筒香嘉智(つつごう よしとも、1991年11月26日-)とは、和歌山県出身のプロ野球選手(内野手・外野手)である。現在は横浜DeNAベイスターズに所属。
横浜DeNAベイスターズ #25 | |
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筒香嘉智 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 和歌山県 |
生年月日 | 1991年11月26日 |
身長 体重 |
184cm 95kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投左打 |
守備位置 | 内野手・外野手 |
プロ入り | 2009年 |
経歴 | |
国際大会 | |
代表チーム | 日本 |
日米野球 | 2014年 |
プレミア12 | 2015年 |
WBC | 2017年 |
プロ野球選手テンプレート |
松坂大輔に憧れて横浜高校に進み、1年から4番に抜擢され、2年夏には甲子園に出場。3年夏は県大会止まりだったが、第8回AAAアジア野球大会に出場し、国際大会を経験した。
高校通算69本塁打の打棒をひっさげ、高校No.1スラッガーとして2009年のドラフト1位で横浜ベイスターズに指名され入団。高校時代から呼ばれていた「ハマのゴジラ」というニックネームから背番号55を与えられた。
1年目から二軍で4番に起用され、イースタン・リーグのルーキー記録となる26本塁打をマーク。88打点でイースタンの本塁打王、打点王に輝く。その活躍が認められ、シーズンの最終盤に一軍デビュー。最終戦となった10月7日の阪神タイガース戦で、久保田智之からプロ初安打・初本塁打となるホームランを放った。
背番号を8に変更。打撃不振と故障が重なり開幕からしばらく二軍暮らしが続いたが、8月末に一軍昇格。将来を見据え、経験を積ませるため5番・一塁手に固定された。最初は低打率にあえいだが、徐々に対応し、統一球をものともしない豪快な本塁打で横浜ファンの希望の星になる。9月末からは3番に入り、最終的に40試合で打率.241、8本塁打22打点。翌年に大きな期待を抱かせる結果を残した。
村田修一が読売ジャイアンツに移籍したため、背番号25を受け継ぐことになった。55→8→25と、高卒3年目で3つ目の背番号という珍しい事態になった。怪我で開幕を出遅れ5月3日から一軍に合流し、主に3番や5番を任される。5月6日に山本昌から2本のホームランを放つと約一ヶ月で5本のホームランを積み上げる。しかし6月下旬から徐々に調子を落とし始め、打率2割を切り死球の影響もあって7月30日に登録を抹消。8月11日に昇格するといきなり4安打を放つが、そこからは特に調子を上げることも下げることも無く打率.218、45打点、10本塁打でシーズンを終える。8月25日の読売ジャイアンツ戦で自身初のサヨナラヒットを打ち、9月12日にはエンジェルベルト・ソトからホームランを放ち2桁本塁打に到達した。また、エース級のピッチャーからのホームランが多かった(金子千尋、前田健太、吉見一起など)。
オープン戦にて走塁中に左足首をひねり負傷。開幕戦絶望と言われたが間に合い、6番・三塁手で初の開幕スタメンに選ばれた。しかし、その後目立った活躍はなく、7月6日の東京ドームでの巨人戦で澤村拓一からトニ・ブランコと共に二者連続ホームランを打ったが、一軍では一塁手にブランコ、三塁手に中村紀洋が定着していたため出場機会が限られ、夏場に二軍落ちしそのままシーズンを終える。
打力を生かすため、またアーロム・バルディリスの加入などもあり正式に左翼手へ転向。オープン戦では主に五番に起用され、長打を減らす一方、四球を良く選び単打でしぶとく出塁するスタイルに変化した。前半戦終了時点で自己キャリアハイの成績を残しレギュラーに定着した。8月13日の中日ドラゴンズ戦で、中堅手の梶谷隆幸と衝突し後頭部を強打。自力に起き上がれないまま救急車で病院に搬送されたが、幸い命に別状はなかった。診断の結果、脳振とうと頸椎振とうと診断された。後に復帰し、最終的に111試合、打率.300、22本塁打、77打点。オフには中村晃の代わりに日米野球に出場した。
開幕から4番として起用され続けている。5月は23試合出場で打率.383、本塁打5本の活躍を見せ5月度月間MVPを受賞した。5月24日の阪神戦で走塁中に足を痛め、暫くの間スタメンを外れたこともあった。
7月17日・18日のオールスターゲームにはセ・リーグ最多得票で初選出され、第1戦試合前のホームラン競争では史上最多の合計15本を放ち優勝した。
後半戦ではチームが低迷するのと同じくして本塁打が激減したが、最終的に打率.317、24本塁打、93打点と自己キャリアハイの成績を残した。オフにWBSCプレミア12の日本代表に選出された。プレミア12の後は海外で修行した。
