基本データ
- 面積……554.63km²
- 総人口……42,278人(推計人口、2024年2月1日)
- 人口密度……76.2人/km²
- 隣接自治体……会津若松市、耶麻郡北塩原村、西会津町、磐梯町、河沼郡会津坂下町、湯川村、米沢市、西置賜郡飯豊町、小国町、新発田市、東蒲原郡阿賀町
- 市の木……飯豊スギ
- 市の花……ひめさゆり
- 市の鳥……セキレイ
- 市の魚……イトヨ
- 市の昆虫……ホタル
概要
福島県の市では最西端に位置する、水が豊富な会津盆地にある街。
江戸時代、会津藩内の北部にあることから「北方」と呼ばれたことが地名の由来。1875年(明治8年)に5つの村を合併して町制を施行した際に縁起の良さから現在の漢字に変更された。
南にある会津若松市同様、古い町並みを多く残す。
日本三大ラーメンの1つに数えられる喜多方ラーメン発祥の地で、明治時代から大正時代に建てられた酒蔵や米蔵が多数現存していることから「蔵とラーメンのまち」を名乗り、多くの観光客が訪れる。
江戸時代は物資の集積地として栄え、更に会津若松城下と米沢を結ぶ街道筋であった。
米作りやトマト、ソバの栽培を始めとする農業が盛ん。また、飯豊山から流れ出る雪解け水を利用し酒や味噌が造られている。
中心となる駅の喜多方駅は、福島県の郡山と新潟市内を結ぶ磐越西線の駅。
喜多方市は教育特区の制度を利用し、全ての市立小学校に教科として農業科を取り入れるなど農業の教育に熱心に取り組んでいる。農作業の実体験を通し、豊かな心や社交性、主体性の育成を図るのが目的らしい。
代表的な郷土料理は当然「喜多方ラーメン」。太いちぢれ麺が特徴で、スープは基本的に醤油ベース。地元民からは「支那そば」と呼ばれることも多い。[1]ちなみに「喜多方ラーメン」の記事はこの記事の13年前に作成されている。
主な観光スポット・名所
- 喜多方市小田付重要伝統的建造物群保存地区……安土桃山時代にできた小田付地区の町並み。
- 若菜農園……ブドウ狩りが楽しめる農園。菜種油の製造販売も受け付けている。
- 会津喜多方ラーメン館……様々な種類の喜多方ラーメンが食べられ、お土産も豊富に揃えてあるラーメンのテーマパーク。
伝統工芸品
- 会津桐下駄……桐製の木目が美しく割れにくい下駄。江戸時代に会津藩の藩主だった保科正之が桐の植林を進めたことで桐を使った下駄づくりが活発に行われるようになった。
- 雄国の根まがり竹細工……雄国山の標高1000m以上の高地に自生するネマガリダケを使用した編み細工。
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
脚注
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