ウマ娘公式G1イラスト とは、Cygamesによるメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の公式Twitterアカウントで公開されているイラスト群である。
概要
2018年5月より、中央競馬G1レース開催日にて、そのレースに過去優勝もしくは出走経験のある競走馬のウマ娘や、産駒など何らかの関係のあるウマ娘のイラストが公式Twitter上で公開されている。
2020年5月の天皇賞(春)からは同アカウント上で、従来の形式に代わってウマ娘のSDキャライラスト[1]が掲載されている。これまでと同様に当該レースと関連する競走馬のウマ娘が登場するが、それまでのイラストがウマ娘1人だったのに対し、毎回複数のウマ娘が登場している。
イラストを掲載するツイートの本文は「#ウマ娘」のハッシュタグのみであり、最初の1枚の投稿時に開始の告知も無ければ、SDキャラのイラストに切り替わった際も特に発表は無い。飾り気のない淡々としたツイートとなっている。
2021年4月11日(桜花賞)以降は、アプリ版でG1記念プレゼントが行われるようになり、その内容が併せてツイートされるようになった。
2022年5月5日(かしわ記念)以降は、地方交流Jpn1/G1レースも対象となった。
ウマ娘イラスト一覧
優勝のない競走馬については最高成績、または特記事項を記載する。
2018年
2019年
2020年
2020年 | |||
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レース名 | 開催日 | イラスト (史実の出走・優勝年 / 鞍上) |
優勝馬 (鞍上) |
フェブラリーステークス | 2月23日 | ビコーペガサス (1997年4着 / 武豊) |
モズアスコット (クリストフ・ルメール) |
高松宮記念 | 3月29日 | カレンチャン (2012年 / 池添謙一) |
モズスーパーフレア (松若風馬) |
大阪杯 | 4月5日 | マチカネフクキタル (1999年2着 / 佐藤哲三)※6※13 |
ラッキーライラック (ミルコ・デムーロ) |
桜花賞 | 4月12日 | ユキノビジン (1993年2着 / 安田富男)※14 |
デアリングタクト (松山弘平) |
皐月賞 | 4月19日 | セイウンスカイ (1998年 / 横山典弘) |
コントレイル (福永祐一) |
備考
- 2着入線だが降着。
- ウマ娘のモチーフになったチャンピオンズカップ優勝馬がいない。
- 当時のレース名「阪神3歳牝馬ステークス」
- 当時のレース名「朝日杯3歳ステークス」。マルゼンスキーの優勝はグレード制施行前。
- 当時のグレードはGⅢ。レース名「ラジオたんぱ杯3歳ステークス」
- 当時のグレードはGⅡ。レース名「産経大阪杯」
- コイウタ(2007年 / 松岡正海)、エイジアンウインズ(2008年 / 藤田伸二)、ストレイトガール(2015年・2016年連覇 / いずれも戸崎圭太)
- ウマ娘のモチーフになったヴィクトリアマイル優勝馬がウオッカしかいない。
- 優勝馬はトロットサンダー(横山典弘)
- 父ゴールドアリュールが2002年にチャンピオンズカップの前身ジャパンカップダートに出走。
(5着、鞍上:武豊。優勝馬はイーグルカフェ〈ランフランコ・デットーリ〉)
2019年優勝馬クリソベリルの父もゴールドアリュール(母父エルコンドルパサー)。 - 当時は牡馬混合戦。レース名「阪神3歳ステークス」
- 優勝馬はダイユウサク(1991年 / 熊沢重文)、メジロパーマー(1992年 / 山田泰誠)、トウカイテイオー(1993年 / 田原成貴)
- 優勝馬はサイレントハンター(吉田豊)
- 優勝馬はベガ(武豊)
ウマ娘SDイラスト一覧
2020年
2021年
2022年
2023年
備考
- 半弟ラスカルスズカが2000年に2着(鞍上・武豊。優勝馬はテイエムオペラオー〈和田竜二〉)
- 半妹ブーケフレグランスが、ウオッカが勝利した2009年に10着(鞍上・三浦皇成)
- 但し、イナリワン(1988年 / 宮浦正行)とスマートファルコン(2010年・2011年連覇 / いずれも武豊)は東京大賞典優勝という共通点あり。またスマートファルコンは父が出走経験あり(前述参照)。
- 有馬記念の馬番抽選会と思われるが、3人が持っているものに描かれた数字はそれぞれが史実の有馬記念で優勝した際の馬番である。
- マルゼンスキーは持ち込み馬であったため、当時の規定により日本ダービーをはじめ多くの主要レースに出馬できなかった。そのため、按上の中野渡騎手は、「28頭立ての大外枠でもいい。賞金もいらない。他の馬の邪魔もしない。だからマルゼンスキーを日本ダービーで走らせてくれ。そうすれば、どの馬が一番強いかわかる」と周囲に漏らした。
