石とは、岩石が細かく砕けたもののことである。さらに細かいものが小石、砂。
石は、また以下のことを表す。
- 石(こく) - 尺貫法における体積の単位。斛。
- 石(いし) - トランジスタのこと
- 石(いし) - CPU、GPUのこと
- 石(いし) - 結石、胆石のこと
- 石(いし) - 碁石のこと
- 石(いし) - ソーシャルゲームのゲーム内通貨の事
- 石 - 石見国のこと。石州
- 石 - 八音の一つ。石製の楽器
人名
日本の苗字
「いし」と読む。茨城県高萩市に非常に集中して分布しており、高萩市では珍しい苗字ではない。茨城県日立市十王町伊師発祥とされ、伊師が石に転訛したものとされる。
漢姓
- 石敬瑭(892年 - 942年) - 後晋の初代皇帝
- 石顕(? - ?) - 前漢の宦官
- 石虎(295年 - 349年) - 後趙の第3代皇帝
- 石濤(1642年 - 1707年) - 清初の画家
- 石苞(? - 272年) - 三国時代の魏・晋の武将
- 石勒(274年 - 333年) - 後趙の創建者
架空のキャラクター
漢字として
- 意味
- いし、鉱石、岩、石鍼、石製のもの、石碑、堅い、値打ちがない、重さ、(碩と通じて)大きい、という意味がある。
- 〔説文解字・巻九〕には「山石なり。厂の下に在り。口、象形」とある。
- 字形
- 諸説ある。
- 厂は石磬の象形で石の初文であり、のちに祝器を表す口が加わったとする説、厂は崖・口は岩石で、崖の下に岩石のある象形とする説(〔説文〕)、厂は崖・口は祝器を表す字で、崖に祝器を置いて行う儀礼を表す字とする説(白川静)などがある。
- 音訓
- 音読みはセキ(漢音)、ジャク(呉音)、コク、シャク(慣用音)、訓読みは、いし、いわ。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校1年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 部首
- 石は部首である。石に関連する字が属する。
- 声符
- 石を声符とする漢字に、拓、妬、斫、䄷、跖、碩、鼫などがある。
- 語彙
- 石印・石英・石火・石化・石灰・石棺・石橋・石窟・石経・石工・石人・石像・石苔・石帯・石炭・石柱・石馬・石破天驚・石碑・石筆・石仏・石友・石尤風・石路
異体字
互換文字
関連項目
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