この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
如月ショックとは、アニメ艦隊これくしょん~艦これ~第三話で起こった悲劇である。
概要
アニメ艦これは「戦闘三割、日常七割」と言われていたため、(賛否はともかく)可愛い艦娘たちがほのぼの遊んで、たまに胸熱バトル的なアニメを想像した提督(視聴者)がほとんどであった。実際アニメ二話まではその通りに展開していたのだが…
嫌な予感は三話放映前からちらほら垣間見えており、如月のイラストを担当した草田草太氏もアニメ開始前に「アニメ第3話くらいで如月が沈まないのを祈りつつアニメを見ます」と発言している。
予感が確信に変わり始めたのは二話で行われた三話の次回予告であった。三話のサブタイトルは「W島攻略作戦!」。もし「W島」=「ウェーク島」であり、このアニメが史実準拠で展開するなら如月の轟沈はほぼ確定的となる。如月を愛する提督たちが祈りながら迎えた第三話。初っ端からベタベタすぎるほどの死亡フラグを乱立する睦月・如月に冷や冷やしたものの、辛くもW島攻略作戦自体は無事終了したのであった。
そのまま終わってくれればよかったのに…→如月ちゃんを救い隊
三話終了後の反響は大きく、Twitterのトレンドは一時的に如月轟沈関連一色となった。この事件で問題になったのは今後のアニメの方向性である。もし今後も史実に沿ったストーリー展開になった場合、ほとんどの艦娘は助からない。ご存じの通り、この作品は主に太平洋戦争時代の艦船を擬人化しており、その多くは何らかの理由で轟沈している。このままいけば当然主人公の吹雪も戦死である。
だが、このような心配は杞憂に終わった。この後轟沈する艦娘はなく、物語はラストを迎えたのである。
それだけならよかったのに・・・
事態はさらに斜め上を行くことになった。詳細を知りたい貴方はこちらをごろうじろ。→艦これアニメ被害者の会
そして、期待されていた如月の復活と救済については、最終回に彼女の髪飾りが海面に浮くという描写があっただけで、ほとんど投げっぱなしとなってしまった。かくして、如月提督、つまり如月を愛する提督や艦これファンは悶々と、かつ鬱々とした日々を過ごすことになったのである。後にブラウザゲーム本編において、如月の改ニ実装が睦月とともに行われたが、まるでアニメでの扱いを詫びるかのようなタイミングであった。
ようやく訪れた救済…?
艦これアニメの終了から実に1年半、2016年11月に劇場版「艦これ」が公開された。公開前の予告などでは特に如月の運命に関して言及はなく、如月提督の望みは絶たれたかに思われた。
しかし、救済はあったのである。
劇場でご覧になった方はもうご存知かと思うが、未見の方は2017年8月に発売されたBlu-ray及びDVDで確認しよう。
だけど、それはほんとかな →艦これアニメ被害者の会、如月の項を参照
あれで本当に救済だったのか…あのショックを癒すに値するものだったのか…依然疑問は残っている。
関連動画
関連静画
関連項目
- 艦隊これくしょん~艦これ~
- 艦隊これくしょん -艦これ-(アニメ)
- 劇場版 艦これ
- 如月(艦これ)
- 睦月(艦これ)
- 艦娘たちの戦後
- ウェーク島攻略作戦
- 如月ちゃんを救い隊
- 艦これアニメ被害者の会
- 泣ける艦これ
- 帰ろう、帰ればまた来られるから
- どうあがいても絶望
- どうせみんないなくなる
- 巴マミ(3話の悲劇つながり)
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