ダメギとは、福本伸行の漫画『アカギ ~闇に降り立った天才~』の登場人物「ニセアカギ(平山幸雄)」のこと。
アニメ版のCVは佐藤銀平。
概要
本名「平山幸雄」。本作の主人公である赤木しげるの替わりに安岡が用意した偽者。抜群の記憶力という非凡な能力を持っており、確率重視の打ち回しで川田組の代打ちとしてそこそこ活躍するが、浦部との戦いで勝負に対する執着心の薄さを突かれ、組長から見切りをつけられてしまう。
その後、鷲巣巌の対戦相手として鷲巣麻雀に参加、それによる失血が原因で死亡。遺棄された彼の死体から鷲巣の悪行が明らかになる。
アカギの命のやり取りを望む発言に反対して必死に言い訳をしたり、鷲巣巌との麻雀で「死にたくなーい!」と叫ぶ(アニメオリジナルの描写)など、その一般人的かつ消極的な行動が本作では特に際立ち、「駄目なアカギ」を略してこう呼ばれるようになったと思われる。
ニコニコ動画ではそのダメっぷりこそが彼の魅力であると理解されている様子。その発言の中でも上記の「死にたくなーい!」や、アニメ9話でアカギと牌めくり勝負の際に発した「ナーイ☆」などがしばしばネタに使われ、字幕職人の心を掴むまでに達している。ヤーメロイド、ツンダメも参照。
Vシネマ版では第2作の『雀魔アカギ』に登場。こちらではアカギが金を巻き上げた工場の先輩から強要された治に、アカギと間違われて刺されるという最期を遂げる。圧倒的に無意味な死・・・!
劇中のダメギの評判
「オレたちの延長線上にいる人間…… 努力すればオレたちでも追いつける つまり…凡夫
勝負師の器としては二流だと思う」
赤木しげるさん
「なるほど……凡夫だ…」
簡単な劇中での軌跡(掲示板>>15より引用、改変)
・初登場時アカギの偽モノとしてインパクトある登場。
・実際に実力はそれなりにあったが本物に「二流」とまで言われるほど。
・「アカギの実力は確率を知ってるから(キリッ」とか的外れなことを言っちゃう。
・自分から喧嘩を吹っかけておいて(もっともアカギの発言も原因だけど)、腕を賭けようといわれると必死で言い訳を始める。
・アカギを「奇跡に酔っ払った馬鹿な男」呼ばわりする。
・ついには本物を呼び捨てにしちゃう。
・浦部戦では原作でもアニメでもナレーターからずっと「ニセアカギ」表記で呼ばれる。
・浦部が手を抜いてた事に気づかない(しかも雑魚呼ばわりする)。
・浦部に負けそうになったとき(実際は浦部はノーテン)に他家がトップになって勝った訳でもないのに安堵。そのせいで賭け金3200万になる(現在の価値に換算すると3億2千万円相当)。
・「新しいタイプの打ち手」と評価してた組長に一気に手の平を返されて「凡夫」呼ばわり(原作では詳しい説明もあり説得力もあるが、アニメではそれらがないため組長が薄情者に見える)。
・アニメではいつの間にか退場させられる(原作では落ち込んでる姿がある)。
・その後入った治が序盤浦部を圧倒してた事から治以下といわれることも。
・ようやく本名が出たと思ったらすでに死体。
・しかもよりによって「死にたくなーい」とか情けない断末魔(アニメ版)。
・原作では1800ccの採血に耐えていたことが判明。
関連動画
関連項目
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