目指せ!最強チームとは、ゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」で行われるイベントの一つである。
概要
自分の殿堂入りウマ娘から任意の一人を選択した「キャプテン」と、チームメンバーとなる6人のウマ娘を合わせた7人チームで他のトレーナーのチームと対戦し、勝利(自チームの誰かが1着)するともらえるポイントで相手チームのウマ娘をスカウト(元チームからいなくなるわけではなく、コピーを借りるようなもの)し、最強チームを目指すというもの。
レースは自チームと相手チームの全員が出走する7vs7の14人立てで行われ、レース場・距離・天候・バ場状態などのレース条件は3レースごとにランダムで変更される。
相手チームからウマ娘をスカウトする場合はポイントを消費するが、基本的にスカウトしようとするウマ娘の評価ランクが高いほどより多くのポイントが必要になる。なお、「スカウトしない」という選択もできるため、ポイントが足りないからと言って詰むことはなく、より強いウマ娘のスカウトに備えてポイントを温存しておくこともできる。
スカウトは1戦につき1人までで、スカウトしたウマ娘で自チームのメンバーを置き換える形となる。このため、一度チームからいなくなったウマ娘をチームに再び加えるには、再び同一のウマ娘が所属しているチームと対戦し、再度スカウトする必要がある。
自チームの評価点・チームランクが上がるに連れて対戦相手の候補も高いチームランクになり、高いチームランクの相手に勝つほど多くのポイントが貰えるため、序盤のチームランク上げさえ乗り切ればあとは自然と比較的容易に誰でもスカウトできるような状態になっていく。
メインのイベント報酬は一定のチーム評価点に到達することで上がる「チームランク」の達成が獲得条件となっている。
イベント開始時のチームメンバーは全トレーナー同一のモブウマ娘が配属されており、イベント開始直後に対戦する場合は基本的に相手チームのキャプテンをスカウトすることになるが、どんどん各チームからスカウトされた強力なウマ娘の分身が多くのチームに在籍することとなるため、時間が経つほど対戦相手を何度リロードしても人気の高い強力な同じウマ娘が在籍している事が多くなる。
他トレーナーのチームとの対戦要素はあるものの、あくまでメインは他チームからのスカウトであり、目覚まし時計でのコンティニューが無制限にできる上、1回毎に基礎ステータスが加算されていき、基本的にはどんな相手にも最終的に必ず勝てるようになっている。(レース条件がコロコロ変わるので、うっかり特定の距離や芝/ダートの適性でチームに空白ができているとどれだけコンティニューしても勝ち目がない状況に陥る可能性はある。[1]このため、最低限すべての距離で最低一人は真っ当に走れるメンバーを確保しておく必要がある。)
また、「ウマ娘名簿」と「チームスキル」というシステムがあり、「ウマ娘名簿」では、チームに育成実装済ウマ娘が参加(キャプテン含む)するごとに名簿に登録され、各ウマ娘ごとに設定されている基礎ステータスがチーム全員のレース時のステータスに加算され、チーム評価点にも反映される他、名簿登録数が一定数になるとレース勝利時の獲得ptにボーナスが付く。「チームスキル」は、芝4距離区分+ダートの全5種で、各カテゴリを主戦場とする特定の2人のウマ娘(開催ごとに対象者は変更)が同時にチームにいる状態で勝利すると、イベント中当該カテゴリのレース時に発動する緑スキルが獲得できる。
特にウマ娘名簿によるボーナスステータス効果で、早い段階でメイン報酬をすべて回収することができるため、それ以降は趣味に走るチームづくりを楽しみやすい。
(まだ自分がガチャやピースによる開放などで獲得していないウマ娘を集める、初期メンバーのモブウマ娘を残しているトレーナーのところから再スカウトしてきてモブウマ娘チームを再結成する、適正魔改造軍団を集める、自分が好きなウマ娘を集める、関係の深いウマ娘を集める…など)
