ガッチーナとは、アッキーナこと南明奈のガチ状態のことである。
概要
一見かわいらしい「イマドキ女子代表」的な目で見られることが多いアッキーナ。しかし、実際の性格はというと一匹狼(現在も同業アイドルには憧れることはあるものの、交流は少ない)、バイオレンス好き(よくプレーするゲームがメタルギアソリッドやGTA)、そして極度の負けず嫌いという男顔負けの中身となっている。
そんなアッキーナが番組の企画などで行われるスポーツやゲームに参加すると、とてもじゃないがアイドルとは思えないガチな目をしながら挑む事が多々ある。この状態が「ガッチーナ」である。普通のアイドルなら走るときも女の子らしく、勝っても負けてもかわいく振る舞うことが多いが、そんなテレビ映りなど気にせず本気で挑み、負けた時は本気で悔しがり、勝った時は雄たけびを上げるほど喜ぶのがガッチーナである。
ヘキサゴン関連
ヘキサゴンメンバーとして出演したクイズ!ヘキサゴンⅡでは時折スポーツ企画などが行われており、その時々に真剣な表情を見せることがある。
- 綱引き対決(チームメンバー&他チームからの補強を入れて全日本優勝チームに勝てばボーナス)では前フリの段階からすでに綱を持ち臨戦態勢で臨んでいた。この時は「足がしびれちゃうから」とチームメンバーに止められている。
- ヘキサゴンメンバーを対象に行われたローラーブレードユニットオーディションでは、絶対にメンバー入りしたいという強い気持ちから全く滑ることができない状態から必死に練習しあっという間に上達。オーディション前に内定&リーダーに任命され、「南明奈のスーパーマイルドセブン」としてデビューした。この負けず嫌いの他に「センス○(初挑戦の物事でも飲み込みが早い)」であることもアッキーナのガッチーナたるゆえんと思われる。
- 2010年の26時間テレビ内で行われた『FNS27局対抗!三輪車12時間耐久レース O-1 Grand Prix 2010』では自ら志願してエントリー、自らジムでトレーニングするなど体を鍛え、本番では「トップアイドル」から完全に「アスリート」の顔つきとなり、ヘキサゴンチームを優勝へ導いた。
- ボートレース対決(実際にボートレースを練習、上達した人のみタイムアタックに挑戦できる)ではタイムアタック挑戦メンバーに入り、コースアウトによるミスがあったものの2位入賞を果たしている。この時のうまさは参加者たちの教官となった現役選手からも「プロでも通用する」とお墨付きを得ている。なお、アッキーナは2010年からボートレースのイメージキャラクターを務めており、アッキーナの教官だった魚谷香織選手とも共演している。
- 2011年の27時間テレビ内で行われたガチ相撲では2度の取り直しの末、最後は対戦相手の大久保佳代子を投げ、自らも顔面粉まみれになりながらガッツポーズを決めた。直後にアッキーナが声のみで「余裕だよ!」と叫んでいるシーンがあるが、とてもじゃないがアイドルの発する声ではない。また、2012年元日に同じ対戦相手で行われたガチ相撲でも1度の取り直しの末押し出しで勝利している。こちらは一瞬素になりかけたがすぐにアイドルモードに戻っている。
カート関連
ガッチーナの異名を一気に広めたのはなんといってもカートである。前述の通りアッキーナは元々男らしいが、
それに加えモータースポーツ好きでもある。それを裏付けるエピソードとして
- プライベートではヴォクシーで家族とドライブに出かける(無論、ドライバーはアッキーナ)。
- 仕事場へは三輪バイクのトライクで通勤している。このトライクは前述の三輪車レース優勝記念で購入したもので、現在はさらにLEDやブラックライトを追加改造し、もっとカッコイイ仕様にしている。ちなみにヴォクシーも同様の改造を施しているとのこと。
- デビュー写真集の撮影でタイに行った際、カートで遊んだところブレーキが利かず大クラッシュ。鼻血を垂らしながらも冷静にもう1周カートを楽しんだ。実際は鼻にヒビが入るほどの惨事であり、その後撮影した写真集内のグラビアではあまりに鼻が腫れていたためCG修正したことをカミングアウトしている。
そんな彼女がカートレースに挑んだどうなるか・・・まずはオールスター感謝祭以前に行われたカート対決の成績を紹介すると
- ヘキサゴンで行われたカートレース対決(1周のタイムを競う方式)では練習から飛ばしまくり、本番では圧倒的な速さを見せつけ、同じ組で戦ったmisonoに7秒近く差をつけて勝利し総合5位に。さらには参考タイムとして挑戦した千代勝正プロの記録をも上回る成績を出した。なお、この時は千代プロが挑戦した雨上がりの路面から徐々に天候が回復したため単純比較は難しい(12人中プロの記録に勝ったのはアッキーナ含め6人)が、それでもかなりの速さであることには間違いない。
- サキよみジャンBANG内で行ったゴーカートレース(遊園地向け大きめカートでのレース)ではポールポジション(一番先頭からスタート)からそのまま先頭を守り切って勝利した。途中では後ろから迫りくるアメパイを車体でブロックするというテクニックを見せた。
と、これだけでも十分すごいのだが、一番有名なのはなんといってもオールスター感謝祭での活躍である。
- 顔つきや目、空気がレーサーそのもの。他の参加者が「番組の一企画」として楽しむ雰囲気のなか、1人だけ「マジ勝負」感を醸し出していた。
