ヨシュア・ブライトとは、ゲーム『空の軌跡』シリーズの登場人物である。
概要
リベール王国のグランセル城にやって来た新人のメイドさん。漆黒の長い髪に、美しい琥珀色をした瞳の持ち主。
旅の演奏家や城の兵士にナンパされたり、病的な趣味を持った魔法使いに付きまとわれるのが悩みの種。
おしとやかで清楚な雰囲気を持っており、少しおっちょこちょいの相棒とコンビを組んで新人らしからぬ手際の良さで元気に働いている。
しかし、それは世を忍ぶ仮の姿であり、その正体はリベール王国の白き花とたとえられるセシリア姫であった。
セシリアにはオスカーとユリウスという仲の良い幼馴染の青年がいたが、3人の仲は謀略によって引き裂かれてしまう。
そして姫を巡って対立する2人の決闘を止める為に、その身を挺して命を落としてしまう悲劇のヒロインである。
さらに詳しい概要
前述の概要では分かりづらいかもしれないので、もう少し細かく説明。
性別:男
誕生日:12月20日
家族構成
義理の父:カシウス・ブライト
義理の姉:エステル・ブライト
※少々ネタバレの為反転表示
ブライト家の養子になる前の名前はヨシュア・アストレイ
物語本編より5年前に身元が不明のまま養子としてブライト家へ引き取られた。それ以来、エステルとは姉弟の様に暮らす。エステル曰くこの家では先輩なので自分が姉であると主張し、ヨシュアも「はいはい、良かったね。」とそれに従うが、ヨシュアの方が実は年上。
年齢の割に大人びており人柄が良く周りから信頼され、涼しげな容貌も相まって異性からも好感を持たれる事が多い。しかし、本人は女の子に対して興味があるようなそぶりを見せない。また幼い子供をあやしたり猫を手なづけるのが上手い。
いつも冷静沈着で、考えなしに行動してしまうエステルを抑えつつ、そのボケに対するツッコミ役も担う。
何事も器用にこなすタイプだが、ある時期からエステルとジョゼットが揃うと不器用で何も意見が言えず無力と化す。
日ごろは大人しく生真面目な少年といったイメージのヨシュアだが、エステルの危機には態度を豹変させる。彼女を傷つける者はあらゆる手段を尽くして相手を八つ裂きにすると敵意を剥き出しにし、凶暴な一面を覗かせる。
趣味は読書と武器の手入れといったインドア派。虫には興味が無い模様。またハーモニカを吹く事が好きで、「星の在り処」が得意のレパートリーである。
登場作品
軌跡シリーズ本編
空の軌跡FC | 「空の軌跡」前編。物語の中心となって活躍。ヨシュアはこの時16歳 |
空の軌跡SC | 「空の軌跡」後編 |
空の軌跡 the 3rd | 外伝的作品。主人公はケビン。ヨシュアは17歳 |
零の軌跡 | 「空の軌跡」の続編。舞台も変わり主人公はロイド。ヨシュアは18歳 |
シリーズ以外での出演
空の軌跡
「空の軌跡」の物語は11歳のヨシュアが傷だらけになってブライト家に連れてこられる所から始まる。
「空の軌跡FC」と続くSCはヨシュアとエステルを中心に物語が展開し、彼の秘められた過去と能力が物語の重要なキーとなっており、エステルに次ぐもう一人の主人公と言える。
武器は対になった2本の剣。ステータスは防御力が低めな以外は総じて高めで、便利なクラフトも相まってパーティのエースとして活躍する。
ATS(魔力)が高めで、オーブメントに組み込むクオーツのスロットが最大5連結。その内属性制限スロットは「時」が2つあるので、組み込めるアーツ(魔法)が「時」系に偏るが、アーツ要員としても大きな戦力となる。
クラフトは何れも使い勝手の良いものが揃っている。
地味ながら相手を2回攻撃する《双連撃》。
敵を一定の確率で戦闘不能にさせる上、離れた敵にも届くので飛び道具代わりに使える《朧(おぼろ)》。
範囲は直線で狭いが射程距離が画面端まで届き敵のターンを遅延させる《絶影》。
そしてヨシュアのクラフトの中でも一際使い勝手の良いのが《魔眼》。ダメージを与えつつ敵のターンを遅延させる点では《絶影》と同じだが、範囲が中円型で複数の敵を巻き込みやすいので、CP(クラフトポイント)を絶やさなければ敵に何もさせずに攻め続ける事が出来る。
Sクラフトは敵単体と画面内全ての敵を攻撃する技を2種類持っている。全体攻撃技は便利で強力だが、使用後の隙が大きいので注意が必要。
零の軌跡
エステルと一緒にある人物の消息を探りながら、クロスベルで遊撃士の仕事を務める。
本作ではエステルと共に脇役の位置に居る為大きな見せ場は少ないが、様々な経験を重ねてきた事で18歳ながらベテラン遊撃士の貫禄を見せる。
また、「空の軌跡」シリーズでは生まれたての赤子からマダムまで、何人もの出会う女性(メス猫を含む)を攻略してきたヨシュアだったが、本作ではそちら方面に関しても目立った活躍は見せず影を潜める。
もっとも、「零の軌跡」では主人公が《弟系草食男子を装った喰いまくりのリア充野郎》だから仕方ないね!
