エクストリーム・ハンマーとは、ハンマーによるエクストリーム・謎の・スポーツである。
概要
エクストリーム・ハンマーには謎が多い。
とりあえず、2009年1月11日より、毎月11日に定期的に開催されている。競技者は自身の技量に合わせて曲、演技、ハンマーを設定し、その総合的な効果によって「いかに人々の心を弄ぶか(謎の萌え感)」「どれだけ罵声・嘆声を獲得できるか(謎の感動)」を競い合う。
競技
不特定多数の視聴者による採点によって競われるが、上記の通り主たる採点基準が謎の部類に属するため、便宜的に「マイリスト」「コメント」「再生数」の3要素による指標が用いられることがある。しかしこうしたはっきりと数字が出る定量的な指標は、エクストリーム・謎の・スポーツとしてのハンマー競技の謎っぽさをスポイルするとしてあえて採用されない場合もある。
競技はテクニカル、フリーの2種目によって行われる。どちらにエントリーするか(両方も可)は競技者の自由である。
両種目ともいくつかの条件を満たしていないとエクストリーム・ハンマー競技としては認められないが、エクストリーム・ハンマー自体歴史の浅い競技であり、その条件についても見解が分かれている。
ただし視聴者(審判)の側もその辺の謎の基準については心得たもので、競技基準の違いによる団体の分裂のような事態には至っていない。以下は基本的な競技基準の例である。
- ハンマー状態の音源を用いること(必須)

- ゴールデンハンマーの音源を用いることも可能(選択)
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- ハンマー自身による踊りが主体であること(「ハンマーもある」のあり方については見解が分かれている)
- ハンマーの種類については伝統的には黒いハンマーヘッドの「いかつい」ものが主な競技者であったが、近年はカラフルなもの、ピコピコハンマーなど多様化が進んでいる。
- どの点に「特に力入れた(または入れなかった)か」を明示する(この点に力を入れない競技者もいる)
- 競技の最後に得意満面の笑顔でアピールすること(観衆にはちゃんと見えているので手を抜かないこと)
テクニカル
- 課題曲:ナイト・オブ・ナイツを一部または全般において用いる
- ハンマーは静止しなければならない
- 華美な装飾を廃し、簡素な中でいかに人々の心を弄ぶかが重視される
- 前回、前々回大会での競技内容が考慮され、変化、矛盾、展開といった観点が採点される
フリー
- 選曲は自由
- 奇抜さ、斉一性、動きの俊敏さなどが重視される
↑ フリー種目におけるハンマーの人(九代目)による美しい演技。ゴールデンハンマーを用いて新境地を開拓している。芸術点も高い。
罰則と例外事項
- オリジナリティーが重視されるため、他の動画との重複は慎まれなければならない。
- ただし、偶然による重複が生じた場合、両者が結婚することを条件に加点対象となる(→ハンマーの奇跡)。なおハンマーの世界ではNHK杯開催中の奇跡によって生じた結婚であれば、一夫多妻制が可能であるという議論がある。これには賛否両論の意見がよせられており、浮気と考えられてスクープされてしまうことも多い。現在ハンマー倫理委員会(Committe on Hummar Ethics: CHE)が招集され議論されているが、当面結論が出そうにない模様である。
用いられる技
基本技
シングル
- 一人による演技。
- 基本技。
シングルの例→
ダブル(ミラー)
ダブル(パラレル)
ダブル(パラレル)の例→

※「シングル→ダブル(パラレル)→シングル」のシークエンスが基本とされている。
ダブル(パラレル)→ダブル(ミラー)の移行がスムーズに行えるようになると高得点が狙える。
ハン幕
美しいハン幕の例。これはもはや基本技の域を超え、高い芸術性を備えている。
ムーブオンエモーション(Move On Emotion: MOE)
- ハンマーの人(二代目)、ハンマーの人(七代目)が得意とする技。
- ファンシーな演技構成により「ハンマー萌え」という新境地を開拓しつつある。
ステイスティル(stay still: SS)
