クロウ・アームブラストとは、英雄伝説 閃の軌跡のキャラクターである。
CVは櫻井孝宏。スポット参戦のある半プレイアブルキャラである。
概要
リィン達より一年年上で、世代で言うとトワ会長やジョルジュ、アンゼリカと同期。
初登場時はいきなり50ミラを要求して手品を披露する。この時はどっちを選んでも外れなのだが、後にある種明かしイベントで、正解を一発で当てればDPが取得出来るため、是非トリックを見破ろう。
一年前は、Ⅶ組と同様に上記メンバーと実習を積んだ経験があることを明かす。
本作では(一応シナリオのネタバレのため伏字)単位が足りなくて留年の危機とのことで終盤から同輩扱いになるが、リィン達の良き先輩ポジとして活躍する。
武器は双銃で、密着するとフィールドアクションが壺オブジェにヒットしない点は注意。そこは遠距離型+背の高いフィーといえる。
クラフトは範囲遅延や直線状態異常など、癖の強いものが多く使いこなすのは難しいが、本格的な参戦は後半からなので、アーツ寄りにするかクラフト寄りにするか、よく考えたいところである。
蛇足ながら、戦闘時はしっかり俺のバンダナと言ってくれるし、アガット以来のバンダナキャラである。
華麗なるクロウの軌跡(閃の軌跡)
下記、重大なネタバレ。
帝国を幾度と無く混乱に陥れた「帝国解放戦線」のリーダー「C」その人である。
オズボーンを狙う理由としては、彼の故郷であるジュライ特区が帝国に吸収されたせい、とされるが詳細はまだ不明。この仕込みは数年に及んでいたらしく、トワやジョルジュやアンゼリカが把握していたかもまだわかっていない。
Cのときはダブルセイバーを武器として使用し、リィン達に立ちふさがる。特に鉄鉱山でのニ連戦は直前のV戦もあってか、非常に厳しい戦いを要求される。Cであることもそうだが、最も意外だったのはリィン同様騎神を起動させられるライザーであったことだろう。本作のラスボスは彼の駆る<<蒼の騎神 オルディーネ>>である。難易度が高いと、ジャンケンバトルもあってか非常に運に左右される。
クロウは銀髪赤目という、覚醒リィンと特徴が似通っていることから、同種であるという説が非常に濃厚。はたまた兄弟説を論じているプレイヤーもおり、その正体と目的の意図もあって、リィン以上にミステリアスな存在である。
トワのいるオルキスタワーを爆破しようとしたり、最終盤ではトールズ士官学院を襲撃したり、最早次回作では完全に敵扱いになることは避けられないと思われる。和解したとしても、彼の犯した罪は絞首刑にしても足りない程の重罪であり、リィンが許しても周囲(世論)が絶対に許さないことから、早々と死亡フラグが立っていると取れる。
クロウ、その蒼の軌跡(閃の軌跡II)
今回は素顔で登場。敵対しているのは予想通りだったが、パンタグリュエルでのフィッシュバーガーイベントでリィンとの絆の強さを見せてくれる。
既に当初の目的を達成しているせいか、あまり目立った行動はしていない(そもそも貴族連合がガチ屑だからだが) 。
クロウとクロチルダの意外な接点も明らかになり、IIはほぼリィンとクロウのバックグラウンドで成り立っているといってもいいだろう。
途中で何度か剣を交えるが、終盤では降魔城にてクロチルダとリンクを結んでVII組に立ちはだかる。初見ではこちらのリンクを何度も切断され、思うように反撃がままならないので苦労したプレイヤーも多いのではないだろうか。その後、リィンとクロウは己の信念をかけた最後の戦いへ身を投じる…。
※下記ネタバレにつき要ドラッグ。
戦闘後、ラスボスを倒すためにリィンとその時だけだが共同戦線を張り、見事エンド・オブ・ヴァーミリオンを撃破する。…が、その最中オルディーネのコアにエンド・オブ・ヴァーミリオンの攻撃が直撃し、クロウはリィンの腕の中で息絶える。
と、やはり大方の予想通りの顛末を辿った。クロウの死に目は安らかだったのだが…。
余談だが、本編攻略後にタイトル画面をよく見ると…?
関連項目
- ファルコム
- 英雄伝説
- 閃の軌跡
- 俺のバンダナ
- イアン・グリムウッド、ヨシュア・ブライト…シリーズ中の似たような位置づけをされているキャラ
- Blue Destination…直訳で「蒼の軌跡」。正しくクロウを体現した一曲。
- 4
- 0pt