また、このイベントでは初期メンバーに選ばれた6人に限られるが、入れ替えメンバー選択画面で育成開始時のウマ娘選択と同様に、正面からのモブウマ娘の3Dモデルでの表情を見ることができる。通常、モブウマ娘たちはレース時のパドック及びレース中のカメラでしか見ることができず、パドックでもそれぞれ規定のポーズを取っているため、彼女たちの真正面を向いた状態の3Dモデルをじっくり見ることができるのは本当に貴重。とある新米トレーナーはここで改めてブリッジコンプをじっくり見てモブウマ娘の良さに開眼し、パドックで気になるモブウマ娘のスクショ撮るマンと化したとか。
目指せ!最弱チーム
イベント名および概要の通り、本来は最強チームを目指すこのイベントだが、第3回までは真逆の行為となる「評価ランクGの最弱ウマ娘をスカウトする」「そのための最弱ウマ娘を用意しておく」といった行為が常態化していた。
というのも、「ウマ娘名簿」への登録で基礎ステータスに補正がつき、更に獲得ptのボーナスも増えることから、先にスカウトに必要なポイントが低く[2]確実に獲得できるGランクのウマ娘で名簿を埋めてポイントの獲得量とチーム評価点にも反映されるステータスボーナスを増やしつつ、獲得できるポイントとスカウトで消費するポイントの差で少しづつ貯金してからチームランクを上げる、という地固めプレイスタイルが実際に効率的であったためだった。
このイベントではスカウトされた回数の多いウマ娘のランキングが公開されているが、このようなGランク集めが盛んに行われた結果、特にイベント期間前半は本来の趣旨とはかけ離れたGランクウマ娘がランキングを埋め尽くしていた。
このようなことから、一部では「目指せ!最弱チーム」などと呼ばれることもあったが、運営がこの事態を重く見たのか、2023年11月に開催された第4回では、なんと評価ランクUGからGまでのスカウトに必要なポイントが一律1000ptにまで引き上げられたため、あえてGランクのウマ娘をスカウトする意義はかなり薄くなった。(あえてGランクをとっても当然チーム評価点が上がらず、対戦相手のランクも上がらないので1戦100ptしか貰えないのに1000pt払うと900ptの損であり、それを繰り返していると回収に時間が掛かるため)
しかし、未だにイベント初日~前半にGランクウマ娘がランキングを埋め尽くす光景は変わっておらず、トレーナーの意識改革には時間がかかりそうだ。
なお、チームランク報酬を取りきった後については、概要でも触れたように「名簿登録をコンプリートしたい」「モブウマ娘を再びチームに加えたい」「評価点は度外視で自分が好きなウマ娘を集めたい」「関係の深いウマ娘のチームを作りたい」などの理由から、意図的にランクを下げていくこともある。(それにしても少なくともGランクを意図的に用意してキャプテンにして出回らせたりスカウトする側が採用したりする理由はまずないと言えるが)
特に、モブウマ娘を再度チームに加える場合、対戦相手が現在のチーム評価点を基準にある程度近い評価点のチームが候補として表示されるため、意図的にチームメンバーのランクを下げないとそもそもモブウマ娘がチームに残っているチームと出会うことができない。(2023年11月の第4回時点での環境では、モブウマ娘の評価点が3000点台であるのに対して、最高チームランクのSSに到達するにはUE~UDのウマ娘を揃えることになり、平均3万点以上の評価点が必要になってくるため、少なくとも2万点以上の差が生じる。これほどの差があるとどうやっても対戦候補として表示されない)
また、特定のウマ娘を探している場合も、自分のチームランク・評価点が高い状態だと、どちらかというと対戦相手候補として表示される範囲内のチームにはいわゆる「強キャラ」が集まっていることが多いため、そのままではお目当てのウマ娘をいつまで経っても見つけられないケースも少なくない。そのため、一旦チーム評価点を下げてチームに加えたいウマ娘を見つけてスカウトしてから、同じウマ娘のより強い個体を探す、といったパターンが存在する。
結果発表演出
2023年8月開催の第3回から、「結果発表演出」がイベント終了後に流れるようになった。これは、イベント終了時点のチームメンバーの紹介(名前・評価ランク・所属チーム(このイベントではトレーナー名))とチーム評価点・チームランク、イベント中の勝利回数がまとめられた約30秒のムービーとなっている。
