ここからは時間外労働です
七海建人(ななみ けんと)とは、漫画『呪術廻戦』の登場人物である。
概要
呪術高専東京校所属のOBであり、一級術師。サラリーマン時代の名残を思わせるスーツ姿と、特徴的な眼鏡、そして七三分けがトレードマーク。真人が映画館で事件を起こした際、虎杖の引率として初登場した。母方の祖父がデンマーク人。パン好きでわりとグルメ。
冷静沈着で真面目な大人オブ大人。真面目すぎるが故に愛想がなく、厳しい一面も見られるが、その実はかなりの後輩想い。褒めも貶しもせず、事実に即し己を律する。
かつては証券会社に勤めていたが、脱サラして呪術師に出戻った。そのため曲者が多い呪術師の中ではかなりしっかりしている。戻ってきた理由については、呪術師も労働もクソであり、より適性のある方を選んだにすぎないと話しているが、実際はさらに複雑な事情がある。高専時代、同級生の灰原の死、先輩の夏油が呪詛師になるなど、様々な絶望を経験をし、半ば逃げるように一般企業へ就職。証券会社では毎日金のことばかり考え、呪いについてなるべく考えないようにしていた。そんな折、行きつけのパン屋で働く女性に憑いていた低級呪霊を祓ったところ、深く感謝される。自身が「やりがい」や「誰かに必要とされること」を求めていることに気づき、呪術師へ出戻ることを決心した。
五条は一年先輩にあたり、信用・信頼しているが、尊敬はしていない。脱サラを決心して初めに連絡したのも五条である。上のやり口は嫌いだが、あくまで規定側の立場。いくつか死線を超えてきた虎杖に対しても、初めて会った際はまだ術師として認めていないと伝えた。虎杖からは「ナナミン」と呼ばれているが、本人はあまり快く思っていない。
後輩を思いやる人柄、呪術師に戻った率直な理由などから、作中一の好人物と評判は高い。作者も女性ファンに対しては「五条ではなく、ナナミンにしろ」と話している。
術式
対象の線分して7:3の点を強制的に弱点にする術式を持つ。線分するのは全長やウィングスパンにとどまらず、頭部、上腕などパーツを対象として指定することも可能。弱点に攻撃を当てればクリティカルヒットとなり、格上の相手にもそれなりのダメージを与えられる。呪力の弱い者なら一刀両断も可能。
また、定時を設定することにより、時間外労働になると呪力が上がる縛りを設けている。
十劃呪法「瓦落瓦落」(とおかくじゅほうがらがら)
壁などにウィークポイントを作って破壊し、対象に呪力を篭める拡張術式。高い質量を持った物体に呪力を付与することで、呪霊にも通用する広範囲・高威力の技となる。攻撃範囲が広いため、自らが巻き込まれるリスクもある。
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