この年からノーステップ打法に取り組み、オープン戦で結果を残す。 前半戦は5月に軽度の肉離れで一週間一軍を離れたが、それ以外は4番として出場し本塁打を量産。2年連続で選出されたオールスターでは第1戦で2安打1本塁打の活躍でMVPを獲得。第2戦も本塁打を放ち、敢闘選手賞を獲得した。
後半戦でも勢いをキープし、7月は月間歴代2位の16本塁打を記録し、7月の月間MVPを獲得。8月5日の中日ドラゴンズ戦で通算100本塁打を達成した。9月13日の東京ヤクルトスワローズ戦で40本塁打に到達(球団では村田修一以来)。この年は44本塁打、110打点で本塁打王、打点王のタイトルを獲得。名実ともにベイスターズ、ひいては「日本の4番」としてその存在感を大いに示した。
WBC日本代表に選出され、4番として7試合に出場。第1ラウンドでは打率.364、2本塁打、5打点を記録し、第1ラウンドMVPを獲得した。
レギュラーシーズンではWBCの疲れなのか、深刻な打撃不振に陥る。
「ハマの大砲」の呼び名通り、アベレージとパワーを兼ね備える打撃が魅力。かつては中距離打者と称されていたこともあったが、2016年にはすり足打法に近づけることでホームラン数を飛躍的に増加させると同時に、逆方向の打球も伸びるようになった。
かつてはことごとく打てず「力みデブ」とも揶揄されたほど低打率にあえいでおり、2014年の開幕前に中畑清監督の下でサードからレフトへのコンバートを経て開眼した。
レフトの守備はあまり話題にならないが、パワーヒッターにしては良好である。かつてはまれにファーストを守ったりしていた。
球団 | レス | No | プレイヤー |
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横浜 DeNA |
応援歌のピコカキコ一覧#199 | 8850 |
(2016年終了時点)
年度 | 球団 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2010年 | 横浜 DeNA |
3 | 10 | 7 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1 | 0 | .143 | .400 |
2011年 | 40 | 160 | 145 | 16 | 35 | 10 | 0 | 8 | 22 | 1 | 0 | 1 | 13 | 1 | 51 | 4 | .241 | .306 | |
2012年 | 108 | 446 | 386 | 31 | 84 | 16 | 3 | 10 | 45 | 1 | 2 | 5 | 51 | 2 | 102 | 4 | .218 | .309 | |
2013年 | 23 | 56 | 51 | 5 | 11 | 1 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 13 | 2 | .216 | .286 | |
2014年 | 114 | 461 | 410 | 58 | 123 | 24 | 2 | 22 | 77 | 2 | 0 | 2 | 47 | 2 | 100 | 7 | .300 | .373 | |
2015年 | 138 | 568 | 496 | 79 | 157 | 28 | 1 | 24 | 93 | 0 | 0 | 2 | 68 | 2 | 98 | 5 | .317 | .400 | |
2016年 | 133 | 561 | 469 | 89 | 151 | 28 | 4 | 44 | 110 | 0 | 0 | 2 | 87 | 3 | 105 | 6 | .322 | .430 | |
NPB:7年 | 559 | 2262 | 1964 | 279 | 562 | 107 | 10 | 110 | 351 | 4 | 2 | 12 | 271 | 13 | 470 | 28 | .286 | .374 |
初出場 | 2010年10月5日 | 対読売ジャイアンツ24回戦 | 横浜スタジアム |
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初安打 初本塁打 初打点 |
2010年10月7日 | 対阪神タイガース24回戦 久保田智之から | |
初盗塁 | 2011年10月13日 | 対阪神タイガース21回戦 小嶋達也、小宮山慎二から | |
初サヨナラ打 | 2012年8月25日 | 対読売ジャイアンツ15回戦 高木康成から |
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最終更新:2024/05/21(火) 05:00
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