その幻想をぶち殺す!!とは、『とある魔術の禁書目録』の主人公「上条当麻」の台詞である。
概要
右手に「幻想殺し」を宿した少年「上条当麻」が敵を倒す際に放つ決め台詞。
(この物語《せかい》が、
神様《アンタ》の作った奇跡《システム》の通りに動いてるってんなら─────)「──────まずは、その幻想をぶち殺す!!」
以降も敵との対決シーンで使われた。
しかし実は「その幻想をぶち殺す」という台詞が原型のままで使用された例は少ない。
その上、ある巻以降は「そげぶ宣言」すら激減し、かなり重要な場面でしか言わなくなる。
バリエーション
概ね上記で説明した通り、大半のそげぶシーンでは「その幻想をぶち殺す」をそのまま使うのではなく、そこから派生・アレンジした台詞が使われる事が多い。
例:旧約5巻「だったら仕方がねえ。殺してやるよ、お前のその幻想を」
:SS1巻「そんなつまんねえ幻想なんか自分でどうにかしやがれ、このクソ野郎が!!」
旧約だと「その幻想をぶち殺す」は1巻、2巻、後述の22巻しか使われていない。
ちなみに「その幻想をぶち壊す」が一番原型を留めているそげぶ亜種である。
そげぶ消滅、そして復活
そげぶは上条当麻の代名詞と言える台詞だが、旧約14巻(左方のテッラ戦)を最後にそげぶを使う場面が激減してしまっていた。
(上条単一視点からサブキャラクターにもスポットが当たる群像劇と化し、主人公も3人体制となって上条の活躍シーンも比較的減っている)
しかし、旧約22巻(旧約最終巻)の右方のフィアンマとの決戦において、
「テメェが、そんな方法でなけりや誰一人救えねえって思ってんなら」
「まずは、その幻想をぶち殺す!!」
遂に上条当麻らしいそげぶが炸裂。
実に小説7~8冊分(SS2含む)も間を空けた、久しぶりのそげぶであった。
旧約22巻は「上条サイドの異常極まりない展開」も相俟って、メイン主人公として存在感を示したエピソードとなった。腕生えるとか上条さん何者ですか…
【新約禁書】上条イジメからの復活劇
物語が新約に突入してからは再びそげぶの機会が激減していた。これは周りの都合に振り回されたり、味方との不和があったり、色々と本調子ではない上条当麻が続いたことが原因。
新約5巻で戦闘狂魔術師トールから「輝いてない」「何だか小さくなっちまったなあ、俺の敵ってヤツは」と痛い所を突かれたが、それでもトールとの一件以降は調子を取り戻しつつあった。
だが新約8巻ラストでオティヌスが世界を消し、そこから壮絶な上条イジメが始まる。
上条を押し潰すためだけに作られた数千億以上もの世界と、時間にして軽く億単位はありそうな無限ループを経験。
長い長い時間と幾千億の世界を経て上条はオティヌスの「理解者」となり、彼女を助けるために北欧を奔走。数多の強敵とのボスラッシュを経て、後少しでオティヌスを救える所まで至った。
しかし悪人である自分を助ける業を背負い、傷つく上条に負い目を感じていたオティヌスは、救われる事を拒絶してしまう。
「もしも、あいつが自分が死んだ方が良いなんて思っているなら。
そんなくだらない考えで辛い道から逃げて、
上条当麻を救えるなんてとんだ勘違いをしているっていうなら」
「まずは、その幻想をぶち殺す!!!!!!」
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幻想をぶち殺す
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- 【2ch全AAイラスト化計画】
- http://まずはそのふざけた幻想をぶち.殺す.jp(要コピペ)
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