トンネルのむこうは、不思議の町でした。
『千と千尋の神隠し』とは、2001年に公開されたスタジオジブリの長編アニメーション映画作品である。
概要
この作品は、武器を振り回したり、超能力の力くらべこそないが、冒険ものがたりというべき作品である。冒険とはいっても、正邪の対決が主題ではなく、善人も悪人もみな混じり合って存在する世の中ともいうべき中へ投げ込まれ、修行し、友愛と献身を学び、知恵を発揮して生還する少女のものがたりになるはずだ。彼女は切り抜け、体をかわし、ひとまずは元の日常に帰って来るのだが、世の中が消滅しないと同じに、それは悪を滅ぼしたからではなく、彼女が生きる力を獲得した結果なのである。 ー宮崎駿
監督は宮崎駿。ごく普通の女の子(一説にはブサとも)な千尋が両親と引越し中の車に乗っていた。
そこでトンネルを発見した両親は興味本位で探検していく。トンネルを潜った先には寂れた町があった。そこで千尋たちは奇妙な体験をすることになるが・・・・・・。
前作のもののけ姫の影響もあり、『明治天皇と日露大戦争』(1957年、新東宝制作・配給)の持つ動員数2200万人という記録を約44年ぶりに塗り替える2300万人もの動員に成功、当時としては興行収入日本一の304億円(再上映含めると316.8億円)という大ヒット映画作品となった[1]。国内の賞レースではブルーリボン賞、毎日映画コンクール等で作品賞を受賞、また日本での受賞はもとより、世界三大映画祭であるドイツのベルリン国際映画祭で金熊賞、アメリカでの名誉であるアカデミー賞で長編アニメ映画賞を受賞するなど、輝かしい記録を持っている。2003年に金曜ロードショーでテレビ初放映時には平均視聴率46.9%(関東地区)を記録した。
なお、当時発売されたDVDとVHS(売上が550万本)の本編の映像全体がなぜか赤みがかった色調だった為、ニュースとなり大問題となった。
一説には宮崎駿が赤いニコニコ動画の関係者だと言う噂もある。うわやめろはなせなにをすr
###この記事は粛清されました###
しかし、2014年に発売されたBD版では問題になっていた赤みが取れ、元々の色調を見ながらストーリーを楽しむことができる。
主なキャラクター
荻野千尋 (声:柊瑠美)関連動画
脚注
- *2021年現在は『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』が観客動員・興行収入を共に上回っている(上映中のため数値は記事参照)。
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