ギラーガ(型式番号:xvt-zgc)とは、「機動戦士ガンダムAGE」に登場する機動兵器である。
概要
所属:ヴェイガン
全高:20.3m
重量:53.8t
装備:ビームバルカン / ビームサーベル×2
ギラーガスピア×1
ギラーガテイル×1
ビームバスター×1
ギラーガビット
ヴェイガンが開発した、ゼイドラに次ぐゼハート・ガレット専用機。本機はヴェイガンの本格的な地球進行作戦の尖兵として開発されたダナジン等の機体とは異なり、完全な人型兵器としての性能を突き詰めるべく開発された。主武装である「ギラーガスピア」は近接戦闘においてビーム刃を発生させ敵機と交戦できる他、分離させることで短槍として用いたり、または先端からのビーム発射が可能と多彩な運用が可能である。その他の武装もヴェイガン機の例に漏れず内蔵型の「ビームバルカン/サーベル」に、取り外して手持ちの装備として使用可能な「ギラーガテイル」、ゼイドラに装備されたものを更に強化しシグマシスライフルと同等の威力を得た「ビームバスター」など、全ての距離においてその性能を遺憾なく発揮する。また、キオ編終盤においてXトランスミッターと呼ばれるXラウンダー専用の脳波操縦システムが搭載され、それに伴って脚部や腕部を展開させ光球型の誘導兵器「ギラーガビット」を散布することが可能となった。このようにヴェイガン機の集大成的存在ともいえる本機だが、ヴェイガンが有する銀の杯条約以前の技術では本機が技術限界とも言うべきものであり、更なる発展と開発のために同じく銀の杯条約以前の技術を元にして作られたガンダムの鹵獲・解析、そしてそれらのデータベースであるEXA-DBの発見・回収が急がれることとなる。
ヴェイガンの地球侵攻作戦遂行のために地球連邦の最重要拠点であるビッグリング消滅後、都市オリバーノーツへと降下。その戦闘の最中、キオ・アスノとフリット・アスノが搭乗するガンダムAGE-3と交戦し、その後幾度もの戦闘において交戦する。その後Xトランスミッターを搭載した本機とザナルド・ベイハートの駆るザムドラーグがガンダムAGE-3オービタルを終止圧倒し、鹵獲することとなる。さらに月面の連邦軍基地であったルナベースをヴェイガンが内部制圧し、奪還作戦を展開する連邦軍と戦闘を行った際にはかつての親友アセム・アスノ、ガンダムAGE-2ダークハウンドと交戦、ジラード・スプリガンの強力なXラウンダー能力の暴走によって機体の制御がままならない中ジラードの乗機ティエルヴァをダークハウンドの攻撃から庇ったことで本機は大破してしまう。
ギラーガ改
ギラーガの大破後、機体色をロシアングリーン主体に変更し新たに運用されることとなった機体。本機は搭乗者であったゼハート・ガレットがフェザール・イゼルカントからヴェイガンの新たな指導者として任命されその象徴たるガンダムレギルスを賜ったことから、ゼハートの部下であるレイル・ライトが新たに搭乗者となった。
基本的な性能面や武装は改修前と変わりないが、レイルがXラウンダーではないと思われる(ヘルメットに脳波補助装置ミューセルがついている)ため、ビット兵器などは使用されなかった。
ヴェイガンと連邦軍の最終決戦、ラ・グラミス攻防戦においてディーヴァと主力のガンダム3機をディグマゼノン砲で撃破するための囮としてフラム・ナラのフォーン・ファルシアと共に出撃。だがその意図を察した3機を支援するジェノアスOカスタム、オブライト・ローレインに奮戦虚しく撃破された。
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