概要
仙台が列車名の由来である通り、仙台駅を中心として運行されていた。
急行列車時代は東北本線首都圏~仙台を運行していた数ある急行列車の一つであった。昼行から夜行に変更されたが僅か1年で廃止される。
次いで上野~秋田間の特急つばさ間合い運用としてキハ181系を使用した当時唯一の東北内完結特急として仙台~秋田間に北上線経由で設定されていたが、つばさが電車化されるのに伴い車両の都合上廃止されてしまう。ちなみに北上線には後に特急秋田リレーが設定されている。
東北新幹線開業に伴いひかり型の速達便をやまびこ・こだま型の各駅停車便をあおばとしかたら新幹線名としてあおばの名称は復活する。順調に増発されていくが首都圏~宇都宮駅・那須塩原駅間の利用者数が多かった事から新しく東京~那須塩原間になすのが設定されたのに対しあおばは減便され、最終的には列車名統合によりなすの・やまびこに吸収され廃止されてしまった。
列車名の由来
沿革
急行青葉
1947年6月 東北本線経由で上野~仙台間を無名有料昼行急行が設定される。
1950年11月 急行青葉と名乗る。
命名時点の停車駅は上野 - 赤羽 - 大宮 - 小山 - 宇都宮 - 西那須野 - 黒磯 - 白河 - 郡山 - 福島 - 越河(上りのみ)- 白石 - 仙台
特急あおば
1971年3月 北上線経由で仙台~秋田間に特急あおばが設定される。
停車駅は仙台 - 小牛田 - 一ノ関 - 北上 - 陸中川尻 - 横手 - 大曲 - 秋田
新幹線あおば
1982年6月 東北新幹線開業のダイヤ改正で上野~仙台間の在来線特急ひばり14往復の内6往復を大宮~仙台間の新幹線あおばに置き換え。
停車駅は大宮 - 小山 - 宇都宮 - 那須塩原 - 新白河 - 郡山 - 福島 - 白石蔵王 - 仙台
1982年11月 上越新幹線開業のダイヤ改正であおば12往復に増便。内訳は大宮~那須塩原間1往復・大宮~仙台間9往復・那須塩原~仙台間1往復・仙台~盛岡間1往復。
1985年3月 東北新幹線上野開業のダイヤ改正であおば18往復に増便。内訳は上野~那須塩原間1往復・上野~仙台間15往復・那須塩原~仙台間1往復・仙台~盛岡間1往復。
1991年6月 東北新幹線東京開業のダイヤ改正で東京駅発着となる。
1994年7月 2階建て車両のE1系新幹線電車を使用した列車をMaxあおばに変更。
1995年12月 東京~那須塩原間になすの・Maxなすのが登場した事によりあおば・Maxあおば大幅減便。
1997年10月 長野新幹線開業のダイヤ改正で郡山以南止の各駅便はなすの・Maxなすの、それ以外の各駅便はやまびこ・Maxやまびこと名乗ることによりあおば・Maxあおばの名称廃止。
関連動画
関連項目
東北・北海道・上越・北陸新幹線及び山形・秋田新幹線の車両 |
200系 - 400系 - E1系 - E2系 - E3系 - E4系 - E5系/H5系 - E6系 - E7系/W7系 - E8系 |
東北・北海道・上越・北陸新幹線及び山形・秋田新幹線の列車 |
東北・北海道: はやぶさ - はやて - やまびこ - なすの - あおば 上越: とき - たにがわ - あさひ 北陸: かがやき - はくたか - つるぎ - あさま 山形・秋田: つばさ - こまち ※下線付きは現在不使用 |
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