ニホンオオカミ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームを始めとする各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール又はフレンズ(動物が女の子になった擬人化キャラクター)である。
CV:神田朱未(アプリ版)、二宮みお(けもフレ3)
出演:髙松瞳(ステージプロジェクト「けものフレンズ」)
概要
「わたし、好奇心が旺盛で、いろいろ観察しちゃうんだ。あなたのことも、とっても気になる。じっと……。えっ?ストーカーじゃないよ!」
けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用
かつて日本に生息していた動物・ニホンオオカミのフレンズ。古来より知られていたが、生態など不明な部分も多く外見すら定かではないという。大神として信仰されたり、野良イヌとごっちゃにされて山犬とも呼ばれていた。
好奇心が強く、世界に散らばる気になる事を探すのを目的とする元気娘。
興味を持った物事に対してはジっと見つめて観察するクセがある。特に自分のナワバリに入って来た人・フレンズをジーッと観察するのが大好き。対象が移動するのであれば彼女も付いて行って観察を続け、対象がナワバリから出るまで尾行する(安全に送り届けているらしい)。これら特徴はニホンオオカミの「送りオオカミ」伝承がフレンズ化した後も受け継がれたため。
見られる方は常に視線を感じる・尾行されるなど堪ったものではなく、その特徴を指してストーカー呼ばわれされる事もあり、彼女自身も気にしている。本人に悪意は全くなく、ただ気になったからの行動。
場合によっては会話して相手の事をもっと知ろうとする。そのおかげもあってか明るく社交的で人懐っこい。他者とのやり取りでも距離感が近く、好奇心故にグイグイ近づいてくる。抱き付きなどボディスキンシップも多い。絶滅した動物のフレンズであるため「群れ」に強い憧れを抱き(本人が絶滅した事を言及するのはかなり珍しい)、知り合ったフレンズに対して群れに誘っている。褒められたり仲良くなると嬉しくなってじゃれつく。
前述した「送りオオカミ」や「オオカミ=大神、山の神」伝承など自身に伝わる言い伝えはだいたい記憶し理解している。本人も名乗っているが、使いどころを間違えてあらぬ誤解を生むことも。
フレンズ化した現在も嗅覚には自信あり。戦闘でも一緒に戦ったカラカルが一目置くほどの実力。
この概要欄の記載は、主にNEXON版の内容を元にしているため、他のシリーズ作品などでの扱いは多少異なる場合がある。
外見
「絶滅した動物のフレンズの瞳にはハイライトが無い」という法則に従い、彼女の茶色の目にもハイライトは入っていない。
茶色の長袖セーラー服とピンク色のチェック柄スカートを着て、茶色のニーソックスと白色のローファー靴を履いている。首下は白い毛のネックウォーマーを装備。お尻からは茶色の毛で覆われた尻尾が生えている。
髪型はツンツンした茶色のロングヘアーで、髪の先端部分は白色に変色している。瞳の色・形は茶色のツリ目。八重歯持ちキャラでもある。
ゲームでの扱い
パッション属性(赤)のレアリティレベル5(ゲーム中最大レア度)のフレンズとして登場。コストは400・攻撃タイプは近距離・サイズはM。イヌ科捕食動物系フレンズが集まったグループ「オオカミ連盟」に属している。所有スキル「ダブルムーンエコー」はオオカミの遠吠えで敵軍団先頭の1体の攻撃力を30%低下させる。効果持続時間は20秒。
ある日、たまたま散歩していたカラカルの事が気になってジーッと観察していたニホンオオカミ。あげくカラカルに「ヤバいんじゃないの!」と認識されて逃げられたが、逃げた先にセルリアンが現れ「前門のセルリアン、後門のニホンオオカミ」状態になったカラカルを助けた事で関係が発展。
じゃれついたりと距離が近く・うるさい・しつこいニホンオオカミをカラカルは嫌がり、「群れ」に誘われた際もキツい対応を取って拒否したが、しょんぼり落ち込む(あざとい)ニホンオオカミを前にして「群れはムリだけどたまには一緒に遊んであげてもいいわよ」と受け入れる。友達が出来た事に大喜びしてカラカルに抱き付くニホンオオカミ。更にその光景を目撃したサーバルまで抱き付いてきて、カラカルは大困りするのだった。
カラカル曰く「テンションが何処かの誰か(サーバルの事)を思い出す」との事。たしかに元気一杯な声のボリュームや性格など共通する部分は多い。
ぱびりおんでの扱い
「ねえ、私と群れ、作らない?」
2018年8月8日から観察可能になった。けもトークの枠の色は緑。一人称は「わたし」、他のフレンズのことは「あなた」「君(きみ)」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
「パークでたくさん友達が出来たから寂しくない」と言いつつも、ぱびりおんでも群れを作ることには興味があるようで、オオカミの群れであるパックを作ることを発案しており、オオカミに限らず様々なフレンズを勧誘している。
このパックの初期メンバーはニホンオオカミとタイリクオオカミだけだったが、関連けもトークでアードウルフ・インドオオカミ・コヨーテ・セグロジャッカル・ドール・リカオンの加入が確認されており、ツンドラオオカミ・ブチハイエナ・ホッキョクオオカミの勧誘予定を建てたのが時系列上で最後となっている。
これらのフレンズは、全員がNEXON版アプリでのグループ「オオカミ連盟」の所属メンバーであり、その中でぱびりおんに登場している全員が加入者もしくは勧誘予定者として名前があげられていることになる。
またパック関連とは関係ないところで群れごっこのようなものではあるが、ついにカラカルとの「群れ」を作ることに成功している。このけもトークで「気付かれないように後をつけるのは得意。」と言っており、実際サーバルには気づかれていなかったが、カラカルには気づかれていた様子。ただし隠れるのも上手いのか「振り返っても誰もいないし…。」とも言われている。ちなみに別のけもトークでの話ではあるが「仲間を守るのが群れのおきて」らしい。
関連静画
関連お絵カキコ
関連項目
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