ゲマとは、Di Gi Charatのキャラクターの1人である。
概要
黄色い球体をした浮遊する生物。語尾に「~ゲマ」をつけて話す。顔が上下逆になっていることが多いが、本人からするとこれが普通の状態らしい。
でじこ(デ・ジ・キャラット)のお目付け役としてデ・ジ・キャラット星から一緒にやってきた。目付け役の名の通りでじこの行動を注意することが多いが、ゲマ本人はそれを強制させる力をほとんど持っていない。でじこに目からビームなどをされてすぐに負けてしまう。
そのため、でじこなどの周囲の登場人物の行動に振り回されがちである。ボール状であるため、物理的にも振り回されたり投げ飛ばされたりすることも珍しくない。
性格は他の人物と比べて真面目でツッコミをすることが多い。一方で水を吸収して巨大化したり、時々脱皮したり、脚がないのに靴を持っていたり、寝るときは狭い場所に挟まっていたりする独特の生態を持ち、ボケ役に回ることもある。また、何かの理由ででじこたちよりも立場が上になったときは調子に乗って生意気な態度をとることもあり、ファンからは「実はこちらが本性なのでは?」と言われることもある。
特技は吹き矢。これ以外に隠し技として「黄色い世界」という領域展開のような能力があり、巨大なレモンや栗きんとんなどがある真っ黄色の世界に閉じ込めて一時的に相手を足止めできる。
名前のメタ的な由来はおそらく「ゲーマーズ」から。2022年時点では、ゲーマーズ全体
・AKIHABARAゲーマーズ本店
のTwitter公式アカウントのアイコンもゲマになっている。
作中では「ゲピタチャのゲ」「マカレンボのマ」から両親によって名付けられたとされている。「ゲピタチャ」と「マカレンボ」の意味は不明。
ちなみに同じ「ゲマ」が名前に入っている「ブラックゲマゲマ団」とは特に関係はなく、(一応)彼らと対立する立場にある。ブラックゲマゲマ団の謎ゲマとの関係はよくわからないが、コミュニケーションはとれるらしい。
遡ると1998年の漫画『げまげま』の第1回
から登場しているが、この時点では顔は普通の向きで、語尾に「~ゲマ」をつけていなかった。第2回から「~ゲマ」をつけるようになり、第4回で上下が反転した。
ゲマの部屋
ソフトクリームの形状をした置物が「ゲマの部屋」としてでじこ・ぷちこの部屋の片隅に置かれている。寝るときはこの中に入っている。
その内部は異次元空間になっており、「風景が上下反転している」「『ゲマの実』なる謎の不味い食べ物があり、食べるとゲマと化す」「内部にはゲマが大量に存在する」など、うっかり入ってしまったでじこ・ぷちこ・うさだを震え上がらせるほど恐ろしい世界が広がっている。
この世界ではゲマは最強であり、ゲマの承諾が無ければ外に出ることはできない。この世界の中に存在する「ゲマの思い出の部屋」を破壊されて怒ったゲマに攻撃が一切効かず、生意気な態度をとるゲマにでじこが屈服しかけたこともあった。
『令和のデ・ジ・キャラット』の12話では部屋がめくれてしまい、作中の現実世界が異世界と化してしまった。
参考動画
ニコニコ動画での扱い
ニコニコ動画では稀に「まち針が刺さったじゃがいも」と呼ばれることもある。2021年に小さなブームとなった「でじこが来たにょ」では下記のような歪んだ一枚絵のみで登場するので、初見だとゲマがキャラクターではなく「まち針が刺さったじゃがいも」のような何らかの物体としか認識できない場合もある。
関連動画
関連静画
関連項目
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