- 優勝馬はファビラスラフイン(松永幹夫)。第1回秋華賞で一番人気を集めたエアグルーヴは、パドックで客のカメラのフラッシュに驚いて暴れ、その上レース中に右前脚を骨折してしまったために、結果は10着。翌年の6月まで長期休養を余儀なくされた。
- 2021年の菊花賞では、横山武史騎手のタイトルホルダーが3000mという距離を逃げ切って勝利した。これは父横山典弘のセイウンスカイ菊花賞勝利以来の逃げ切り勝ちであった。これで横山親子の菊花賞親子制覇となった。
- いずれも出走していないが、カレンチャンは父クロフネが2001年に前身のジャパンカップダートで優勝(鞍上は武豊)。残りの2人はダート馬繋がりだと思われる。
- ウマ娘では、ゴールドシチーが最古の優勝馬でウオッカが最も新しい優勝馬であるが、ゴールドシチーが勝ったのは阪神JFの前身となった「阪神3歳S」というレースであった。このレースは、3歳(現在の2歳)の牡馬・牝馬がどちらも参加できたレースである。
- メジロブライトが出走したのは、ホープフルSではなくその前身となったラジオたんぱ杯S(G3)である。現在(2021年12月末)までで実装されているメジロ家で、ホープフルSとラジオたんぱ杯Sに出走経験があるのはメジロブライトのみである。
- ツインターボが2022年フェブラリーステークスの応援イラストに登場した理由について、新馬戦をダートで勝っていることと、上山競馬へと転厩してからダートを走っていたことが理由だと思われる。
- マーベラスサンデー及びマチカネフクキタルが出走したレースは大阪杯(G1)ではなく、その前身となった産経大阪杯(G2)である。このレースに出走していないハルウララ、ライスシャワー、タイキシャトルも描かれているのはアオハルメンバーで纏めたためと思われる。
- ファインモーションとヒシアマゾンは、「外国産馬はクラシックに出走できない」という当時の規定により桜花賞に出走できなかった。
- ヤエノムテキとサクラチヨノオーとスーパークリークは、1988年の皐月賞・日本ダービー・菊花賞の三冠を三頭で分け合ったことから、皐月賞に未出走のスーパークリークも描かれている。また、絵の中で三人それぞれが読んでいる本の題名には、「速さで勝つ」「幸運」「母は強し」とあるが、皐月賞は「最も速い馬が勝つ」、日本ダービーは「最も運のある馬が勝つ」、菊花賞は「最も強い馬が勝つ」と言われている文言を想起させる本の題名のため、そこからなぜこの三人が選ばれたのかが窺える。
- 2022年の天皇賞(春)では、横山和生騎手がタイトルホルダーに騎乗し勝利。祖父・富雄、父・典弘と合わせて親子三代天皇賞(春)制覇を達成。父・典弘はウマ娘に登場の史実馬ではサクラローレル・ゴールドシップで天皇賞(春)勝利しており、前年の菊花賞と同様に横山家繋がりのサインとなった。
- JRAのG1以外では初となる。なおこの時点では船橋レース場及びかしわ記念はゲームに実装されていない。コパノリッキーもこのイラストが投稿される前のLIVEで発表されたばかりである。
- エイシンフラッシュはアプリ内での彼女の育成イベント「天道の守護者」で、エアグルーヴと共に「テントウムシ管理の会」に所属していると判明しており、イラストにもテントウムシが描かれているので、その繋がりだと思われる。左下のカチンコの数字は、エアグルーヴのオークス出走時に因んでおり「No.」が馬番、「TAKE」が着順である(「TAKE」は鞍上の武豊騎手とも読めるかもしれない)。右上の原稿用紙の文章は、ウマ娘シンデレラグレイの第59R内の副題とセリフだと思われる。
- 今回のイラストは、イラスト内に「#女子会」というハッシュタグがついているとおり、「モチーフ馬が"牝馬"でスプリンターズステークスを制した馬同士」となっている。
- モデルとなっているのは1991年マイルチャンピオンシップ。イラスト公開後、netkeibaが唐突に「1991年マイルチャンピオンシップのレース結果」をTwitterに投稿したことが少し話題になった。
- 同年のレースにスペシャルウィークは孫世代が4頭(リーチザクラウン産駒のクラウンプライドと母父スペのジュンライトボルト・サンライズホープ・タガノビューティー)、スマートファルコンは産駒のシャマルとオーヴェルニュが出走していた。レース結果もスペの孫がワンツー。
脚注
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- ウマ娘の楽曲一覧
- 勝負服(ウマ娘)
- ウマ娘のグループ・カップリングの一覧
- ウマ娘レースBGM
- 海外版ウマ娘
- チャンピオンズミーティング
- 寮(ウマ娘)
- ウマ娘の誕生日
- リーグオブヒーローズ
- ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!
- 目指せ!最強チーム
- ウマ娘の登場人物
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