ガルシアとは、『ファイアーエムブレム 聖魔の光石』に登場するキャラクターである。
概要
エイリークが旅の途中に出会ったイム村の男。支援属性は炎。
黒い短髪に髭と筋肉隆々とした姿が特徴。
元ルネス軍の部隊長で国のために戦っていたが、家を顧みず妻を病で亡くし、幼い息子を見て過ちに気づき戦いを捨て、村に戻り息子を男手一つで育てあげた。
村が山賊に襲われた際も過去の過ちから二度と戦うつもりはなかったが、戦わない自分の代わりにしびれを切らした息子が戦い、そして発破を掛けられ戦士としての誇りを取り戻す。その後は息子と共にエイリーク一行に加わり、再び戦いに赴くこととなる。
支援会話では昔の事や最近の戦士たちの話をしている。
亡くなった妻はエイリークに似た雰囲気の女性だったらしい。
また、ジストが「国の騎士に完敗し、顔に傷をつけられた挙げ句見逃された」と発言しており、もともとルネス国で騎士をしていたことからジストの因縁の相手は彼なのではないかという考察が上がっているが、支援は結べず他に証拠もないためあくまで考察の域を出ない。
支援相手はセンシガルシアノムスコロス、ギリアム、ゼト、ネイミー、ドズラ。
ユニットとしての性能
初期クラスは戦士。HP・力・技が伸びやすく、速さと魔防が伸びづらい典型的な戦士成長をする。
GBA三部作に常にいる「速さを捨てて力と技に特化した」タイプであり、ワードやドルカスの系譜といえる。というか成長率はドルカスとほとんど変わらなかったりする。
普通に前衛として使うと速さが伸びず、防御も並程度で回避率も低いため追撃をバンバンくらい、せっかくの力も追撃できないため敵を仕留めきれずそのまま二軍行き…シリーズで言うところのトラキア776のダグダのようなゲーム序盤の数合わせ要員というイメージになりがちである。
しかし使えないかと言うとそんなことはなく、最終的な期待値は初期値とレベルアップ回数の関係で息子の方が上回るが、実は単純に成長率を足しただけの数値では息子を上回っている。力と技によって高い火力と命中を維持できることを活用し、手斧で安全に削ったりトドメを刺すようにしたりと工夫次第で活用可能。体格が高いため重い斧をノーリスクで使用でき、またそもそも回避に期待せず追撃も含めて豊富なHPで受け止めるタイプなので味方を救出しても実質的なペナルティがないなどの利点もある。
クラスチェンジ先は剣も使えるようになる勇者か弓も使えるようになるウォーリア。
力の上限が低い勇者にしてしまうと速さも守備も頼りないガルシアの長所がほぼ消えてしまうため、ウォーリアの方が無難。特に弓を使えるようになってからが本領で、30近くまで成長した力によって放たれる弓の威力は絶大。技もしっかり伸びるため命中率も確保できる。
体格と力の関係から勇者系装備を最も使いこなせるユニットの一人であり、勇者の斧と勇者の弓を与えてやればすさまじい殲滅力を発揮する。
弓なら近接攻撃を受けても反撃しないため、通路や小部屋で「やっつけ負けしない」肉壁としての運用も可能。
ワードやドルカスにも言えることだが、回避や追撃に頼れないため普通の前衛と少し違った戦術を求められる中級者以上向けのユニットと言える。ゲームに慣れてきた頃に起用すると彼の火力の高さに気づくはずだ。起用されない最大の敵は男やもめなおっさんという見てくれ。
支援は同じ斧使いと組んで前衛での安定感を上げるのもいいが、ネイミーと組んで弓の命中と火力を強化するのも面白い。
関連動画
関連項目
親記事
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- なし
兄弟記事
- エフラム
- ラーチェル
- フォルデ(ファイアーエムブレム)
- ナターシャ(ファイアーエムブレム)
- ネイミー(ファイアーエムブレム)
- ミルラ(ファイアーエムブレム)
- ドズラ
- エイリーク(ファイアーエムブレム)
- セライナ
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