ナターシャとは『ファイアーエムブレム 聖魔の光石』に登場するキャラクターである。
概要
司祭から皇帝が聖石を破壊していると知らされ、各国に伝えるべく脱走したが追走部隊に追い詰められ、そこでエイリークたちに助けを求める。
見た目の通り慈悲深く人を思いやる性格だが、脱走の際に自身が懇意にしていた司祭が自分を庇って命を落としていることを悔いており、時には自身の命を顧みずにグラド帝国の現状を伝え、復興を願う芯の強い一面もある。
実は死に際の言葉が初登場時と通常で違うという謎の好待遇(?)がある。また特定の敵ユニットと話すことで仲間にすることができる「勧誘」システムのチュートリアル役でもあり、仲間になる5章では賭け事が好きなヨシュアを説得して仲間にできる。これはGBA三部作定番であるキルソード剣士をシスターで勧誘する流れでもある。
支援相手はヨシュア、ゼト、フランツ 、クーガー、ノール。支援属性は氷。
ヨシュア、ゼトとはペアエンドがあり、支援Aにすると後日結婚する。
ユニットとしての性能
初期クラスはシスター。魔力・魔防・幸運が伸びる典型的なシスター成長をする。素早さもそこそこ伸びるためクラスチェンジ後に攻撃に回る際も十分追撃が狙える。
HPと守備は伸びず、イメージ通り物理耐久は低いが、速さと幸運のおかげで素の回避率がそれなりにあることから支援を組んで地形に置くなどして工夫すればある程度は避けてくれる。
モルダがおじさん僧侶かつ成長に癖があるため、多くのプレイヤーはシスターとして素直な性能をしている彼女を回復役に起用したと思われる。
歩行杖のためGBA三部作の常として騎馬杖のラーチェルがライバル候補となる。とは言えラーチェルの加入は遅いため、それまでに育っていればそのまま起用する人もいたはず。道中で闘技場があるため育成も容易。
クラスチェンジ先は移動力があるヴァルキュリアとスキル魔物特効を備える司祭。いずれも光魔法のため闇魔法相手には三すくみで有利になれる。
ヴァルキュリアにすれば移動力が増え味方ユニットの救出も可能になり回復支援役としての安定性が高まる。
司祭にすれば高水準の魔力と素速さで魔物キラーになれる。ただし体格は良くない上に光魔法が比較的重く、上位の光魔法が使いづらい点には注意が必要。
クリア後のエクストラマップまで見据えれば司祭の方が若干上になるが、プレイヤーの好みでと言える範囲である。
なお、女性で司祭になれるユニットはナターシャのみであり、前作セーラ同様司祭にすると彼女の固有グラフィックとなる。
ファイアーエムブレムヒーローズにおける性能
2020年12月に実装。レアリティは☆4-5であり、☆4での入手も可能。
アブソーブ+という汎用杖を持っての実装。回復スキルはセインツ+、初期スキルは「HP魔防2」「近距離警戒」。いわゆる低レアリティであり、神器や専用スキルを持たない類のユニットであるため他の歩行杖とはステータスのわずかな差でしか差別化できず、活躍させるには魔改造が必須である。幸い、杖は継承可能なものの中でも強力なものがあり、方向性さえ決めてやればいくらでも改造が可能だ。
ステータスは魔防が高く、ある程度速さにも振っているのが特徴。混乱や策謀スキルを持たせてデバフ要員にしてもいいし、フラッシュやメランコリーで先手を打ちつつあわよくば追撃を狙う構成でもいい。セインツ+はルセアと同じスキルであり、自身の怪我も厭わない彼女らしさはあるがゲーム的には少々使いづらい。可能ならレストやリブローにしておきたいところ。
関連動画
関連項目
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