基礎データ | |
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正式名称 | カーボベルデ共和国 República de Cabo Verde |
国旗 | 募集中 |
国歌 | Cântico da Liberdade![]() |
公用語 | ポルトガル語 カーボベルデ・クレオール語 |
首都 | プライア(Praia) |
面積 | 4,033 km²(世界第166位) |
人口(’22) | 約59万人(世界第172位) |
通貨 | カーボベルデ・エスクード(CVE) |
カーボベルデ共和国(ポルトガル語:República de Cabo Verde カーボベルデ・クレオール語:Repúblika di Kabu Verdi)とは、北西アフリカの西沖合に存在する共和制の国家である。
概要
バルバルラヴェント諸島とソタヴェント諸島からなる、18の島々で構成される島国。
国旗は青が空と海、白が平和、赤は国民の努力、10個の星は10の主要な島を表している。
15世紀からポルトガルがこの地を植民地にしていた影響で国民の7割がポルトガル人との混血。
ポルトガルは文化面でも大きな影響を与えており、現地文化と融合してクレオール文化というカルチャーが育まれてきた。
宗教も国民の85%がローマ・カトリックを信仰している。
主な産業は農業と漁業。農業ではバナナやトウモロコシ、サトウキビなどが栽培されているが、元来雨が少ない地域であり、農作物を育てるのに向いておらず、穀物や野菜を外国からの輸入に頼っている。漁業では海老やマグロ、貝類が豊富で、それらを加工した缶詰は重要な輸出品の一つ。近年は白い砂浜や火山を目的に、ヨーロッパからの観光客が多く訪れており、観光業の発展が国の命運を握ると言っても過言ではない。
国の知名度ランキングで最下位候補に挙がるほどの超マイナー国家であり、アフリカ人でさえ名前を聴いたことがない人もざらにいる。
カーボベルデと言われても…という方も「ヴェルデ岬」ならどうだろう?地理の時間にひたすら地図帳を眺めていた方ならもしかしたら記憶に残っているかもしれない(そういう方ならそもそもカーボベルデを覚えている可能性があるのは置いておく)。
他にゲーム大航海時代シリーズ辺りでも目にする地名だが、このヴェルデ岬はカーボベルデ共和国の島々から東に約500km、セネガルの首都ダカールがあるアフリカ大陸最西端の岬・半島で、カーボベルデ共和国の名前はこのヴェルデ岬から付けられている。
奴隷貿易や植民地支配の時代を嘆く、モルタナと呼ばれる悲しげな民族歌謡は有名。
国の英雄は関連動画にもある女性シンガーのセザリア・エヴォラであり、銅像が建てられていたり国際空港の名前やなんと紙幣にも描かれている。
2023FIBAバスケットボール・ワールドカップでは男子日本代表が17-32位決定ラウンドの最終戦でカーボベルデ代表を破り、2024年パリオリンピックへの出場権を自力で獲得。
各種報道では「カボベルデ」と何故か「ー」を省略したものが散見された。
関連動画
関連静画
関連リンク
- カーボベルデ共和国|外務省
- アフリカ北西沖に浮かぶ島国・カーボベルデ - 早稲田大学
- ホスピタリティ精神が宿る、アフリカ北西沖に浮かぶ島国・カーボベルデ
- アフリカの島国「カーボベルデ共和国」で発達した音楽とブラックミュージックの魂
関連項目
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- なし
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