>14
執行人からすれば、本当に余計なお世話だな。
勝手に気持ちを想像して、勝手に決めつけて、勝手に制度を変えられたらたまったものじゃない。
俺は職業上色々な死人を何百人と見たり弄ったりしてるが、それは仕事だと割り切ってる。
割り切ることはできるし、しなくてはならないんだよ。
そうしなければならない仕事をする人間にとっては、死はそこまで心に影響を与えるものじゃないんだよ。
死人に敬意を払わないという意味ではないからな、勘違いするなよ。
17 ななしのよっしん
2012/12/29(土) 00:31:01 ID: us6l9WtG/M
違法性阻却事由なんてのを持ち出してるけど、国家による殺人が正当行為なのかどうかを争うのが死刑存廃問題なわけで。
18 ななしのよっしん
2012/12/29(土) 00:38:07 ID: I3trQzwrT2
>>17
じゃあもう存置の勝ちで確定だな。
憲法的にも法的にも世論的にも。
わざわざ勝てない土俵に立つなんてご苦労なこって。
19 ななしのよっしん
2012/12/29(土) 00:50:55 ID: C4q9b2825J
執行官の心理とか国家による殺人とか正直それ自体の是非はどうでもいい
というか理論的に考えても全く意味の無い話
倫理的な問題なんだから憲法さえ満たせば後は世論が全てでしょ
正しいかどうかではなくて受け入れられるかどうか
20 ななしのよっしん
2012/12/29(土) 11:15:07 ID: FUfyW1rLAV
>>16
「割り切ることはできるし、しなくてはいけないんだよ。」
という指摘は核心をついてるね。
ミルグラムの実験、ジンバルドーの監獄実験、ベンジャミン・リベットの自由意思に関する実験を見る限り、人の意志がア・プリオリにあるとは思えない。行為は意志によって行われるのではなくて、逆立ちして意志が行為によって決められる。
行為に基底された倫理観が規範を基底し、規範が法律を基底して、法律が行為を基底するというという現状維持(社会秩序)のための虚構性が人間集団にあることは確かだと思う。
21 ななしのよっしん
2013/01/01(火) 20:25:57 ID: MZS5bGrMlK
>>17
変えるだけのメリットが提示できるかどうかが全てだろう。
日本の刑法周りの問題を改善する一環として、死刑を廃止するメリットがあるというなら、
それを提示して議論の俎上に載せればいい。
死刑廃止は目的ではなく、よりより結果を求めての選択しうる手段の一つでしかないのだし。
22 ななしのよっしん
2013/02/21(木) 15:15:16 ID: dwjx6Thks6
23 ななしのよっしん
2013/05/21(火) 06:34:23 ID: DXh8Qv4Y2g
何故死刑の記事ばかりで議論が行われてこっちでは行われないんだろうか
24 ななしのよっしん
2013/07/08(月) 17:47:08 ID: MZS5bGrMlK
>>23
記事の内容が中立的だからじゃないの?
向こうの記事なら「死刑廃止を口にするのは反日サヨクかチョンだ」で済むし。
25 ななしのよっしん
2013/07/08(月) 19:38:53 ID: aC4NXAqKmy
第二次大戦後のフランスでは対独協力者が死刑に処されたり私刑により抹殺された。
戦後処理も一段落するとどうやらずいぶん殺しすぎた、というか冷静に裁判に掛けてれば殺されないで済んだレベルの人間までころころと殺してしまったようだ、と気付いた。
そこでフランスはひらめく
「そうだ、我々も少しだけ悪かったが、それよりも何よりも“死刑”という制度自体に重大な問題があったのだ。死刑さえなければ我々は殺さずに済んだモノを」と。
そしてフランスは死刑廃止運動を始めましたとさ。
めでたしめでたし。
26 ななしのよっしん
2013/09/12(木) 10:49:10 ID: /igMI0qshM
死刑支持派は死刑廃止国では犯人射殺がおおいという主張を
よくもちだすけど、このロジックがよくわからないのだよな。
社会秩序をみだしたものには、場合によっては公権力が生命を
うばうべきという死刑の理屈からすれば、死刑制度があっても
犯人射殺は積極的におこなうべきということにならないか。
27 ななしのよっしん
2013/10/29(火) 09:02:35 ID: oZKeWX7Dwz
>>26
"一定の条件が揃えば合法的殺人でぎる"という事実が存在する以上、死刑もまだ"合法的殺人"の一種類に過ぎない、モラル的問題はない。警察と軍隊の"合法的殺人"と同じだ。
、というロジック。
28 ななしのよっしん
2013/10/29(火) 10:29:20 ID: /igMI0qshM
>>27
なるほど
29 ななしのよっしん
2013/11/03(日) 01:32:55 ID: /igMI0qshM
全国犯罪被害者の会前代表の岡村勲弁護士は
死刑廃止派だったとよくいわれるけど、
それならばもう少し被疑者の人権や犯罪者の更生について
関心を持っているはずなのだがな。
ひょっとしたら死刑肯定派によるネガティブキャンペーンなのだろうか。
30 ななしのよっしん
2013/12/04(水) 02:11:24 ID: /Y2Jc+6Dwv
被害者遺族の感情を考慮して、というのが分からない
家族に恵まれた人を殺すより身寄りのないホームレスを殺した方が罰が軽いってのは駄目な気がする
殺人で裁きを受けるなら、人を殺したことでのみで罰を受けるべきだと思う
ほめた!
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