具体的な構成としては、7人が走っている様子をほぼ真上からドローン撮影したような映像をバックにイベントタイトルロゴ→キャプテンを正面から→チームメンバーのうち3人を斜めから→その3人を個別に→残りの3人を斜めから→個別→最終直線で最後方から真ん中をカメラが抜いて行きそのまま空を向く→カメラが逆(前方から)になりキャプテンが大写しになる→ゴール後ターフの上で斜め上からの画角でパドックポーズ(調子普通)で全員並んだカットで画面下部にチーム評価点・チームランク、イベント中の勝利回数の表示、となる。
チームメンバーの紹介では最終的に作り上げた最強チーム、あるいは自分が好きなウマ娘を集めたドリームチームの面々が走る姿を全員分アップで見ることができるため、レースとは全く違った「良さ」を存分に味わうことができる。
モブウマ娘
概要でも触れた通り、イベント開始時には全チームに同一の6人のモブウマ娘が初期メンバーとして配属される。この初期メンバー構成は、全距離/バ場の最低限の適性を確保した組み合わせになっており、開催予定のレースに対応するウマ娘がいないチームを対戦相手に選び、自チームキャプテンも適性外にすることでモブウマ娘を勝たせるチャンスが出てくる。[3]
スカウトレースではウイニングライブは発生しないため、モブウマ娘が勝利したとしてもライブを見ることはできないが、激走を見せるモブウマ娘のスクショ等を撮るのには絶好の舞台と言えるだろう。
また、結果発表演出において、イベント終了時にチームに入ってさえいれば、何ら問題なく、何の差もなくチームの一員としてネームドウマ娘と同様に紹介演出に加えることができるため、普段は仮に重課金兵であろうとも自チームとして扱うことのできないモブウマ娘たちを自チームのメンバーとしてしっかりスポットを当てた映像が見られるのも楽しい。
モブウマ娘界隈では、最終的に初期メンバーを全員集めてイベント終了を迎え、このような結果発表演出を作り上げるトレーナーも。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/mobuuma/status/1730157991150936524
関連動画
関連項目
- ウマ娘 プリティーダービー
- モブウマ娘
- ブリッジコンプ(ウマ娘) ...初期メンバー枠。第1回から登場しており、6人中4人が入れ替えとなった第2回でも続投、皆勤となっている。(もう一人の皆勤組はデュオジャヌイヤ(現時点でニコ百記事なし)
- バイトアルヒクマ(ウマ娘)
- エキサイトスタッフ(ウマ娘)
- ドカドカ(ウマ娘) ...初期メンバー枠。第2回で初期メンバーの入れ替えによって彼女らが加入後、2023年11月の第4回時点で全員が続投している。(もう一人の第2回以降登場組はネプチュネス(現時点でニコ百記事なし)
脚注
- *キャプテンは出走中でない限りいつでも変更できるので「チーム全員が適正なし」というのはそう滅多にないが、レース条件変更をまたいだときに適正のあるキャプテンに変更するのを忘れてしまったりする場合などがある
- *初期のチームランクF対Fでは獲得できるポイントが100ptであるのに対し、Gランクキャラの獲得には10ptまたは100pt必要だった
- *基本的に、育成中のレースにしろルームマッチ等にしろ、特定のモブウマ娘が勝てる状況を作れる場面はほとんどない。育成中のウマ娘を意図的に弱く仕上げてメイクデビューや未勝利戦を走ってモブウマ娘を勝たせること自体はできても、狙った一人を意図的に勝たせることはまず不可能である。
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- ウマ娘公式G1イラスト
- ウマ娘の楽曲一覧
- バ(ウマ娘)
- 没ウマ娘
- 勝負服(ウマ娘)
- ウイニングライブ
- ウマ娘のグループ・カップリングの一覧
- ウマ娘レースBGM
- 海外版ウマ娘
- チャンピオンズミーティング
- 寮(ウマ娘)
- ウマ娘の誕生日
- リーグオブヒーローズ
- ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!
- ウマ娘の登場人物
▶もっと見る
- 1
- 0pt