クラン(ファイアーエムブレム)単語

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クラン

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クランとは、ゲーム『ファイアーエムブレムエンゲージ』の登場人物である

概要

CV:天﨑滉平

聖地リトスの集落のヴァンドレの遠縁の親戚にあたる神職者の少年。幼い頃よりソラネルを訪れており、フラン同様にリュールへ並々ならぬ想いを寄せており双子の妹のフランと共に第33代目「竜の守り人」として任命される。

任命されてからは聖地リトスの上空にある離宮ソラネルで1000年間眠っていたリュールの世話をしており、目覚めてからはリュールに仕えている。先代の竜の守り人であるヴァンドレからの教育を受けながら、フランと共に『神竜様ファンクラブ』（クランは会長）として活動してる。3の月10の日生まれ。
フランとは正反対の大人しくおっとりした性格で、黄色の歓声をあげてリュールを応援するフランに対してリュールと接すると極度の緊張や喜び故に（本人曰く）卒倒しそうになる。

趣味としてピクルスを作っており、支援ではそれぞれにあったピクルスを渡す姿が描かれている。勉学や家事を好んでおり、虫や怪談・運動や動物以外の乗り物などを苦手としている。軍で一番、盤上遊戯が得意。

服装が緑を基調としており、カインとアベルに始まるファイアーエムブレム恒例「序盤で仲間になる赤緑ユニット」の緑の方である。

ユニット性能

初期兵種はソシアルナイト…ではなく、魔法を扱えるマージ。専用スキルは『碧の信仰』でリュールと隣接してるときに限り命中を10上昇させることができる。

速さと技に優れており、ガンガン追撃を出していける。序盤から加入する魔道士キャラも兼ねており、アーマーナイトの硬い装甲を貫く活躍が期待でき、実際にそれを前提としたチュートリアルも組まれている。
…のだが、そのまま育てていくと魔力が妙に伸びない。それどころかなぜか力もそこそこ上がっていく。それもそのはず…

	HP	力	魔力	技	速さ	幸運	守備	魔防	体格
クラン個人の成長率	40％	35%	10%	40%	50%	20%	30%	25%	5%

魔力より力の方が成長率が高いのである。
実際にはマージという兵種そのものの成長率が足されるため、魔力の成長率もそれなりにはあるが、高い力の成長率という個性は完全に殺されている。というか魔力の個人成長率が10%しかないのでどう考えても適性職についてるとは思えない。
アンナと並び、初期兵種と個人成長率が噛み合っていないユニット筆頭候補。仮にこの成長率のまま赤緑らしくランスナイトあたりで加入してきたら前衛として理想的なユニットに仕上がっていただろう…。

そんなわけでそのままセイジなどにクラスチェンジさせても個人の成長率が魔力10%の魔道士ユニットが強くなることはなかなかなく、他の魔道士ユニットと比べて火力不足に陥りやすい。今作は武器の素質さえ引き継げばあらゆる兵種にクラスチェンジ可能であり、彼はそうそうに魔道士を諦めて他の兵種につかせた方がいい。そういう意味では大胆な兵種変更の有用性を教えてくれるチュートリアルも兼ねていたんだろうがそのせいで使い勝手が微妙なユニットになってしまっている。

魔道士ユニット以外にするなら、魔力と力両方を武器に出来るマージナイト、高い速さの成長率で短所を補いつつ低めの耐久をカバーするジェネラル、技速さの長所を生かすスナイパーやグリフォンナイトなど。プレイヤー次第で経由した兵種が全然違うユニットになっていると思われる。
最初から個性を知った上で育成計画を立てないと中途半端になってしまいがちで、初見でまず間違いなく育成失敗が起きるユニットの一人。逆に言えば、システムを理解した周回向けのユニットといえるかもしれない。なぜそんないぶし銀ユニットを赤緑ポジションに置いて下級職レベル1で加入させた…。

主人公に隣接すると効果を発揮するスキルがある、相方のフランも含めて三角支援を組めるなど、主人公のサポーターとしては従来の赤緑と同じく恵まれてはいる。神竜様を横で支えるサブアタッカーとして育成するのも一考。

支援相手

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