ミミッキュとは、ポケットモンスターに登場するNo.778のポケモンである。初登場はサン・ムーン。
基礎データ | |||
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名前 | ミミッキュ | タイプ | ゴースト フェアリー |
英語名 | Mimikyu | 高さ | 0.2m |
分類 | ばけのかわ | 重さ | 0.7kg |
性別比率 | ♂:50.0% | 特性 | ばけのかわ |
♀:50.0% | ― | ||
グループ | ふていけい | 隠れ特性 | ― |
孵化歩数 | 5120歩 | 捕捉率 | 45 |
世代 | 第7世代 | 努力値 | 特防+2 |
進化 | 進化しない | ||
図鑑データ | |||
全国図鑑 | #778 | 図鑑の色 | 黄 |
カロス | #― | アローラ | #242 (アローラ) #114 (ウラウラ) #315 (USUM/アローラ) #136 (USUM/ウラウラ) |
ガラル | #301 #046 (カンムリ雪原) |
ヒスイ | #― |
パルデア | #239 |
図鑑説明
- ポケットモンスターサン
- ばけたすがた
しょうたいふめい。 ボロぬのの なかみを みた とある がくしゃは きょうふの あまり ショックしした。 - ばれたすがた
せっかく ばけていたのに くびが おれてしまった。 なかみは まだ たぶん むきずだが かなしいのだ。 - ポケットモンスタームーン
- ばけたすがた
おそろしい すがたを ボロぬので かくし ひとや ほかのポケモンに ちかづく さびしがりや。 - ばれたすがた
こうげきされて くびが へしおれたり かぶった ぬのが やぶれてしまうと なかみが よなべで つくろうのだ。 - ポケットモンスターウルトラサン
- ばけたすがた
おとなしい さみしがりや だけど ボロきれの なかみを みようとすると はげしく いやがり ていこうする。 - ばれたすがた
かがみの まえに たって ひっしに おれた くびを なおす。 なかなか なおらないので なかみは ないている。 - ポケットモンスターウルトラムーン
- ばけたすがた
かぜが まって ぐうぜん なかみを みてしまった トレーナーは そのひの ばんに くるしみ もがいて しんだ。 - ばれたすがた
しょうたいが ばれそうで かなしい。 くびの ぶぶんを おった あいては ぜったい ゆるさず ふくしゅうする。 - ポケットモンスターソード
- ばけたすがた
こわがられないように ピカチュウに にせた ボロぬのを かぶっているが よけい ぶきみに なってしまった。 - ばれたすがた
ピカチュウに ばけていた ことを ばらした ヤツは ようしゃしない。 さしちがえてでも かならず たおす。 - ポケットモンスターシールド
- ばけたすがた
けんきゅうのため ボロぬのの なかを みてしまった がくしゃが なぞの びょうきで いのちを おとした。 - ばれたすがた
ぬのの ちからで てきの こうげきを うけながしたが くびが おれてしまい しょうたいが ばれてしまった。 - ポケットモンスタースカーレット
- ばけたすがた
ひの あたらない くらがりに すむ。 ひとまえに でるときは ピカチュウに にせた ぬので ぜんしんを かくす。 - ばれたすがた
ピカチュウの ふりを つづけながら おれてしまった くびを なおそうと ぬのの なかで もがいている。 - ポケットモンスターバイオレット
- ばけたすがた
ポケモンだと にんしきされたのは さいきんのこと。 それまでは ぬのを かぶった おばけと おもわれていた。 - ばれたすがた
ダメージを うけて ぬのの あたまを ささえられなくなった。 こうげきした あいては いっしょう わすれない。
概要
\ミタアーッ!?/
- ピカチュウ…ではなく、ピカチュウを模したボロ布を被ったポケモン。
攻撃時に目が光るモーションからすると、胴体にある2つの黒い点が目(覗き穴?)だと思われる。 - ボロ布を被っているのは、夜行性で日光を浴びると体調を崩してしまうので、日光を避けるため。
普通の布切れにミミッキュ自身の能力でピカチュウのような形と模様を浮かび上がらせている。
ただし、中を覗くと病に見舞われるらしく、アローラではミミッキュの中を見るのは禁則事項とされている。
図鑑説明によると中を見た学者がショック死したらしいが、死因が本当に謎の病やショック死なのかは定かではない。 - 上記のように恐ろしいという認識が真っ先に出そうなポケモンだが、実はかなりの寂しがり屋。
過去にブームを巻き起こしたピカチュウを真似すれば人と仲良くなれるという考えから、ピカチュウを真似している。 - 初のゴースト・フェアリーの複合ポケモンである。新特性の「ばけのかわ」は、1回だけ攻撃を防ぎ、姿が変わるというもの。「化けの皮が剥がれる」という言い回しからすると、攻撃を防いだ後で本体が出てくる…というように思えるが、実際はそういうわけではなく、ピカチュウの首に当たる部分が「コテッ」と折れるだけ。この姿を「ばれたすがた」という。第8世代以降はこの「コテッ」でHPが1/8だけ減少する。なお、状態異常などの技の追加効果は普通に受けるし、「かたやぶり」など特性を無効化されると貫通されてしまうため注意。そのため、はがねタイプを持つ「かたやぶり」特性のドリュウズやデカヌチャンが天敵。アローラの伝説のポケモンであるソルガレオ・ルナアーラも専用技が「かたやぶり」を内蔵している上にミミッキュの弱点タイプなので容赦なく消し飛ばされてしまう。他にも、「とびだすなかみ」「さめはだ」、ゴツゴツメットによるダメージも防げない。