戦闘メンバーとして
基本的なステータスの傾向や能力は従来の「空の軌跡」シリーズと同じだが、細かい所が調整されている。
クラフトにカシウスが使っていた《雷光撃 》が追加。効果は自分を中心とした大円で範囲が広い。逆に《挑発》が廃止。Sクラフトは全体攻撃の《真・幻影奇襲》一つになり、掛け声やエフェクトが変更された。
ヨシュアの大きな武器である複数の敵を遅延させるクラフトを標準メンバーであるランディやティオも扱える上に、アーツに関してもエリィ、ティオといったアーツに特化したキャラクターが2人居る事もあって、ヨシュア単独だといま一つ影が薄い。
しかし、エステルとのコンビクラフト《太極無双撃》は攻撃力ではロイドとランディの《バーニングレイジII》より一歩劣るが、攻撃範囲はそれよりも広い大円型で総合力では最強と言える。
ヨシュアを使う時はコンビクラフトを生かす為に、エステルとコンビでパーティに入れたい。
閃の軌跡
「閃の軌跡Ⅲ」ではA級目前のB級遊撃士として存在が明らかになり、続編「Ⅳ」で出演。20歳になっており、エステルやレンと共に帝国の動静を調査、その後リィン達トールズ士官学校の生徒たちと邂逅。助っ人として共に戦う
戦闘メンバーとして
ヴァンテージマスター・ポータブル
本来は世界観の異なる作品だが、他の「空の軌跡」キャラクター達と一緒にゲスト参戦。
衣装はSCバージョンで、初めから使用可能。クラスは「ストライダー」。
ユニットとしての特徴
ステータス値は防御力が低めな事以外は総じて高く扱いやすい。マニュアルにも初心者はヨシュアがお薦めと記載してあるほど。
イースvs.空の軌跡
プレイヤーキャラクターとして参戦。彼を主人公としたストーリーモードは無いが、エステルのストーリーではコンビを組んで戦うイベントが用意されている。アーケード、フリーモードで初めから使用出来る。
物語上では「空の軌跡」本編と直接繋がってはいないが、本作では3rdの後として17歳で登場する。
操作キャラクターとしての特徴
原作同様にスピードが速く、動きが軽快で扱いやすい。
スピードと俊敏率はトップクラスだが、それ以外のステータス値が総じて平均以下で、特に攻撃と防御力が非常に低い。
通常攻撃のリーチは短いが、攻撃モーションが素早く隙が少ない。
これを出しておけば安泰と言った高威力なスキルが無く、素早さと手数の多さで勝負する上級者向けのキャラクターとなっている。
ラングリッサーモバイル
同作の最初の外部コラボとして、エステル・クローゼ・オリビエ・レン・レオンハルト(レーヴェ)と共に客演。ファン待望とも云うべきプレイアブルでのレーヴェとの同一パーティーも可能になっている。
セシリア姫としての衣装もキッチリ用意されており(条件次第で入手して恒常で使用可能)、ラングリッサーシリーズ各作品の王女・皇女で構成された『プリンセス同盟』に所属、ちなみにクローゼもプリンセス同盟所属。
そして、エステルは主人公陣営である・・・やっぱりヨシュア=ヒロイン、エステル=主人公(しかも歴代の男性主人公に混じって)の構図は他作品でも健在だった
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関連項目
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