クジャク(けものフレンズ)とは、アプリゲームなどの各種メディアミックス作品『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が擬人化して女の子になったキャラクター)である。
CV:藤井ゆきよ(ゲーム版)、すみさなえ(アニメ版)[1]、篠田みなみ(けもフレ3)
概要
綺麗で色鮮やかな飾り羽を持つ事でおなじみな鳥・クジャクのフレンズ。クジャクと呼ばれる鳥にはアジアの暖かい場所に住むクジャク属とアフリカに住むコンゴクジャク属の2種類存在するが、この中でもクジャク属のインドクジャクのフレンズらしい(プロフィール画面参照。名前表記はクジャク)。クジャクと言えば大体の人がインドクジャクを思い浮かべる。
華美な飾り羽はオスのクジャクのみが備えるメスへのアピール用の見た目以外には何ら意味を持たないモノであり、実際の尾羽ではない。アニマルガール/フレンズ化する際には元動物時の性別は関係なく女の子となり、その際に元動物の外見上の特徴を性別に関係なく備える事になる。そのため、彼女の元の性別は判別不能。
飾り羽はオスのクジャクの特徴なのだが、フレンズとしてのクジャクはおしとやかで礼儀正しい女子力が高い女の子。この立ち居振る舞いは高貴な身分の女性を思わせる。話し方や立ち振る舞いや雰囲気など様々な面に淑女っぷりを感じさせる。
自らの飾り羽をアイディンティティとし、大切に取り扱っている。暇さえあれば飾り羽を入念に手入れし、戦闘後もすぐさまお手入れタイムに突入する。クジャクの飾り羽の美しさが古来から多くの人を虜にしてきた歴史を知っており、人々の想いを大切にするためにも綺麗な状態をキープしていたいという。ただ、飾り羽の美しさはフレンズも魅了しているようで、興味を引かれたフレンズに弄られそうになる事も多いようだ。
なお、クジャクのフレンズとしては、他にも白変種のシロクジャクがアプリ版で登場し、こちらは東武動物公園コラボのパネルにも抜擢されている。
外見
クジャク最大の特徴である飾り羽は煌びやかさ・荘厳さ・美しさをそのままにサイズを縮小して付属。本来の尾羽は消滅した。
白色のアンダーシャツと黒色の半そでシャツの上からカーディガンを着てミニスカートを履いている。白タイツ着用。外見上の配色はインドクジャクのカラフルで色鮮やかな羽毛の色合いを再現している。カーディガンに刺繍されている学校の校章のようなモノは飾り羽に付いている目玉のような模様が由来。
髪型は青色のロングヘアー。横部分の髪ともみ上げは白色。頭頂部から出ているアホ毛はクジャクの頭から伸びている飾り羽を再現している。羽根はコンパクト化して頭部に装備。
ゲームでの扱い
キジ目キジ科、クジャクです。
私のアイデンティティでもある飾り羽は、いつも丁寧に手入れしています。
古来、多くの人々がこの羽を見て様々な想いを巡らせました。だから、できる限り綺麗にしておいてあげたいんですよね。分かってくれますか? ミミちゃん助手……。
クール属性(青)のレアリティレベル3のフレンズとして登場。コストは300・攻撃タイプは回復・サイズはL。所属グループは無し。専用スキル「豪華絢爛虹色尾羽」は20秒の間だけ自分の攻撃力を10%アップさせる。
シロクジャクとは仲の良い姉妹であり、同時に美しさを競い、高め合うライバルでもある。そんな二人は、鳥類アニマルガールが多く住まうジャパリバードガーデン内にて『孔雀茶屋』を営んでおり、パークの癒やしスポットの一つとして、ガーデン外からもアニマルガールが集う人気店となっている。名物は虹色に光る『孔雀茶』だとか。
美しい外見を誇る彼女だが、同時に困っている者を見掛けたら迷わず助けに入る優しさの持ち主でもある。この優しさをシロクジャクは「心の美しさ」「本物の美」と呼び、「本当に美しい方」と最大の賛美を送っている。一方クジャクの方もシロクジャクの神聖さすら感じさせる美しさに憧れており、褒められると嬉しそうになる。
動物のクジャクは留鳥に分類されるが、彼女は留鳥系グループである『まったり浮遊部』には属しておらず、前述の通り無所属となっている。その理由は、まったり浮遊部リーダーであるコノハちゃん博士とミミちゃん助手の過剰なスキンシップ(?)にあるようだ。しかしそんな彼女も、後にある守護けものの飾り羽をお手入れしている間に魅入られ、同じ行為をしてしまう。結果、その守護けものから小一時間ほど説教を受けることになってしまった。曰く「コノハちゃん博士やミミちゃん助手の気持ちが少しわかった気がします」。
余談だが、孔雀茶屋は江戸時代に実在した見世物小屋の一種とされており、またの名を花鳥茶屋ともいう。クジャクを始めとした様々な珍しい鳥を眺めながらお茶を戴くという、現代の動物カフェに近いものである。
漫画への登場
『けものフレンズ -ようこそジャパリパークへ!-』18話にて登場する。ジャパリパーク観光大使に立候補しており、その美しい見た目に違わぬ人望を持つ、最有力候補とされている。そんな彼女に、新たにジャパリパーク園長になるという壮大な野望を抱いたアライグマが、その足掛けとして挑むことになる。
ところでクジャク、ちょっと変わったところがあるようで……?
アニメでの活躍
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キジ目 キジ科 クジャク属 クジャク Peafowl |
第2話「じゃんぐるちほー」で登場。ジャパリパーク内の木々が生い茂り大河が流れる熱帯雨林地帯(じゃんぐるちほー)で暮らしている。ジャパリバスを入手するべく、じゃんぐるちほーの探索通路を通行していたかばんちゃん・サーバルちゃん・ラッキービースト一行と遭遇した。遭遇時も礼儀正しくおしとやかに対応する淑女っぷりは、女子力高いと言わざるを得ない。
ぱびりおんでは
「キレイは心と体から、ですね。」
2018年4月4日のじゃんぐるエリア実装と同時に登場。けもトークアイコンの背景色は緑。一人称は「わたし」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
美容には拘りがあるようで、グルーミングとウォーキングなどを日課としている。日課のウォーキングは「さばんな」や「こうざん」まで行く事もあるようで、ジェーンからキレイになるためのアドバイスを求められると健康な体づくりと称して「としょかん」まで走る事を提案するなど、意外とストイックなのかもしれない。またエクササイズなどにも少し詳しいようである。
尾羽の手入れには一番気を使っているようで、「羽つくろいは朝起きたらすぐ軽く、ウォーキングの後にも欠かさず」とのこと。その尾羽のキレイさには自信はあるようで、ハクトウワシとの掛け合いで「ゴージャス!あーんど…。」「えれがんと?」「あーんど!」「…ラブリー!」「あーんど!」「…ビューティフル!」「あーんど!」と次々と掛合いを要求して「…まだあるの?」と困惑させている。
フレンズのみんなも美しくなる大切さを知ってもらいたいと言うだけのことはあるようで、可憐さや美容のことでアドバイスを求められたりするなどフレンズの間でも「うつくしさ」には定評はあるようだ。ちなみに同じく綺麗な羽を持つコンゴウインコやケツァールとは3人一緒で登場するけもトークもいくつかあり、結構仲が良さそうな様子である。
フレンズたちは「前脚」「後ろ脚」という動物だった頃の部位に基づく発言をすることがあるが、「前脚」という発言がけもトーク内で確認されるフレンズのひとりである。
関連動画
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関連チャンネル
関連項目
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脚注
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