マルタタイガー(けものフレンズ)とは、各種メディアミックス企画「けものフレンズ」に登場するアニマルガール/フレンズ(動物が女の子化した擬人化キャラクター)である。
概要
トラ(アモイトラ)の突然変異種といわれているマルタタイガーのフレンズ。その毛並みは濃い青とも、ロシアンブルーめいたブルーグレーとも言われているが、1901年の中国・福建省を始めとした過去の幾つかの目撃例があるのみであり、アモイトラ自体の稀少性もありトラ界のツチノコのような存在となっている。なお、けもフレ的にはあくまでも幻獣・UMA等ではなくトラの一種という扱いとなっている。
ネクソン版アプリ、プロジェクト版図鑑ともに希少なトラ同士であるゴールデンタビータイガーと交流があるが、その関係性は少々異なる(後述)。
容姿
ネクソン版アプリ
青いショートカットの髪が印象的で、所謂アホ毛付き。前髪には白いメッシュ、後ろ髪には白いグラデーションが入り、それぞれにトラの紋様も入っている。手には青いバラを持つ。瞳の色はエメラルドグリーン。
瑠璃色のジャケット、胸元の黄色のリボン、紺のチェック柄の袖先とスカート、ガーターベルト付きのニーソックスと、全身から高貴で、どこか浮世離れした雰囲気を醸し出す。アニマルガールたらしめている獣耳と尻尾も、鮮やかな青になっている。
新デザイン
髪はブルーグレーとなり、トラの紋様も大きくなった。また、獣耳には虎耳状斑も入りトラ感UP。瞳の色は黄色。眉毛はいわゆる二股眉となっている。
紺色のネクタイを締め、ジャケットやワイシャツを少々着崩しており、きっちりと着ていたアプリ版とは雰囲気はそのままでありながら対照的な印象も。
ネクソン版アプリでの扱い
トラの中でも希少な種、それが私、マルタタイガーだ。ルターと呼んでくれ。奇跡の獅子として、皆に大切にされてきたが、私の内面を見てもらえず辛いときもあった……だが、同じ境遇のルビーと出会い、共に普通の女の子になりたいと願いながらがんばっているよ。
クール属性(青)、レアリティレベル5のフレンズとして登場。コストは400、攻撃タイプは近距離、サイズはL。グループは大型ネコ科の集う「百獣の王の一族」に所属。スキル「ブルーブラッドローズ」は、発動後15秒間、敵全体のATKを25%低下させる。通常攻撃モーション・スキルモーションといずれもバラを用いている。
2015年4月28日のアップデートで追加されたフレンズのひとり。通常のキラキラスカウトで入手可能。4月30日からのGWイベント「伝説のバラとふたりの絆」で特効効果を持つと同時に、同イベントのシナリオの主人公的存在でもある。
愛称はルター。ゴールデンタビータイガーのルビーと共に、普通の女の子になるべく色々と努力している。しかしながらそれ故にちょっとずれていたりする部分もある。
「伝説のバラとふたりの絆」のシナリオでは、ルビーの為に、咲いてから数時間だけ青く輝くという伝説のバラを求めて主人公一行と共にパークを駆ける。その在処を知るというニシツノメドリのパフィンにも協力を仰ぎつつ、青いバラの花畑を目指す。果たしてルターは無事その輝きをルビーに届けることが出来るのか?
浮世離れっぷりはセルリアンの扱いにも現れており、グループクエストにてルビーが蹴鞠を提案したのに対し、ルターに「蹴鞠は優雅すぎる」としてボウリングを提案したりしている。キャラクタークエストでは、パフィンによって「お二人を普通のけものにする」矯正プログラムが行われたものの、ルビーともども個性が加速する結果に終わっている。
けものフレンズプロジェクトでの扱い
皆、私のことを”奇跡の虎”と呼ぶ。その目に私の本当の姿は映ってはいない。そのことを悲しみ、落ち込むこともあった。だけど私に与えられた青き衣は皆の信じる心に答えることができる、尊い贈り物だと気付いた。皆に夢と感動を届けに。金の衣をまとう、かけがえのない友人と共に
けもフレ図鑑より
その身に纏っている衣もまた自身を形作る大切なものだと気付いたと語る彼女。アプリ版でのルターの未来の姿なのか、或いは平行世界や別世代の別人(別個体)なのか、などなど、色々と想像してみるのもよいだろう。
ぱびりおんでの扱い
2020年11月11日のへいげんエリア解放と同時に登場。 けもトークアイコンの背景色は青。
一人称は「私」、他のフレンズのことは「君(きみ)」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
プロフィールは上記のけもフレ図鑑の内容が用いられている。
幻の青いバラを探してパークを捜索しているが、手がかりもないため中々見つからずに難航している。
そんな中でアードウルフからパークの何処かに咲くという「でんせつの花」の話を聞いて
それこそが青いバラのことかもしれない、幻では無いのかもしれないと意気込んでいる。
またそのけもトーク内で「けもの任せじゃダメ」という表現が用いられている。
登場時に追加されたけもトークでビャッコが必要メンバーである珍しいパターンになっている。[1]
大切な友達であるゴールデンタビータイガーと一緒に「普通の子」を目指しているのだが、
本人達は普通にしているつもりでも、ツチノコからは「お前はいつもこう……カッコつけてるよな。」
ニホンオオカミからは「なんかいちいちカッコイイよね、君は。」と言われてしまっている。
なお「ここの子たちはみんな私たちを珍しがったり、特別扱いしたりしない」という認識もあるようだ。
またトラのフレンズたちで「パークの平和を守る活動」をしようという話では
ゴールデンタビータイガーと一緒にへいげん担当を請け負っている。
関連動画
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関連項目
脚注
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