ギャレス・エドワーズ(Gareth Edwards)とは、イギリス出身の映画監督である。
概要
1975年、イギリス・ウォリックシャー州のヌニートン市に生まれる。
子供の頃、ジョージ・ルーカスの『スターウォーズ』を見て映画製作の道を志し、成人後はイギリスのBBCやアメリカのディスカバリーチャンネルでVFXクリエイターとしてのキャリアを積む。
やがて映像作品の監督として活動するようになり、BBCのTVドラマ『heroes and villains』では監督としてだけでなく視覚効果の編集まで自身が担当、さらにある映画コンテストでは他のスタッフを使わずに自分と俳優一人だけで作品一本を作りあげ、それでグランプリを取ったりとおおいに活躍する。
その後の2010年では初の長編映画『モンスターズ/地球外生命体』を制作する事になるが、その予算はと言うと機材費で1万5000ドル、総製作費もわずか50万ドル(当時のレートでだいたい数千万円くらい)しかなかったにも関わらずこれを完成させ、それでいてその完成度の高さから数多の賞まで受賞し、一躍その名を業界に轟かせた。
そして2013年には日本では10年近く途絶えていたゴジラシリーズの新作映画の監督に抜擢される。
それから一年後の2014年に完成した『GODZILLA(2014)』は98年版とは対照的に、自身が根っからのゴジラファンという事もあってかゴジラの設定を大幅にオリジナルに近づけ、なおかつ怪獣映画のツボもしっかり押さえた作品に仕上がっており、公開して間もなく続編の制作が決定するほどの収益を出し、日本においても日本のゴジラファンからの評価は概ね良好と言えるものであった。
さらにそれから間もなくして今度は自身がクリエイターを目指すきっかけとなった『スターウォーズ』シリーズのスピンオフ映画の監督を任せられる事となり、2016年にはエピソード3(第六作)の後からエピソード4(第一作)開始直前に繋がる展開を描いた作品『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を製作、公開している。
2023年には『ザ・クリエイター/創造者』を監督。再び渡辺謙とタッグを組み、近未来での人類とAIの戦争を描いた。また、第96回アカデミー賞の視覚効果賞にノミネートされ、奇遇にも同年の『ゴジラ-1.0』と鎬を削る形となった。
2025年には『ジュラシック・ワールド/復活の大地』を監督。本来はしばらく映画製作から離れて別の作品を執筆中だったというが、オファーが来た際には「全てを捨てて飛びついた」という。
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