概要
小麦粉を主原料として作られる、お好み焼きの親戚のような韓国料理の一種。
細かく刻んだ魚、肉、野菜などに味付けを施した後に小麦粉をつけて油で焼いたもの。朝鮮王朝の宮中飲食では「ジョニャ」と呼ばれた。
日本では「チジミ」や「チヂミ」で定着しているがこれは韓国南部の方言。
韓国には雨が降るとジョンを食べたくなる人が多発する。理由としては「雨の音がジョンを焼く音を想起させるから」と「雨で買い物に行く気力がない日でも、冷蔵庫にある余った食材で作れるほど手軽だから」という二説が有力。またマッコリとは相性が抜群なのでともに楽しむ人が多い。
生地に食材を混ぜて焼くお好み焼きタイプのほか、食材に粉と卵をつけてから焼くピカタみたいなタイプが存在する。大きさもさまざま。
タレは辛味が付いたものとサッパリしたものの二つのネギダレが定番。
パジョン
ホバクジョン
衣をカリッと焼くことでホバクのジューシーさが際立つ。
セウジョン
あまり焼き色を付けないのが綺麗に仕上げるコツ。
トングランテン
ボリュームがあり腹に溜まる。
キムチジョン
日本人もキムチと薄切りの豚肉の親和性は豚キムチで体感済みだろう。
キムチはなるべく発酵が進んだすっぱいものを使うのがおススメ。まな板ではなくボールに入れ、ハサミで刻もう。
カムジャジョン
カムジャはジャガイモのこと。
すりおろしたジャガイモの後を引く優しい味が特徴的。
ミナリジョン
サッパリとした軽やかな味。
粉は薄めにまぶす方が上手く焼ける。
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