- 「後ろの方に力入れた」と明示する。
- 競技中ハンマーはじっとして動かない。
- 最終局面で、絶妙かつ最小限の変化をする。
- 変化に対する期待をいかに裏切るかがポイント。
- 変化時に聴衆の「ズコー」という反応が得られれば高得点。
解説:エクストリーム・ハンマーにおけるもっとも伝統的な技。テクニカル種目の基本。手抜きのように見えつつも絶妙な変化(無変化)によって聴衆を虜にする高度な技術が必要。もっとも美しい演技は初代ハンマーの人の1作目のこれ。シングル・ステイスティル(SSS)という挑戦的な技である。
この技を用いた場合、次の大会におけるコンビネーション技ドゥーイットプレヴィオスリーを展開することができる。
ドゥーイットプレヴィオスリー(Do it Previously:DIP)
- 上述ステイスティルが高得点だった場合の高難度の技。
- 前回大会の題材をうまく利用しつつ、今度は大幅な変化を表現する。
- 聴衆によって「前作でやれ」「またおm・・・誰だお前は!?」という反応が得られれば高得点。
解説:テクニカル種目限定の高難度の技。無変化を期待した聴衆は、その高技術とドラマティックな変化を目の当たりにし、謎の感動を得る。コンビネーション技として最高レベルに位置づけられている。なお、さらなる変化によって「前々作でやれ」「全作でやれ」という反応をもたらすコンボ技があるが、名人技に属するのでここでは記述しない。
歴史
→毎月11日はハンマーの日参照。
主要な大会
NHK杯
2009年6月現在、最も長い伝統を有する大会で、ほとんど唯一の競技大会である。
NHKが日本放送協会の略でないことは判明しているが、「ニコニコハンマー協会」「謎のハンマー教」「ナイト・オブ・ハンマー・オブ・ナイツ」など複数の説があり、結局主催者の正体は謎である。
毎月11日に開催されている。当初は1人(ハンマーの人)による秀逸な釣り個人パフォーマンスから始まったが、追随者者が拡大するにつれ参加者(競技者・視聴者含め)数はうなぎのぼりで上昇中である。
毎月11日以外に競技を行った場合、「11日にやれ」等の罵声を浴びて叩かれることになり、時に高得点となる。
第1回から第5回までの覇者
なお、初代ハンマーの人の引退宣言により、だれが後継者になるのか注目され複数のハンマーが名乗りを上げた(→謎の責任感、ハンマー王座決定戦、今月11日開催)。今後さらなる競争の激化が予想されている(→ハンマーの人の一覧)。
W杯
ワンカップPによって開催されるようになった新しい競技大会。
が特徴的である。
なお、ワンカップは「One cupだからO杯ではないのか」というツッコミがあるが、気にしない。
社会的影響
しだいに大きなインパクト(ハンマーだけに)を及ぼしつつある。
一例がこれ。
なお、競技観戦者にインパクト(衝撃)を与え、中毒症状をもたらすことが報告されている。依存性は高く、WHO(世界ハンマー機関)は、近い将来「ハンマー依存症候群」の大流行(パンデミック)が発生すると予想している。その末期症状(HM5)の一例をあげておく。
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(出典はこちら)
関連商品
競技熱が高まるにつれて、高額でも品質の高い競技用ハンマーに対する需要が高まっている。
関連コミュニティ
関連項目
- ハンマー
- エクストリームスポーツの一覧
- ハンマー状態の関連項目一覧
- 毎月11日はハンマーの日
- 11日にやれ
- ハンマー王座決定戦、今月11日開催
- またおm・・・誰だお前は!?
- またおm・・・誰だおm・・・マジで誰?
- 謎の感動
- ハンマーの人の一覧
- ハンマーズ
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- ハンマー状態
- ゴールデンハンマー状態
- ハンマーの人
- ナイト・オブ・ナイツ
- 課題曲:ナイト・オブ・ナイツ
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