- 上記の特性が大きく味方し、かわいい見た目とは裏腹に現在シングルバトルにおいて1、2を争うトップメタに。先発や死に出しからだとほぼ確実に剣の舞が使え、そこから放たれるタイプ一致技のじゃれつくやシャドークローの威力は強烈。どれほどかというと命の珠を持てば無振りガブリアス程度なら高乱数1発で倒せるほど。また、鬼火、呪い、道連れなども覚えるため補助型としての運用も可能。自身のタイプも弱点が2つしかなく、またタイプ一致技の等倍範囲が恐ろしいほど広いのも強さの理由である。
- シナリオではアセロラの試練においてぬしポケモンとして登場。ぬしポケモン仕様で全能力一段階アップの状態でスタートするうえ、呼び出されるゴースト・ゲンガーが催眠術を連発して妨害してくるためかなりの難敵。ミミッキュの弱点をつけるポケモンにカゴのみを持たせるなどして対策していくと戦いやすい。
- ちなみに出現場所はそんなスーパーメガやす跡地のみでしかも超低確率のオマケ付き。
そしてコイツの場合何が困るかと言うと最初に来る時は試練の最中である為うっかり出てきてもゲットできないのである。何これ嫌がらせ? - その斬新でアレンジしやすいデザインと切ない設定から公式サイトでの発表直後からユーザーからの人気を集めており、pixivやTwitter、ニコニコ大百科のお絵カキコでは思い思いのばけのかわを被せられたミミッキュのイラストが投稿されている。
- ピカチュウに変装しているゴーストタイプという設定から2017年のハロウィンで活躍することが早くも期待されていたが、2016年10月21日からピカチュウ&ミミッキュのPOKÉMON HALLOWEEN(リンク切れ)というハロウィン特設サイトがポケモン公式サイトにてオープン。ゲームの発売前にもかかわらず異例のピックアップである。
同サイトではハロウィンを一緒に楽しむお友達が欲しいミミッキュのために、TwitterとInstagram上にて「#ミミッキュ」「#ミミッキュのお友達」などのハッシュタグの写真付き投稿を募集しており、約2000人のお友達が現れた。よかったねミミッキュ。 - また、同サイトではミミッキュがアコースティック調のゆったりとしたラップで自己紹介をする動画「ミミッキュのうた」が公開されている。ピカチュウじゃないよミミッキュだYO♪
ちなみに歌っているのはインディーズミュージシャンのYUPPAで、池袋サンシャイン噴水広場でで行われた発売記念イベントでは初ライブとして披露された。 - ミミッキュがピカチュウの姿をまねし始めたのは20年ほど前で、そして、ちょうどその頃、ピカチュウに出番を消されることとなってしまった、あるポケモンがいる。そのせいか、このミミッキュの中身をめぐって、ある噂がまことしやかに流れている。また、アローラ図鑑でのピカチュウの番号(No.25)とそのポケモンの番号(No.217)を足すと、ミミッキュの番号(No.242)になることから、関係性が疑われている。
- あくまで都市伝説のようなことなので、上記のことは噂やネタとして考えておくとよい。あちらとは違い性別もあるため、もちろんメタモン以外からもミミッキュのタマゴができる。
- ウルトラサン・ウルトラムーンでは専用Zワザ「ぽかぼかフレンドタイム」を習得。相手のポケモンを自らの布で包みこみ、内部でフルボッコにするという恐ろしい技。ミミッキュにとってのフレンドとは一体……。その恐ろしさからゴーストタイプに見えなくもないが、実際にはじゃれつくをベースにしたフェアリータイプの物理接触技である。
スマブラSPでモンスターボールからミミッキュを出した際も「ぽかぼかフレンドタイム」を使う。周囲の敵1体を飲み込み、ダメージを与えた後に蓄積ダメージ100%超過していた場合は問答無用でバーストというもの。移動速度は遅いため避けることは簡単だが飲み込まれてしまうと確実に召喚したファイターに殴られながらミミッキュにも殴られるという事態になりかねないので確実に避けること。
ムサシのミミッキュ
- アニメサンムーン第3話で初登場。ピカチュウ(サトシのピカチュウだけでなくピカチュウという種族自体)を憎んでおり、あのサトシのピカチュウと互角にやりあえる程の実力者。
- サトシのピカチュウを捕まえようとしていたロケット団に協力した後、強いポケモンを捕まえたいムサシがモンスターボールで捕まえようとしたものの、無印第1話のサトシとピカチュウよろしく尻尾(?)で弾き返され続けられていた。その後ムサシがコジロウのコレクション用のゴージャスボールを投げたらあっさりとボールに入った。
オシャボ勢 - 覚えている技は「シャドークロー」、「じゃれつく」、「シャドーボール」、「ウッドハンマー」であり、サトシのピカチュウを確認すると憎しみのあまりムサシの命令を無視して攻撃をすることもある。また、攻撃時には負のオーラのようなものを発することもある。あくまで「この」ミミッキュがピカチュウを憎んでいるのであって、他のミミッキュすべてがピカチュウを憎んでいるというわけではない。やはり正体は謎に包まれており、中身を見ようとしたニャースは危うく昇天しかけた。
- 第25話ではニャース・コジロウのヒドイデと共にぬしポケモンのラッタとバトル。一度は吹き飛ばされたものの「ばけのかわ」が剥がれた状態で再び挑みかかり、「ウッドハンマー」と「じゃれつく」の連続攻撃で撃破するという大活躍を見せた(なおこの間ムサシは一切指示を出しておらず完全にミミッキュの独断で動いており、トレーナーであるムサシ自身がその強さに一番驚いていた)。
お絵カキコ
ミミッキュ亜種
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関連項目
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