- エンジントラブルに気づき、すぐに減速と諸手上げを実施。こちらはカートをある程度経験していないとわからないマナーでもある。
- 減速せずにカーブを曲がりきる。あまりの攻め方にコース監修や指導をしていた千代プロも練習段階で「ブレーキを踏むように」と心配したほど。
- カーブの際にはきっちり体重移動を行う。基本テクニックではあるがこれだけがさも普通にできるところがすごい。
- ゴール後、ストップの線ピッタリで停止(他の人は全員オーバーラン)。さらに自分でカートのエンジンを切る。
- 千代プロ曰く「マージン取らないで32秒台」と語る難コースを34秒台で走りきる。
と、まさにパーフェクトな展開で圧勝してしまった。カート経験があるとはいえプロからもお墨付きを得た爆走が瞬く間にネットを駆け巡り、そして「ガッチーナ」という名称が誕生したのである。
ちなみに、この事からモータースポーツ関連のイベントに呼ばれることが多くなり、スマートフォンの宣伝イベントで原宿をミニカートで走ったり、スーパーGT富士戦のスペシャルゲストで呼ばれるなど仕事面でもこの走りが大きく影響している。また、2012年7月にはプライベートでもカートレースに挑戦した。
2014年春のオールスター感謝祭にて、ガチすぎるゴーカート操作振りを再び披露。
この時期は、濱口優との熱愛報道がされており、「この勝利を『取ったどー』の人に捧げます!」と語り、
見事一位に輝き、「取ったどー!」と叫んだ。その後は元F1レーサー、片山右京にタイムを更新されたものの、労いの言葉を贈られた。
ジャンBANG関連
アッキーナがMCを務めるサキよみジャンBANG!では、ジャンプ関連番組ということもあってかテレビゲームの特集を行うことも多く、その時にはアッキーナのマジな目を見ることができる。その他、番組内の企画において常に真剣に挑んでいる。
- 体力測定と称して行われた反復横跳びでは息が切れるほど行い、同じく挑戦したワッキー曰く「こんなに頑張るアイドルは井森美幸さん以来」。
- ミニキックターゲットに挑戦した際は宣言通りの場所を剛速球で射抜くことに成功。こちらもワッキー曰く「アイドルの蹴る球の速さじゃない。」
- 銀魂の企画で行われた手裏剣的当てでは5投中3投成功しノルマクリアを達成。また、だるま落とし(2段落とせばクリア)も2段同時抜きに成功しノルマクリア。
などなどこちらも数多くの伝説を残している。また、他の出演者にもガチを強制することがあり、番組内で醜態を見せたヒカリゴケ片山に対し特訓企画への出演を提案、それを拒否すると「やらないなら番組に二度と来なくていいです」と永久追放を宣告(アメパイ曰く「アッキーナはいつもゼロか100」)し結局企画に参加させている。
その他番組にて
- リンカーンで放送された『芸能界天地人決戦』内のゲーム『サッカーボウリング3ピン倒し』では、他の出演者から「旬な人なら出来る、出来なかったらこれから右肩下がり」とプレッシャーをかけられながらも成功。結果的に人気のある状態を維持しているあたり本当に「持っている」のだろう。
- 『宝探しアドベンチャー 謎解きバトルTORE!』内の『崖の間』に挑戦した際は問題に正解するたびに雄たけびをあげていた(ケンドーコバヤシ曰く「女子プロレスラーがいた」)。しかし、番組内ではまだ秘宝獲得経験はない。
- 2012年4月に放送された『芸能人大運動会』では実質白組女性陣キャプテンとして参加。80m徒競走では最下位だったものの、障害物競走では巨大風船をためらいなく割り1位に。そのほかにも番組内では終始ガチな目と姿勢で参加した。
ガッチーナの弱点
そんな彼女にも弱点がある。それは「本番に弱い」ということ。ヘキサゴンで行われたボートレースでは最大3周チャレンジできるはずが操作ミスで1周のみになってしまい、ダーツイベントに出席した際の試投で外したり、始球式では練習ではノーバウンドでうまくいっていたものの本番ではツーバウンドになってしまうなど、自らのプレッシャーに対する弱さに関しては本人も自覚している。ヘキサゴンのカートレースでもレース前インタビューで「私は本番に弱いから」と語っていた(ナレーションでは「社交辞令」と言われていた。)。
また、「幽霊・心霊現象が苦手」とそこらへんは普通の女の子らしい弱点も持っている。ヘキサゴンで心霊ドッキリをかけられると毎回後ろに跳び上がる「猫ジャンプ」を披露していた。また、ジャンBANGの企画でテーマパークのお化け屋敷に挑戦した際も半泣きになりながらずっとザリパイの背中にしがみついていた。それでも途中リタイアせず完走に挑むあたりは気合いがあるのだろう。ちなみに、霊能力者からは「霊感があり、占いの素質がある。」と言われているものの、霊的なものを見たくないので断ったとのこと。
しかし、そんな弱点をはねのけて数多くのチャレンジを成功しているあたりは伊達に乱世のアイドル界を「アイドルグループの知名度(企画物を除くガチなアイドルユニットには所属していない)」や「事務所の力(南は現在個人事務所所属)」という武器を借りず、たった1人で活躍する力があるからではないのだろうか。
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