京町セイカの精華町ほのぼの再興記とは、PC版『Fallout4』とその大型modである『Sim Settlements2』を使用した一連の動画シリーズである。投稿者はGraiton氏。
概要
西暦2077年、世界は核の炎に包まれた。それからおよそ210年後。冷凍睡眠実験施設であるVault111を出たセイカ=サンは、将来の高額納税者たり得る(はずの)ショーンを追うため、荒れ果てたマサチューセッツ州(コモンウェルス)へと旅立っていく。
『Fallout4』にはメインのクエスト以外に、各地にある入植地を復興、経営するという要素もある。だがそれは、お世辞にも使いやすいシステムとは言い難かった。それを解消してくれるのが『Sim Settlements』並びにその後継の『Sim Settlements2(以下、SS2)』である。SS2では基本となる2×2のブロックを入植地に置いていくと、あとは入植者達が勝手にそこに家を建て、畑を作り、工場を建設して自分達に必要なものを調達していく。最初は居住区画、農業区画、工業区画といった基本的なブロックしか置けないが、クエストを進めるごとに軍事区画、公共区画など、よりバラエティに富んだブロックが置けるようになる。更には、市長を任命することでブロックの設置すらも委任することが可能(市長になれるのは、プレイヤーのコンパニオンや一部の名有り入植者に限られる)。
精華町町役場職員。あの手この手でVault-Tec社に働きかけ、サンクチュアリにVault111を誘致したが、その直後にまさかの本当の核戦争が勃発、そのままVault111内で210年間冷凍睡眠させられることになる。その間、高額納税者であるネイトが侵入者に撃ち殺され、彼の息子であるショーンが誘拐される場面を目撃することとなる。ショーンもまた将来高額納税者になり得るだろうという目論みの元、セイカ=サンはショーンを追うためコモンウェルスを旅することとなる。ここで注意したいのが、セイカ=サン≠ノーラ(ネイトの奥さん)だということ。あくまでセイカ=サンの目的は精華町の将来を担うショーンを追うことであって、ネイトやノーラのように親子の情によるものではない。
元々は、セイカ=サンにクエストを進めさせるために出てきた(?)ニンジャ。ニンジャ名はディクソン(?)。しかし、登場直後にポンコツなところを見せたり、最初はドネートがなければ協力しないと言っていたのに、そのうちセイカ=サンにほだされて無償で働くことになったりと、どこか抜けた感じを漂わせる比較的邪悪ではないニンジャ。とは言え、ニンジャはニンジャでありセイカ=サンにハートキャッチ(物理)で恐怖を植え付けたりすることもある。また、本人は違うと言っているが、時折レズのサディストと化し、セイカ=サンに蚊柱を立てたりすることもある。
SS2 Chapter1より登場。このmodの案内役。セイカ=サンが募集ビーコン(入植者を募集する装置)を設置すると耳ざとく聞きつけてやってくる。彼はコンコードのハードウェアストアに拠点を置き、ASAMというRobco社が戦前に開発した一種のDIYセンサーをくれる。これを利用することでセイカ=サンは多大な労力なく入植地の経営が可能となる。もちろん、ジェイク=サンもただ善意でASAMを配って歩いているわけではなく、そこには深い事情があるのだが、それは後に明らかとなる。ちなみに彼をジェイコブと呼ぶのは後に登場するルーペだけである。
エイデン・マクタビッシュ
SS2 Chapter1より登場。元ミニッツメンで、ガンナーを妨害し、殺害することに命をかけている。恐らくクインシーの虐殺関連で何かあったのだと思われるが、劇中でそれが明らかにされることはないようだ。初登場時からジェイクとは互いに反りが合わないようで、お互いに反発し合っている……とはいえ、さすがに付き合いが長くなるとそれぞれを認めざるを得ないようだ。ちなみに、ガンナー殺害ランキングではエイデンが一位、セイカ=サンが二位である(劇中のガンナーの台詞より)。それにしてもどこかで聞いたことのあるファミリーネームだが、イギリス人もしくはイギリスからの移民の子孫なのだろうか?
ルーペ
SS2 Chapter2より登場。ジェイクの古い友人。クインシーに住んでいたが、ガンナーによるクインシーの虐殺で死んだと思われていた。実際には捕虜となり、その後ガンナーの雇われ技術者となっていた。Chapter2序盤でジェイク=サンがVault75から解放された後、仲間に加わる。
他にも、SS2には魅力的なNPCが多数登場する。また、SS2はクエストを進めていくと後にはGNN(ガンナープラザ)を占拠して自分達の本部として改築、発展させたり、部下を率いてガンナーとの戦争を行ったりなどの要素が追加されていく。
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